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伊瀬崎パキスタンコミュニティに輝く、怪しげで楽しげな一番星。「マーディナ」(伊勢崎)
category - カレー&スパイス・群馬県
2017/
11/
06日本のパキスタン人コミュニティといえば、埼玉県八潮、千葉県野田、富山県射水、そしてここ、群馬県伊勢崎。

街明かりが決して多くはない伊瀬崎の街に燦然と輝く「伊勢崎モスク」。
この辺りには自動車の部品工場が多く、海外からの労働者を招き入れてきた歴史があり、
その中でムスリムコミュニティが形成されてきたということのようです。

そして、モスクあるところに現地式パキスタン料理店あり。

一見掘っ建て小屋にも見えるこの建物こそ、伊勢崎で最も愛されるパキスタン料理屋さん。

「マーディナ」

日本人の目からするとアヤシサ全開なのですが。

ちょっと入りづらい扉を開けて中へ入れば・・・・

意外に広々とした店内。
奥行きが結構あるんですわ。

(・・・確かに奥へと長い建物でした。)

どっちを向いてもこっちを向いても独特のセンス・・・そうだこれ、「トリックアート美術館」系のセンスだ。



カジュアルなのか本格的なのかわからない雰囲気。
素晴らしいのは、
民族衣装を着て髭を長く伸ばしたパキスタン人紳士と、
部活帰りの日本人学生たちが同じ空間でカレー食ってるってこと。
こんな場所なかなかありません。

トイレの手洗い場には湯沸かし器。

まるで出席簿なメニューブック。


開けばまぁ、リーズナブル。
観光価格などどこ吹く風の庶民日常仕様。

が、ここで気になって気になって困っちゃうのが「丸いナン・長いナン」。




とにかく随所に「丸いナン・長いナン」。
店員さんにオーダーするときも、聞き返されるのは「丸いナン?長いナン?」
「金の斧?銀の斧?」

★(金土日限定)ニハリボーング 丸いナンセット ¥1000
温泉旅館の朝食みたいな盆に乗ってやってきたスペシャリテ。
俯瞰写真だと迫力が全く伝わりませんがこれ、かなりかなりかなり巨大なんです。
ちょっとアングルかえてみましょうか。

殆ど「ギャートルズの肉」。
羊の骨付きすね肉がドカドカッと入ったニハリ、「グッカー」「グットカ」などと呼ばれる料理とほぼ同様です。

ブラックペッパーが効いてスパイシーな肉をホロホロッと食べ放題。
グレービーにはぶった斬られた骨から染み出した髄の旨みがたっぷりたっぷり。
もうね、こんなご馳走肉ないですよ。最高。

そしてこちらが丸いナン。
いわゆるパキスタン式のミルキーテイストなナンですが、かなり大判なうえに2枚セットが基本。
東洋人の胃にはオーバースペック気味なため、テイクアウトも覚悟しておきましょう。

★ハリーム 長いナンセット ¥800
ニハリ、ビリヤニと並ぶパキスタン料理のごちそうといったらやはりこれ。
トロットロの粘度に煮込まれた、いわば肉シチューです。

どれくらい濃厚な仕上がりか、写真からでもおわかりかと。
トロロローンとした舌触りと肉の旨味、そして柑橘の爽やかな香りがなんとも絶妙。
見た目に華やかさは一切ありませんが、口内に広がる多幸感が半端ではありません。
これは名作ですね。

そしてこちらが長いナン。
いわゆるインドのナンに近いのですが、日本でよくあるナンのモチモチ感は一切排除。
パリッと感と香ばしさで押す、タンドリーロティのような仕上がりとなっています。

★チャップリーケバブ ¥500
鞄の中で潰れたハンバーグみたいな微妙ビジュアルですが、こちらラムひき肉を平たく伸ばして焼いた料理。
肉肉しさ全開のおつまみです。
他にも興味深いメニューがたくさんあったのですが、何せ一品一品のボリュームが凄い。
遠方から行くなら、4人以上でシェア、みたいな楽しみ方が良いかもしれませんね。
ただしその場合でも、テイクアウトの準備は忘れずに。
・・・最後にひとつ、ランチ限定の面白いメニューを紹介しておきますね。

「日本初!!日替わりスピードカレー」
「丸いナン2枚と本日のカレーを約1分でお出しします。」
「忙しいあなたにピッタリ!!」
「ワンコインたったの600円」(え?)
タイミング合いましたらこちらも是非。
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街明かりが決して多くはない伊瀬崎の街に燦然と輝く「伊勢崎モスク」。
この辺りには自動車の部品工場が多く、海外からの労働者を招き入れてきた歴史があり、
その中でムスリムコミュニティが形成されてきたということのようです。

そして、モスクあるところに現地式パキスタン料理店あり。

一見掘っ建て小屋にも見えるこの建物こそ、伊勢崎で最も愛されるパキスタン料理屋さん。

「マーディナ」

日本人の目からするとアヤシサ全開なのですが。

ちょっと入りづらい扉を開けて中へ入れば・・・・

意外に広々とした店内。
奥行きが結構あるんですわ。

(・・・確かに奥へと長い建物でした。)

どっちを向いてもこっちを向いても独特のセンス・・・そうだこれ、「トリックアート美術館」系のセンスだ。



カジュアルなのか本格的なのかわからない雰囲気。
素晴らしいのは、
民族衣装を着て髭を長く伸ばしたパキスタン人紳士と、
部活帰りの日本人学生たちが同じ空間でカレー食ってるってこと。
こんな場所なかなかありません。

トイレの手洗い場には湯沸かし器。

まるで出席簿なメニューブック。


開けばまぁ、リーズナブル。
観光価格などどこ吹く風の庶民日常仕様。

が、ここで気になって気になって困っちゃうのが「丸いナン・長いナン」。




とにかく随所に「丸いナン・長いナン」。
店員さんにオーダーするときも、聞き返されるのは「丸いナン?長いナン?」
「金の斧?銀の斧?」

★(金土日限定)ニハリボーング 丸いナンセット ¥1000
温泉旅館の朝食みたいな盆に乗ってやってきたスペシャリテ。
俯瞰写真だと迫力が全く伝わりませんがこれ、かなりかなりかなり巨大なんです。
ちょっとアングルかえてみましょうか。

殆ど「ギャートルズの肉」。
羊の骨付きすね肉がドカドカッと入ったニハリ、「グッカー」「グットカ」などと呼ばれる料理とほぼ同様です。

ブラックペッパーが効いてスパイシーな肉をホロホロッと食べ放題。
グレービーにはぶった斬られた骨から染み出した髄の旨みがたっぷりたっぷり。
もうね、こんなご馳走肉ないですよ。最高。

そしてこちらが丸いナン。
いわゆるパキスタン式のミルキーテイストなナンですが、かなり大判なうえに2枚セットが基本。
東洋人の胃にはオーバースペック気味なため、テイクアウトも覚悟しておきましょう。

★ハリーム 長いナンセット ¥800
ニハリ、ビリヤニと並ぶパキスタン料理のごちそうといったらやはりこれ。
トロットロの粘度に煮込まれた、いわば肉シチューです。

どれくらい濃厚な仕上がりか、写真からでもおわかりかと。
トロロローンとした舌触りと肉の旨味、そして柑橘の爽やかな香りがなんとも絶妙。
見た目に華やかさは一切ありませんが、口内に広がる多幸感が半端ではありません。
これは名作ですね。

そしてこちらが長いナン。
いわゆるインドのナンに近いのですが、日本でよくあるナンのモチモチ感は一切排除。
パリッと感と香ばしさで押す、タンドリーロティのような仕上がりとなっています。

★チャップリーケバブ ¥500
鞄の中で潰れたハンバーグみたいな微妙ビジュアルですが、こちらラムひき肉を平たく伸ばして焼いた料理。
肉肉しさ全開のおつまみです。
他にも興味深いメニューがたくさんあったのですが、何せ一品一品のボリュームが凄い。
遠方から行くなら、4人以上でシェア、みたいな楽しみ方が良いかもしれませんね。
ただしその場合でも、テイクアウトの準備は忘れずに。
・・・最後にひとつ、ランチ限定の面白いメニューを紹介しておきますね。

「日本初!!日替わりスピードカレー」
「丸いナン2枚と本日のカレーを約1分でお出しします。」
「忙しいあなたにピッタリ!!」
「ワンコインたったの600円」(え?)
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