北新地と中崎町での間借り営業を経て2016年3月28日、堺筋本町についに実店舗オープン!!

「スパイス料理 ナッラマナム」

まるで寿司割烹のような店内。

座敷席まで。
そうそう確かに「ナッラマナム」はいわゆる「カレー屋」じゃない。
スパイス料理をテーマにした割烹と捉えたほうがより、存分に楽しめるお店なのかもしれません。
内装がそれを静かに伝えてくれます。
さて、「ナッラマナム」最大の話題性といえば、「え!こんなに!?」というほどの品数がズラーっと並ぶ「ゴージャス盛り」なのですが、この日は梯子の4軒目(笑)ということで、素直に基本セットを攻めてみましょう。
・・・って、

充分豪華すぎるんですが!!

★カレー一種プレート(緑の炒り米ポークキーマ) ¥1000
いやもう何が何だか、相変わらず凄い迫力ですね。
左のパクチードサッと乗っているのが緑の炒り米ポークキーマ。
スパイス使いはインド的なのですが、挽肉に炒り米というアイデアがイサーンのラープ的で面白いですね。
そしてその手前にある海老のカレーが出汁出まくりで超濃厚!!
この2つを軸に、ポリヤル的な野菜やら、ラペやら、スープやら、いろいろな組み合わせで混ぜていただくのですが、重層的な味わいの変化が実に面白いんです。

そして、ライスに載ったこの大豆。
カリッカリな上に甘くコーティングされてるんです。
こりゃあビックリのフェイント、気に入りました。

さらに後半戦、特製スパイスオイルで味変にトライ。
いわゆるコク、旨味が一気に増します。
やっぱり油は正義ですね。
かつての間借り時代にもインドやスリランカを基調としつつ、独自解釈のスパイス料理を組み込んでいた「ナッラマナム」ですが、今回はさらに独自性を推し進め、インド料理でもスリランカ料理でもない、「創作スパイス料理」となってきた印象。
シェフ井川さんによる丁寧なナビゲーションも健在で、やはりここは最早、「スパイス料理割烹」なのではないかと再確認した次第。

食べるのが大好きな可愛らしい奥さんもやってきて、ますますの進化が期待できるお店なのでした。
ゴーゴー独自路線!
●「カレー細胞」Facebookページもチェック。
https://www.facebook.com/CurryCell
⇩ランキング参加中⇩ 一日一回クリックおねがいします。



- 関連記事
-
- 迸る生命の味。異色のスパイスカレー店、遂に実店舗化!「ココペリカレー」(大阪天満宮) (2017/07/10)
- 実店舗始動、さらに独自性高まるスパイス料理割烹。「スパイス料理 ナッラマナム」(堺筋本町) (2017/07/04)
- 遊郭の中にあるアジア。「Asian kitchen cafe 百福」(九条) (2017/07/03)