そのすさまじい強風は東京にも大きな被害をもたらしています。

電線に倒れ掛かった街路樹。
しかし、雨がやみ青空が広がると、
台風後にできた水溜りになにやら小鳥たちが集まってきました。

水浴びですね。
かなり気持ちよさそうです。

この鳥はパッサー・モンタヌス(Passer montanus)。

つまり、スズメですね(笑)
スズメ
学名:Passer montanus saturatus
全長:15cm
原産地:ユーラシア大陸を中心とする全世界
私たち日本人にとって最も身近な鳥ともいえるスズメ。
しかし、そのスズメのことを私たちはどれくらい知っているでしょうか?
まず、スズメの巣。見たことありますか?
どこにあるんでしょう。
実はスズメの巣は、
瓦屋根の隙間や集合住宅の煙突、換気扇カバーの裏側など、
まず人の手が届かないだけの高さと、
一見見つけることができないような小さい隙間に作られているのです。
普段私たちが暮らしていて見えるところにスズメの巣はありません。
しかし巣材である枯れ草などが地面に散らばっていることから、
その上にスズメの巣があることを知ることはできるようです。
それと、スズメの社会。
実はスズメの社会は年功序列の階級社会なのです。
スズメは年を経るごとに喉の黒色部分が大きくなっていきます。
この喉の黒さがまさに階級章となり、
喉が黒い者から餌取りの優先順位も決まってくるのです。

平和に見えるこの水浴び風景の中でも・・・

年功序列ははっきりしていました。
普通すぎて案外しらないスズメのこと。
次回はもう一つ、スズメの知られざる事実をお伝えしますね。
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