ピザの有名店「アオキ」の姉妹店「タッポスト・チャオラ」に、かき氷とカレーの店「八」、その他ワインバルにロンドンパブにトルコ料理屋に・・・
しかし、そんな変化はどこ吹く風とばかりに、さざれ石のように鎮座する喫茶店がひとつ。

「喫茶 午後」
文字通りモスグリーンに覆われたファサードはもはや自然風景。

店内はミッド昭和な記号がぎっしり。
深い意味はないけど帆船のポスター、とか昭和あるあるですよね。

店内にはたくさんのサイン、そして・・・

あのキタナシュラン(キタナトラン)の人形が。
この素朴な喫茶店がなぜここまでテレビに注目されているのか?
第一の理由は、その渋すぎる外観。
そして第二の理由は・・・
ご高齢のマスターの、ほとんど全てがダジャレというキャラ濃すぎなトーク(笑)
とんねるずの番組でもメインの二人のトークにダジャレを被せすぎて星を減らされたというほどのツワモノなんです。
食事メニューはサンドイッチの他はハンバーグ定食とハンバーグカレーのみ。
看板メニューであるハンバーグカレーは単品890円、コーヒーつきで1100円となります。
喫茶店ですからやはりコーヒーは欲しいところですね。

★ハンバーグカレー コーヒーつき ¥1100
おぉ、実に家庭的なビジュアル。
万人がイメージする典型的ジャパニーズカレーライスといえましょう。

味のほうも期待通りの家庭的カレー。
独自ブレンドした秘伝ルーとのことですが、ブレンドに用いたと思われる複数のカレールーの箱が棚に普通に置いてあるあたりが微笑ましいです。
ハンバーグも、これまた家庭的ですね。
食事中もマスターのトークは続きますので、相づちばかり打っていると食事が進まないことに注意です。

「コーヒーにお砂糖とミルクは?」と訊かれたので「ブラックで」と返したら、
「お客さん、コーヒーに関してはワンとスリーのあいだですねぇ」
なんてコトバをいただいちゃいました。
マスター、最後まで徹底していて素晴らしいですね。
何故かレジ脇で100円サングラスを売っているのもツッコミどころなんですが、長くなりそうなので今回は遠慮しときました(笑)
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