
「チャクラ」
元々はバー「エル・フラミンゴ」のランチとして南インドミールスを提供していたのが、2017年2月からは夜もミールスコースを提供するミールス専門店「チャクラ」へと生まれ変わったそうです。

店頭に「KALA」からの10周年祝いが飾ってあるのは、腹を括ったその決断に対する意味もあるのでしょうか。
この日はランチ訪問。


一見広く感じる店内ですが、その半分はウェイティングスペース。
贅沢にも感じますが、店主一人でミールスをひとつひとつ作り上げるため、席数を絞っているとのこと。

★コロナ ¥600
メキシカンだけに!コロナ!
ランチのミールスメニューは3種類。

・メキシカンミールス
・ノンベジミールス
・ベジミールス
夜はミールスコースとなるようです。
と、ここでメキシカンミールスをいただかない手はないのですが、よく見りゃその「通称」がイケてます。


『ミールス マスカラス』!!
ちなみにメニューに描かれている「18の技」は今、「19の技」に進化しているようですね。

★メキシカンミールス(ミールス マスカラス)¥2000
おぉ、こりゃあワクワクしますね!
パッと見、南インドの端正なミールスのようですが、
チャパティに見えるのはタコス、さらにはサボテンのトーレン、サルサロハ、サルサメヒカーナ、ハラペーニョ、メキシコのチキンカレー「ティンガ」と、メキシコの味テンコ盛り。

食べてみれば、これがなかなか面白い。
メキシコ、インド、メキシコ、インドと斬新さは有れど混ぜ合わせても違和感はなく、このお店独特の味となっています。

一見キワモノのようで、混ぜ合わせて味のレイヤーを愉しむミールスの基本をしっかり押さえているあたり、好感が持てますね。

★ノンベジミールス ¥1500
同行者がオーダーしたノンベジ。
こちらにもちょいメキシコ要素入ってます。

★ハバネロ
追加オプションのハバネロ。
といっても、タマネギベースで和えられており、爽やかなピリ辛にアレンジされています。

美味いラッシー。

★カタラナ
マスカラス最後の技はまさかのデザート。
クレマカタラナじゃなくカタラナってとこが渋い。
ミル・マスカラス、御歳74歳!
メキシコとインドの融合といえば、昔ハリウッドで訪問した「Turban & Cowboy」以来かも。
あちらはメキシコ系とインド系の2人が共同経営するストリートフード店だったのですが。
東京にも、大阪にもない、個性派店。
福岡の南インド料理事情は実に興味深いものがありますね。

・・・・あ、スパイス摂ったら、頭の回転早くなりますよ。
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