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『Japanese Curry Awards公式サイト2017年受賞店』
2014年、11人のカレーマニアが一堂に会しスタートした「Japanese Curry Awards」。
日本のカレー文化に貢献したカレー店を12店舗選出し、表彰する取組みです。
おいしいカレーが食べたいと思ったとき、何を信じたらいいのかわからない時代です。
グルメ評論家の薦める店もあるし、みんなの採点や投票によるインターネットのランキングもあります。
どれを選択しても、それなりの回答が得られます。店選びに正解はありません。
だとしたら、もっと別の切り口によるカレーガイドがあっていいはずです。
カレー好きのカレー好きによるカレー好きのためのカレーガイド。
カレーを愛してやまない、カレーの食べ歩きに人並みならぬ情熱を注ぎ続けている偏愛家たちが一堂に会して、
“Curry of the Year”を決めるプロジェクトを今年からスタートさせることにしました。
- Japanese Curry Awards実行委員会 水野仁輔 -
第4回となる2017年は、11人の選考委員がノミネート店をリストアップ。
たあぼう (お気に入りのカレー屋さん700)
エスニカン (◆毎日カレー◆と★タイ料理★)
ノリ (うまいものは宵に食え)
しまじろ (カレー401)
カレー細胞 (カレー細胞)
三吉 (三吉カレー日誌 ~あるいはカレーでいっぱいの海~)
ノムコ (NOMCO CURRY MAP)
三嶋達也 (『口癖はカレー』 主宰)
K1郎 (うまから手帖◆旨辛エスニックで行こう!)
TAK (かれおた -curry maniacx-)
みつお (Bicycle & Ethnic 2)
各選考委員のノミネートの後、12月18日東京・渋谷の「ダオタイヤムヤム アジアンテーブルウダガワ」にて本審査会が行われました。
本審査会では、大阪スパイスカレーの全国進出など今年の重要トピックの他、過去3年の受賞傾向も鑑み慎重に議論。
日本カレー文化の奥行きと拡がりに貢献したお店たちが選出されました。
いずれ劣らぬ素晴らしいお店ばかり。
それでは受賞各店の発表です!!
■メインアワード(10店)
▼Aarti(アールティ) (東京・秋葉原)

(写真提供:しまじろ)
開店から8年半、今や秋葉原一番人気のインド料理店として確固たる存在となっている。「毎日食べても飽きないやさしい味わい」がリピーターをつかんでおり、ランチの混雑は日常の風景だ。毎週末3日間限定の「チキンビリヤニ」も評判が良い。ディナー時も貴重な「アルコールが進むインド料理店」でもあり、タンドール系のツマミだけではない引き出しがたくさんある。たとえば、インドスナック(アルティキ、パニプリ、バタダプリ他)もいち早くメニューに取り入れたのもこの店だ。
ヒンディー語が堪能な日本人オーナーの気配りがインド人スタッフにも浸透しており、オぺレーションも素晴らしい。これも繁盛店ならではのものだろう。
(エスニカン)
▼Curry 草枕(東京・新宿三丁目)

(写真提供:三吉)
店主は札幌で「北大カレー部」部長として、スープカレーブームの中で過ごしてきたにも関わらず、スープカレーじゃないお店。
味だけでなく、お店のあり方にも注目。
行列や待ち時間をなくすために広い場所に移転し、作れる従業員を増やして定休日もなくし、お客さんに応える努力をしていることはもっと評価されても良いのではないだろうか。
さらに、このお店のバイトから独立した方がまったく違う方向性のカレーを出すお店をやっているのも店主の懐の深さを感じる。
(三吉)
▼カレーのチャンピオン(石川・野々市 他)

2020年東京五輪、海外観光客へのガイドまで視野に入れるなら、いわゆる「金沢カレー」を推薦したい。ルーツをどの店に置くかは悩ましいが、現在の定番であるカツ載せスタイルに貢献したのは恐らくここ。北陸以外への出店も比較的早かった。
(たあぼう)
▼旧ヤム邸(大阪・谷町六丁目 他)

大阪でもレジェンド店の域に入ってきており、そのオリジナリティーは揺るぎないものとして確立されています。
各店の店長にメニューは委ねられており、オーナーが直接レシピ指導など行わないため、各店とも同じカレーにはならないにも関わらず、そのどれもが「旧ヤム邸のカレー」になるところが凄いところだと思います。
カレーにもインテリアにも「和」のテイストを取り入れた先駆け店だと思いますが、単に「和風」というカテゴリーに収まらないスケールの大きさを常に感じます。
下手すると散らかってしまったりブレてしまうような、異種のコンセンプトやアイデアも、旧ヤム流に変換して首尾一貫するセンスは誰にも真似できないものです。
いよいよ今年は東京に進出し、今後は大阪のスパイスカレーで旋風を巻き起こし、東京カレーシーンに大きな影響を与えていくと思います。
(三嶋)
大阪にて3店舗を展開し、今年7月には東京・下北沢に出店した事もあり、東西のカレー文化の交流を飛躍的に高めた功労者と言えるお店。
大阪スパイスカレーの源流の1つとして、これからも突き進んでいただきたい願いも込めて。
(TAK)
▼Columbia8(コロンビア エイト) (大阪・北浜 他)

スパイスカレー界初のビブグルマン受賞の快挙は特筆すべき功績です。
妥協も迎合もせず、独自のカレー道を突き進んできた歩みが実った結果だと思います。
自信と尊厳を守りつつも、カシミールでカレー道に目覚めたことを公言し、敬愛の念を忘れないところも、店主オギミールのリスペクトに値するところだと思っています。
スパイスカレーを全国に広め、関心を引き寄せることにおいて、レトルトカレー販売とも合わせて、カレー界において今年は著しい功績を納められたと思います。
(三嶋)
レトルト発売、ビブグルマン選出など、今年はクリーンヒット2発!カレーもいいけど、夜のスパイス料理コースもなかなか面白い。
(K1郎)
▼佐藤養助(秋田・湯沢 他)

「タイ風グリーンカレーつけ麺」によって、秋田名物の稲庭うどんとタイカレーの新しい楽しみ方を見せてくれた。「レッドカレーつけうどん」などバリエーションも広がる。ナンプラーの代わりに「しょっつる」を使う点もGood。
(たあぼう)
▼SONA RUPA(ショナ ルパ) (兵庫・三宮)

(写真提供:みつお)
1997年オープン。神戸、いや関西を代表する伝説のシェフ、ビジョン・ムカルジー師が料理長を務める高級インド料理店。関西にインド料理店多しといえども、雰囲気、調理技術、味など、どれをとっても別格である。
(みつお)
ベンガル料理の権威で、その日本語でのバイブルとも言える名著「はじめてのインド・ベンガル料理の著者でもあるビジョン・ムカルジー氏の店。レギュラーメニューは北インド風の料理が多いが、そちらも関西では頭一つ飛び出して旨い。貸切営業ではベンガル料理のコースも組んでくれる。
(K1郎)
▼beet eat(東京・喜多見)

女性オーナーが自ら猟をして、それを調理して出すカレーのお店は他にはないだろうと思う。
マクロビオティックにも造詣が深く、野菜やワインもオーガニックのものにこだわり、かつ美味しい料理を提供しているのは凄いなぁと。
その食材に対するこだわりと確かな調理技術に裏打ちされた魅惑の料理の数々には圧倒されます。
(ノリ)
▼野菜を食べるカレーcamp(東京・代々木)

カレーひと皿に野菜たっぷり1日分の野菜を補えるキャンプスタイルな斬新な発想で話題に。カレーの前にサラダという固定概念は吹き飛んだ。店舗展開で裾野を広げた。
(しまじろ)
NREとのタッグによる鉄道各駅への展開(camp express)や、東京カレー代表としての海外進出など、日本カレー文化の市場拡大に多大な貢献を続けています。
(本審査会)
▼吉田カレー(東京・荻窪)

他のどの国でもない、あくまでも日本のカレーライスを独自進化させるあくなき姿勢。個性的なお店のスタンスと相まって、オンリーワンの存在感はさらに輝きを増しています。
吉田カレーのカレーはあくまでも吉田カレーでありながら、日々進化を遂げていることにも驚き。
鹿児島「伊場カレー」など、その影響は今や東京だけにとどまりません。
(カレー細胞)
行ったことがない、カリー好きでもないフツーの人でも「なんかすごいらしい」という噂を耳にしているというのがすごい。最近ここまでのカリー屋あっただろうか。
(NOMCO)
■新人賞
▼SPICY CURRY 魯珈(東京・大久保)

スパイスの効いたインドカレーと魯肉飯という今までになかった組み合わせでの提供には驚かされた。そしてなにより別々で食べても、あわせて食べても美味しくて、その先に何があるのだろうかと思わされる魅力がある。
(ノリ)
台湾屋台メニューである魯肉飯と薬膳カレーの両軸で瞬く間に東京で話題沸騰に。女性店主自ら暇さえあればカレー屋巡りをする、親近感がもてる人柄。
(しまじろ)
■名誉賞
▼ボンディ(東京・神保町 他)

言わずと知れた「欧風カレー」のパイオニアであり最高峰。
多店舗展開する今も、そのクオリティは落ちることなくなおトップランナーであり続けます。
「プティフアラカンパーニュ」「ペルソナ」「オーベルジーヌ」など「ボンディ系」と呼ばれる名店を多数輩出、食前にジャガイモを出すなどのスタイルも多くの店へと影響を与えています。
(カレー細胞)
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各受賞店には2月頃より随時、Japanese Curry Awards委員会よりメダルをお届けにあがります。
本審査の中で最後まで議論に残ったお店も多くあったのですが、Japanese Curry Awardsは来年も続きます。
引き続き、ご注目くださいませ。
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