ネパール系インド料理店の入れ替わりが激しかったあの場所になんと、本格南インド料理店が誕生!!

「プラバート」
オープンは2017年11月19日。
清澄白河「ナンディニ」の立ち上げにゆかり深い方によるお店です。

ネパール系時代とはうって変わった、洗練された店内。
店内コミュニケーションはオール日本語でOKなのは助かりますね。
ディナーメニューは多彩。
幅広い南インド料理のラインナップに加え、北インド系のカレーも網羅。
「ナンディニ」と共通の料理もたくさん。
目移りしまくっちゃって困りますわ。

★ギーローストドーサ ¥1000
わお、久々に見た三角帽子スタイル!
表面パリッと、程よい酸味で質の高いドーサ。
サンバルとチャトニ2種がついているのですが・・・このチャトニが凄かった。
ココナッツチャトニは濃厚なココナッツ風味に、抜けるような爽やかさ。
トマトチャトニはこれ、ガーリックチャトニとよんでいいよねってな程のガツン系。
いずれも存在感アリアリのチャトニでした。
おかわりしたい。

★ゴッドファーザー ¥550
アルコール6.5%、インド随一のストロングビール。
やっぱり美味い!

★ウディン ワダ ¥850
いわゆる「マサラワダ」は「パリップワダ」。
こちらが多くの店でいう通常のワダです。
油の状態も良く、素晴らしいふんわり仕上げ。
そしてココナッツチャトニおかわりキター!

★レモンチキン ¥900
レモンの酸味たっぷり、カシューナッツたっぷりのチキン。
これはビールと合いますよ。

★アッパム ¥300
スリランカ料理でいうところのアーッパーまたはホッパー、なかなか出してるとこ少ないです。
こちらはポーク海峡を挟んだ北側、南インドバージョン。
仄かに甘く、フワッとやわ肌仕立てでおつまみに。

★マイヤーズ ラムコーク ¥600
はいはい、飲みますよ。
香りが強いジャマイカのラムで作ったラムコーク。
量もたっぷりでお得!
さて、メインのカレーですが・・・ちょっと変化球で攻めてみましょう。

★マトンシチュー ¥1200
★レモンライス ¥900
ええ、南インドのスパイスを用いたクリーミィなシチュー。
日本人的には充分カレーです。
カシューナッツ、ココナッツ、カルダモンにカレーリーフ、北インドカレーに負けないリッチな味わいが魅力。
このまろやかな「カレー」に合わせたのはシャープな酸味のレモンライス。
南インドのレモンライスは単にレモン味のご飯じゃありません。
スパイスで炒めた香ばしさ、レモンの酸味、そしてカシューナッツなどの具材も入った、単品でも楽しめるご飯料理。
マトンシチューとの組み合わせはもちろん、最高。

★ケサリ バース(ケサリバット) ¥400
デザートだって、抜かりはありません。
こちら北インドでいうところのスージーハルワ。
色気あるセモリナの弾力と、程よい甘みが素敵です。

★チャイ
サービスでチャイをいただきました。
しっかりスパイシーで嬉しくなりますね。
そしてさらにサービス。

★バルフィ
インドのお茶うけまで出てきましたよ。
嬉しくて嬉しくて、この店好きになっちゃいます。
「ナンディニ」、そしてそのルーツである「ニルワナム」にも通ずる、仕立ての良い南インド料理の数々。
それもそのはず、当店のシェフ、かつて「ニルワナム」で現「ナンディニ」のシェフたちと親交があった方とのこと。
南阿佐ヶ谷で南インド、それだけでも話題性あるのに、期待をはるかに上回るクオリティ。
今までお店入れ替わりが激しかったこの場所ですが、今度はしっかりと根付きそうですね。
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