大阪スパイスカレーの本丸「旧ヤム邸」、堂々の東京進出!


「旧ヤム邸 シモキタ荘」
2017年7月20日オープン。

老舗玩具店の跡地を改装したハコは、昭和風情たっぷり。

大阪3店舗の中では空堀店に近い雰囲気ですが、よりほっこりしていますね。
ちなみに席と席の間は結構狭いです(笑)
けれどこの空気の中では、「昔の日本人はちっちゃかったんだなぁ」なんて妙な納得感がありますね。
こちらの店長を務めるのは、「旧ヤム邸」のエース格である通称イチさんこと藤田さん。
このたび東京へと引っ越してきました。
さらに「旧ヤム邸」オーナーだいちゃんもオープン支援。
さらにさらにホールを務めるのがなんと「and CURRY」のユキナさんと、満を持しまくった体制!

カレーは3種のバリエーションから2つ選ぶ「あいがけ」か、「全部盛り」かを選択。
いずれにも味変に使える「サラッとカレー」がついてきます。
さらにライスはターメリックライスか玄米かが選択可となっています。
この日のカレーはこんな感じ。

★ぜんぶがけカレー ¥1350
①多層ハーブ香る!ポーク&鮪の夏キーマに辛にが緑豆チャトニ
②ナメコ入り和風鶏キーマにしめじと鶏モモ炒め
③ヤングコーン入りペッパーマトンキーマに白ウリのもろみ味噌マサラがけ
〈サラッとカレー〉牛骨ともみじにセロリをあわせた香辛スープカリ-
おおおおっ!これぞまさに「旧ヤム」のカレー!
キーマを主軸に、季節食材をふんだんに取り入れた独創カレーの競演です。

キーマはキーマでも鮪キーマ、マトンキーマ、鶏キーマでそれぞれ、味や食感、香りの方向性が全く異なりメリハリは抜群。
それでいて、カルダモン、クローブ、カスリメティがガツッと効き、和の質感を感じる個性はまさに「旧ヤム邸」。

いずれも滅茶苦茶美味しかったのですが、やはりオッと思ったのはなめこ。
キーマにその粘りっ気が合うこと合うこと!!

中盤あたりからはミニポットに入った「サラッとカレー」をサッとかけ。
ライス中央部を窪ませ流し込み、崩しながら、周囲のキーマと混ぜ合わせながらいただけば、また旨味と香りがグッと立体的に。
最初から最後までウマウマでいただくことができます。

★ヨギーラッシー ¥750
空堀店にもあったラッシーベースのカクテル。
といってもアルコールは強くなく、ゴクゴクいけちゃいますね。
実は最近いくつかのメディアで取材を受け、2017年のカレートレンドは?という問いに対する私の答えの一つが、
「東西カレー文化の融合」。
それを象徴するエポックメイキングな出来事がこの、「旧ヤム邸」東京進出です。
「噂の大阪スパイスカレーって、いったいどういうものなんだろう?」と興味津々の東京の客に対し、
その実力をちゃんと見せつけることができるはず。
しかもこの下北沢はかつて、北海道スープカレーの代表店「マジックスパイス」が東京発進出に選んだ街でもあります。
多様な食カルチャーの需要度が高いこの街から、大阪カレーのインパクトは、どんどん東京中に広がっていくことでしょう。
現に、開店日から客入りは上々の様子。
8月には「コロンビア8」がS&Bと組んだ、レトルト大阪スパイスカレーの発売も控えており、この流れ、
もうだれにも止めることはできませんよ。
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