
「ココペリカレー」
食材と流通のあり方を本気で突き詰める、異色のスパイスカレー店。

心斎橋、西天満での間借り営業を経て、ついに2016年12月5日、東天満に実店舗オープン!!
鶏肉は大阪・京橋で70年以上続く鶏屋さんの朝びき鶏。
野菜は兵庫県・三田の農家、木内夫妻からの無農薬野菜。
食材を生み出す土地・人、料理を生み出す店・人、そして食べる人を「直接」繋ぐ、
強い意志をもったカレー屋「ココペリカレー」。
その詳細に関しては、心斎橋間借り時代の記事を参照。
⇒『一皿のカレーからはじまる、アナログな革命。「ココペリカレー」』

新しい店舗は、お店のコンセプトに相応しく、ケミカル要素を排したウッドベース。
徹底しています。
年季入るとまた良い味出てきそう。

★三種盛 ¥1250
・三田産無農薬 野菜カレー
・朝締めで新鮮!チキンカレー
・スペシャルハーブキーマ
情熱の赤いプレートに乗って、カレーの登場!!

いや~久しぶりにいただきましたが、やはり食材の美味さが半端じゃないです。
野菜の生命力溢れる濃厚な味。
今しがた走っていたような筋肉感ある鶏の弾力。
まさに生命をいただいている実感があります。
「地球少女アルジュナ」ですね。
インドなど暑い国のスパイス料理といえば、食材の粗悪さをカバーする調理技法という側面がありますが、こちらのカレーはその真逆。
土地の食材をより美味しくいただくアプローチとしてのスパイス使い。
「ココペリカレー」のブレることのないコンセプトはガッツリ健在。
実に美しい味でした。

プロデューサーのチェさんとシェフのコウちゃん、まさにベストコンビ。
けれど、近場のスーパーに安い食材が溢れる今、生産者との直接やり取りを貫くスタンス、かなりの労力が要るのでは?
そんな中、万難を排し、実店舗オープンにまで漕ぎ着けた執念には頭が下がります。
とある映画の一節にこうあります。
「叶わない願いごとなんてない。叶わないのは、まだ願い方が足りないからだ。」
ココペリとはホピ族の豊饒のカミ。
地を肥沃にし、その背中から種を蒔くカミの名こそ、このお店の強い想いなのでしょう。

実店舗化にあたり、なんと夜営業もスタート。
お酒を飲み、カレーを摘みながら、チェさんのアツいトークに身を委ねるのもまた、楽しみではありませんか。
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