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北信州でまさかのMEALS READY!至福の南インド料理。「モンマルシメ」(牟礼)
category - カレー&スパイス・長野県
2017/
10/
06カレーグルイたちが集まり向かった、夏の長野カレー紀行。
1軒目は長野のだいぶ北のほう、飯綱町にあるこちらのお店へ。

「モンマルシメ」
山あいの住宅街。
青い夏空の下、活き活きとした緑に包まれた建物。
一見ペンションにも見えますが実はここ、南インド・ケララ州のミールスを提供するガチなお店なんです。


北信州で見る「MEALS READY」の看板、とても不思議な気分ですね。

スタイリッシュなのに温もりが感じられる店内。

都心ではありえない贅沢な空間使いが心地よいです。
このまま雑誌の撮影スタジオに使えそう。

実は南インド・ケララ州の中心都市コーチンは古くからの国際貿易港。
神戸のようなハイカラな雰囲気もあったりするんです。
このお店の世界観は、そういう意味でとてもケララ的と言えるかもしれません。

現在ディナー営業はやっていないこのお店、ランチは南インドスタイルの定食「ミールス」。
その日の内容が看板に書かれています。

卓上にはミールスの丁寧な説明と、食べ方ガイド。
・・・この気配り、どこかで見たことありませんか??
そう、実はこの店のご主人である北野さん、
ニッポン南インド料理普及の大功労者である沼尻さんの「ケララの風Ⅱ」で修業していたことがあるんです。
この飯綱町は奥様の故郷で、現在はご夫婦でこの「モンマルシメ」を経営されています。
さ、この日のミールスがやってきましたよ。

★ランチミールス(ドリンク付き) ¥1500
・ダール
・ラッサム
・にんじんのトーレン
・じゃがいもとズッキーニのウラティヤトゥ
・オクラのパチャディ
・サンバル(茄子、オクラ、冬瓜)
・ニガウリのフライ
・梅のアチャール
・ココナッツチャトニー
・パパド
・ライス
あぁ、もう見るだけで美味しいですね。
窓から差し込む自然光に映える緑の陶器、華やかすぎず地味すぎず、抑制された彩りの料理たち。

まず、サンバル。
特筆すべきは具材の大きさ。
土地の野菜をその土地でいただく、美味しい食事の基本をスパイスがぐっと引き立てています。
もうこれだけで、移動距離分の価値はあります。

さらにダール。
これが意外なほどのパンチ。
しっかり効いたニンニクにギー、煮崩れて滑らかになった舌触りがもう堪りません。
長野らしく塩気が効いたゴーヤ、しっかり酸っぱい梅のアチャール、ココナッツが引き立つウラティヤトゥ・・・
それぞれがそれぞれの食材の味を活かしつつ、意外なほどのメリハリを生み出しています。
このお店の雰囲気からして、優しくほわっとした味わいのミールスをイメージしていたのが良い意味で裏切られました。
素直に美味い!!
そして忘れてはならないのがラッサム。
香り高くもシンプルで澄んだラッサムが、それぞれの主張をリセットする澄まし汁のような役割を果たしているんですね。
土地の食材の美味さと、メリハリあるスパイス使い・・・食欲増進効果が半端ではないところに、なんと!
これ全品おかわり自由なんですよね。
ヤバすぎます。
自制心との闘いです。

食後はセットのチャイ。
メリハリあるミールス後に甘めの仕立てが丁度よい感じ。
添えられた自家製の焼き菓子もたまりません。
これだけでも充分すぎる満足・・・なのですが、ここで終われないのがこの店の大変なところ。
実は奥様が作るスイーツも只者ではないんですね。

★プルーンのアーモンドケーキ

★ピーチメルバ
いやもうここ、カフェとしても120%成立してますよね。
ミールス同様、素材のしっかりした味を引き立てる、ビシッとした美味さのスイーツ。
特にピーチメルバの桃は筑摩白鳳という品種を使用、ジュワッとした果汁に夏の長野の魅力が詰まっていました。

場所といい、空間といい、料理といい、とにかく特別なこのお店。
北野さんご夫妻にしか作れない、素敵な世界観を堪能させていただきました。
この日は渋滞もあり、新宿から車で4時間半。
(運転していただいたフクスタグラムさん、ありがとうございます。)
たしかに気軽に行ける場所ではないのですが、周囲には野尻湖など観光の見どころもあり、
カレー行脚にかこつけて小旅行なんてのも楽しいんじゃないでしょうか。
というか、また行きます。
●「カレー細胞」Facebookページ
https://www.facebook.com/CurryCell
●twitter「カレー細胞」:@hm_currycell
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1軒目は長野のだいぶ北のほう、飯綱町にあるこちらのお店へ。

「モンマルシメ」
山あいの住宅街。
青い夏空の下、活き活きとした緑に包まれた建物。
一見ペンションにも見えますが実はここ、南インド・ケララ州のミールスを提供するガチなお店なんです。


北信州で見る「MEALS READY」の看板、とても不思議な気分ですね。

スタイリッシュなのに温もりが感じられる店内。

都心ではありえない贅沢な空間使いが心地よいです。
このまま雑誌の撮影スタジオに使えそう。

実は南インド・ケララ州の中心都市コーチンは古くからの国際貿易港。
神戸のようなハイカラな雰囲気もあったりするんです。
このお店の世界観は、そういう意味でとてもケララ的と言えるかもしれません。

現在ディナー営業はやっていないこのお店、ランチは南インドスタイルの定食「ミールス」。
その日の内容が看板に書かれています。

卓上にはミールスの丁寧な説明と、食べ方ガイド。
・・・この気配り、どこかで見たことありませんか??
そう、実はこの店のご主人である北野さん、
ニッポン南インド料理普及の大功労者である沼尻さんの「ケララの風Ⅱ」で修業していたことがあるんです。
この飯綱町は奥様の故郷で、現在はご夫婦でこの「モンマルシメ」を経営されています。
さ、この日のミールスがやってきましたよ。

★ランチミールス(ドリンク付き) ¥1500
・ダール
・ラッサム
・にんじんのトーレン
・じゃがいもとズッキーニのウラティヤトゥ
・オクラのパチャディ
・サンバル(茄子、オクラ、冬瓜)
・ニガウリのフライ
・梅のアチャール
・ココナッツチャトニー
・パパド
・ライス
あぁ、もう見るだけで美味しいですね。
窓から差し込む自然光に映える緑の陶器、華やかすぎず地味すぎず、抑制された彩りの料理たち。

まず、サンバル。
特筆すべきは具材の大きさ。
土地の野菜をその土地でいただく、美味しい食事の基本をスパイスがぐっと引き立てています。
もうこれだけで、移動距離分の価値はあります。

さらにダール。
これが意外なほどのパンチ。
しっかり効いたニンニクにギー、煮崩れて滑らかになった舌触りがもう堪りません。
長野らしく塩気が効いたゴーヤ、しっかり酸っぱい梅のアチャール、ココナッツが引き立つウラティヤトゥ・・・
それぞれがそれぞれの食材の味を活かしつつ、意外なほどのメリハリを生み出しています。
このお店の雰囲気からして、優しくほわっとした味わいのミールスをイメージしていたのが良い意味で裏切られました。
素直に美味い!!
そして忘れてはならないのがラッサム。
香り高くもシンプルで澄んだラッサムが、それぞれの主張をリセットする澄まし汁のような役割を果たしているんですね。
土地の食材の美味さと、メリハリあるスパイス使い・・・食欲増進効果が半端ではないところに、なんと!
これ全品おかわり自由なんですよね。
ヤバすぎます。
自制心との闘いです。

食後はセットのチャイ。
メリハリあるミールス後に甘めの仕立てが丁度よい感じ。
添えられた自家製の焼き菓子もたまりません。
これだけでも充分すぎる満足・・・なのですが、ここで終われないのがこの店の大変なところ。
実は奥様が作るスイーツも只者ではないんですね。

★プルーンのアーモンドケーキ

★ピーチメルバ
いやもうここ、カフェとしても120%成立してますよね。
ミールス同様、素材のしっかりした味を引き立てる、ビシッとした美味さのスイーツ。
特にピーチメルバの桃は筑摩白鳳という品種を使用、ジュワッとした果汁に夏の長野の魅力が詰まっていました。

場所といい、空間といい、料理といい、とにかく特別なこのお店。
北野さんご夫妻にしか作れない、素敵な世界観を堪能させていただきました。
この日は渋滞もあり、新宿から車で4時間半。
(運転していただいたフクスタグラムさん、ありがとうございます。)
たしかに気軽に行ける場所ではないのですが、周囲には野尻湖など観光の見どころもあり、
カレー行脚にかこつけて小旅行なんてのも楽しいんじゃないでしょうか。
というか、また行きます。
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