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只者ではない。アンテナショップのレベルを超えた、独創的地域食材エンターテイメント。「Dining Tokushima」(秋葉原)
category - [神保町,神田,秋葉原]
2017/
03/
06全国のアンテナショップが集まる首都東京。
東京に居ながらにして、地方の知られざる、魅惑的な味を発見するのは実に楽しいことです。
秋葉原、AKBカフェとガンダムカフェの先に出来た「CHABARA」。
「日本百貨店」のフード部門といえるこちらは、いわば全国のアンテナショップが集結したデパートのようなもの。
そしてその中に併設された徳島県のダイニングがちょっと、只者じゃないんです。

「Dining Tokushima」
その名の通り、徳島県の食材や名産品を使った料理を提供するお店なのですが、観光地の駅や空港にある安易なご当地食堂とは全く異なり、かなり独創的で捻りのきいた料理を提供してくれるんです。
シェフはソムリエ資格も持っており、和洋エスニックと研究熱心な方。
アンテナショップの食堂である前にまず個性的なダイニングであり、普通にやったら原価かかりまくりなところを「徳島の食文化を発信」という大義のもと、県からのバックアップで安価提供できているという、誰にとっても美味しすぎるスタンスを確立した稀有なお店なのです。

★情留酒 鳴門金時 焼き芋 28度
仄かな焼き芋の香り、鳴門金時の甘みが特徴的な芋焼酎。
いますぐ販売コーナーで買って帰りたくなりますよ。

★徳島いろどりカレー すだち鶏のコンフィに季節野菜のグリル添え ¥1111
徳島のすだちを食べて育った「すだち鶏」のもも肉を12時間煮込みジューシーに仕上げたコンフィ、鳴門金時など徳島の野菜のグリル。
そしてカレーはなんと、阿波黒毛和牛で出汁をとっているそう!!
なんと贅沢な徳島尽くし!
しかもそれが鮮やかに洗練されたワンプレートで提供される奇跡。
カレーは流石の旨みたっぷり。
鶏も野菜も食材自体の美味さをしっかり引き出しており・・・・・さらに。
お皿の脇に添えられているのはマスタード。
カレーにマスタードを合せるなんてまるでベンガル人・・・と思いつつ、これがまたコンフィに合う。
カレーにだってちょっと混ぜ込めば味変する。
この縦横無尽な遊びっぷり、ただ事ではありません。
完全にアンテナショップの域を遥かに逸脱していますよ。

セットのスープには「鱧の醤」と呼ばれる、和三盆を用いた鱧の魚醤を使用。
ほうほう、興味津々。

カレーの辛味追加には「みまから」。
あ、これ知ってます!
徳島県美馬地方の青唐辛子を原料に、ごま油や醤油、鰹節で仕上げた独特の辛味調味料。
ちょっと他にはない独特の味なんですよね。
次から次へと繰り出される、徳島食材のネタ。
そしてそれらが実に魅力的な提供のされ方をされており、ホントに楽しい。
学ぶ喜びと、美食の悦びが見事にマッチした素晴らしい空間です。
大満足でお会計しようとしたら、最後にお菓子が登場。

鳴門金時のお菓子です。
最後まで見事にやられてしまいました。
作り手の熱意と個性によって、アンテナショップの概念をはるか超越してしまった、実に面白いレストランですよ。
●「カレー細胞」Facebookページもチェック。
https://www.facebook.com/CurryCell
⇩ランキング参加中⇩ 一日一回クリックおねがいします。



東京に居ながらにして、地方の知られざる、魅惑的な味を発見するのは実に楽しいことです。
秋葉原、AKBカフェとガンダムカフェの先に出来た「CHABARA」。
「日本百貨店」のフード部門といえるこちらは、いわば全国のアンテナショップが集結したデパートのようなもの。
そしてその中に併設された徳島県のダイニングがちょっと、只者じゃないんです。

「Dining Tokushima」
その名の通り、徳島県の食材や名産品を使った料理を提供するお店なのですが、観光地の駅や空港にある安易なご当地食堂とは全く異なり、かなり独創的で捻りのきいた料理を提供してくれるんです。
シェフはソムリエ資格も持っており、和洋エスニックと研究熱心な方。
アンテナショップの食堂である前にまず個性的なダイニングであり、普通にやったら原価かかりまくりなところを「徳島の食文化を発信」という大義のもと、県からのバックアップで安価提供できているという、誰にとっても美味しすぎるスタンスを確立した稀有なお店なのです。

★情留酒 鳴門金時 焼き芋 28度
仄かな焼き芋の香り、鳴門金時の甘みが特徴的な芋焼酎。
いますぐ販売コーナーで買って帰りたくなりますよ。

★徳島いろどりカレー すだち鶏のコンフィに季節野菜のグリル添え ¥1111
徳島のすだちを食べて育った「すだち鶏」のもも肉を12時間煮込みジューシーに仕上げたコンフィ、鳴門金時など徳島の野菜のグリル。
そしてカレーはなんと、阿波黒毛和牛で出汁をとっているそう!!
なんと贅沢な徳島尽くし!
しかもそれが鮮やかに洗練されたワンプレートで提供される奇跡。
カレーは流石の旨みたっぷり。
鶏も野菜も食材自体の美味さをしっかり引き出しており・・・・・さらに。
お皿の脇に添えられているのはマスタード。
カレーにマスタードを合せるなんてまるでベンガル人・・・と思いつつ、これがまたコンフィに合う。
カレーにだってちょっと混ぜ込めば味変する。
この縦横無尽な遊びっぷり、ただ事ではありません。
完全にアンテナショップの域を遥かに逸脱していますよ。

セットのスープには「鱧の醤」と呼ばれる、和三盆を用いた鱧の魚醤を使用。
ほうほう、興味津々。

カレーの辛味追加には「みまから」。
あ、これ知ってます!
徳島県美馬地方の青唐辛子を原料に、ごま油や醤油、鰹節で仕上げた独特の辛味調味料。
ちょっと他にはない独特の味なんですよね。
次から次へと繰り出される、徳島食材のネタ。
そしてそれらが実に魅力的な提供のされ方をされており、ホントに楽しい。
学ぶ喜びと、美食の悦びが見事にマッチした素晴らしい空間です。
大満足でお会計しようとしたら、最後にお菓子が登場。

鳴門金時のお菓子です。
最後まで見事にやられてしまいました。
作り手の熱意と個性によって、アンテナショップの概念をはるか超越してしまった、実に面白いレストランですよ。
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