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神戸洋食の伝統と、激しき甘辛カレー。「レードル」(みなと元町)
category - カレー&スパイス・兵庫県
2018/
02/
14カレーの街神戸でも特にカレー密度が高い、みなと元町。
まだまだ、まだまだ、カレーの名店が隠れているんです。


年季の入ったビルの地下にある、甘辛カレーとハンバーグのお店。

「レードル」
前身は、六甲道で創業1971年、「傾いた喫茶店」として知られていた「レードル」。
2008年、約35年の営業に幕を下ろし閉店。

何度かの移転の後、現在の地に落ち着いたそうです。
広々としたオーセンティックバーのような店内。
洋食一筋40年のマスターがお一人でカウンターに立たれています。

メニューは大きく「甘辛カレー」と「洋食」に分かれています。
そして、六甲道以来の名物と言えばハンバーグ。

食前サラダ。
ドレッシングが美味しいですね。

★ハンバーグカレー ¥1000
・チーズトッピング +¥150
この店の2大名物、「甘辛カレー」と「ハンバーグ」を組み合わせた最強の一皿。
カレーは辛さが選べるのですが、デフォルトでも充分辛いらしい・・・
ということで「辛口」をオーダーするかわりに、チーズのせでバランスをとってみました。

カレー自体は、洋食カレーとしては異例なほどサラサラ。
「甘辛カレー」の看板に偽りはなく、食べた直後の甘みと、その後クワーッとくる辛さの落差はかなりのもの。
大阪「インデアンカレー」よりさらに甘く、さらに辛く、そして複雑味のある独自の味わい。
これは他にない美味さですね。
一体、どうやってるんだろう?
思い切って聞いてみたら、「昔は秘密にしてたんだけどね」と前置きしつつ、ヒントを話してくださいました。
カレーの仕込みには、タマネギ、フルーツ、各種スパイスに加え、隠し味としてハチミツ、ココア、福神漬けの汁などを用いているんそう。
ほほー、としか言えません。
そして、ハンバーグ。
これがまたレベル高すぎ。
しっかりとした食感、溢れる肉汁、ブラックペッパーで引き締まった味。
これがフルーティで激辛なカレーとまた合うこと。
凄い美味さですよ。
トッピングしたチーズも、口の中をまろやかにする良き働きをしてくれます。
★カツキーマカレー ¥1050
そしてもう一皿。
こちら先ほどのカレーとはベースから違うキーマ。
サラサラな中に挽き肉の旨みが溶け込んでいます。
しかも甘辛。

そこにカツ。
トンカツじゃありません、老舗洋食店のポークカツレツ。
きめ細かい粉を用い、薄くサクッと仕上げた衣。
脂っこさはなく、ただ肉の旨みだけがカレーと溶け合い、これまた堪らん美味さ。
港町として栄えた背景から、街の洋食屋のレベルが異常に高い神戸。
その迫力に加え、かなり攻めた味で勝負するこの店は、まさに名店。
移転が多く、ネット上での評価蓄積が少ない今、知る人ぞ知る穴場カレーと言えるかもしれません。
●「カレー細胞」Facebookページ
https://www.facebook.com/CurryCell
●twitter「カレー細胞」:@hm_currycell
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まだまだ、まだまだ、カレーの名店が隠れているんです。


年季の入ったビルの地下にある、甘辛カレーとハンバーグのお店。

「レードル」
前身は、六甲道で創業1971年、「傾いた喫茶店」として知られていた「レードル」。
2008年、約35年の営業に幕を下ろし閉店。

何度かの移転の後、現在の地に落ち着いたそうです。
広々としたオーセンティックバーのような店内。
洋食一筋40年のマスターがお一人でカウンターに立たれています。

メニューは大きく「甘辛カレー」と「洋食」に分かれています。
そして、六甲道以来の名物と言えばハンバーグ。

食前サラダ。
ドレッシングが美味しいですね。

★ハンバーグカレー ¥1000
・チーズトッピング +¥150
この店の2大名物、「甘辛カレー」と「ハンバーグ」を組み合わせた最強の一皿。
カレーは辛さが選べるのですが、デフォルトでも充分辛いらしい・・・
ということで「辛口」をオーダーするかわりに、チーズのせでバランスをとってみました。

カレー自体は、洋食カレーとしては異例なほどサラサラ。
「甘辛カレー」の看板に偽りはなく、食べた直後の甘みと、その後クワーッとくる辛さの落差はかなりのもの。
大阪「インデアンカレー」よりさらに甘く、さらに辛く、そして複雑味のある独自の味わい。
これは他にない美味さですね。
一体、どうやってるんだろう?
思い切って聞いてみたら、「昔は秘密にしてたんだけどね」と前置きしつつ、ヒントを話してくださいました。
カレーの仕込みには、タマネギ、フルーツ、各種スパイスに加え、隠し味としてハチミツ、ココア、福神漬けの汁などを用いているんそう。
ほほー、としか言えません。
そして、ハンバーグ。
これがまたレベル高すぎ。
しっかりとした食感、溢れる肉汁、ブラックペッパーで引き締まった味。
これがフルーティで激辛なカレーとまた合うこと。
凄い美味さですよ。
トッピングしたチーズも、口の中をまろやかにする良き働きをしてくれます。

★カツキーマカレー ¥1050
そしてもう一皿。
こちら先ほどのカレーとはベースから違うキーマ。
サラサラな中に挽き肉の旨みが溶け込んでいます。
しかも甘辛。

そこにカツ。
トンカツじゃありません、老舗洋食店のポークカツレツ。
きめ細かい粉を用い、薄くサクッと仕上げた衣。
脂っこさはなく、ただ肉の旨みだけがカレーと溶け合い、これまた堪らん美味さ。
港町として栄えた背景から、街の洋食屋のレベルが異常に高い神戸。
その迫力に加え、かなり攻めた味で勝負するこの店は、まさに名店。
移転が多く、ネット上での評価蓄積が少ない今、知る人ぞ知る穴場カレーと言えるかもしれません。
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