と聞かれたら、
答えはココイチのカレーでも、
ククレカレーでもなく、
ここ、「ピリピリ」のカレーということになるでしょう。
それくらいよく食べるのには訳があります。
実はここ、宅配&テイクアウト専門。
この近くの編集スタジオに入ったときなどは必ず一回はここのカレーを注文するのです。
一般的にはあまり知られていないようですが、
広告映像業界ではちょっとした有名店なんです。
宅配&テイクアウト専門といってもいわゆるチェーン展開ではなく、
店舗は麻布十番ただ一軒。
おじさんが一人で切り盛りしているため、
電話をかけると時には物凄くてんぱった口調だったり、
時には物凄く疲弊しきった口調だったりするのがご愛嬌。
私がいつも頼むのはこれ。

チキン激辛Cセット ¥1415

コードネーム「チゲ」(チキン激辛の略)。
ちなみにビーフ辛口だと「ビカ」、ポーク中辛で「ポチ」となります。

ここのカレーは他に類を見ないほどのゴッテリした粘度。
ルーだけでも「食べる」を実感できるほどの食感を誇ります。
辛さは6段階(甘口,普通,中辛,辛口,大辛,激辛)なのですが、
私はいつも激辛。
ここのカレーは辛ければ辛いほど美味しい。
ちなみにかつては激辛を頼むと「うそ!」っていうくらいルーが赤唐辛子色で、
頑張って食べた奴が次の日会社を休むなんてことあったくらいなのですが、
最近は辛さも落ち着いた・・・というより洗練されたのでしょう。
非常に食べやすく、味わい深く進化しています。
逆に甘口には注意!
「なんでピリピリって名前の店なのに辛いの頼まんの??」
っていう当て付けかのように、カレーにごろごろバナナが入っています(笑)。
しらずに頼むと驚くこと請け合い。
前述したように、開店当初は激辛のゲテモノのように見られていたこの店も、
ルーの進化もあって最近では、
「実は相当美味いのではないか。」
と評価はうなぎのぼり。
ごってりタイプなので覚めても美味しく、
一度食べるとまた食べたくなるという中毒性もあいまって、
いつ世間一般にブレイクしてもおかしくないポテンシャルを秘めたカレーなのです。

まさに、他のどこでも味わうことのできない独特のカレー。
・・・ただちょっと残念なのは、開店当初は3桁だった価格が、
質の向上とともに徐々に値上がって、
現在では高級カレーの仲間入りをしてしまったこと。
まあ、でも、
今のピリピリで価格が3桁だったら一瞬でブレイクしちゃって、
一人で店を切り盛りしているオヤジさんのてんぱり具合がどこまで行っちゃうのか心配。
じゃあこの価格も仕方のないことかなぁ。
HPによると最近はカレーパンも始めた様子。
なるほど、この粘度の高いカレーはカレーパンに合いそうだ。
⇒「ピリピリ」HP
カレーハウス PILIPILI(ピリピリ)
東京都港区麻布十番2-11-3(地図)
TEL: 03-3457-6642
AM11:00~PM3:00 PM6:00~PM9:00
ランチタイム AM11:00~PM2:00(日祝を除く)
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ピリピリ (カレーライス / 麻布十番、赤羽橋、六本木)
★★★★☆ 4.0
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