
「CLARK JACK PARLOR」(クラークジャックパーラー)
シンガポール帰りのマネージャーとシェフが開いたお店です。
パクチーたっぷり系のタイ料理店やオリエンタルバルが点在する三軒茶屋ですが、
完全なるマレー&シンガポール系は初めてじゃないでしょうか。

いわゆる「エスニック的怪しさ」はなく、都会的でスマートにまとまった店内。
接客も丁寧で爽やかです。

ランチメニューは定番・海南チキンライスの他、ラクサにホッケンミー、バクテーにチキンカレーと、
シンガポールランチのメインどころがズラッとそろってる感じ。
バッチリじゃありませんか。

★海南チキンライス ¥1000
初訪ということと、最近海南鶏飯のお店ごとの差異について興味があり、基本のキを注文。
鶏むね肉の分厚さがヤバイですね~
しかもこのボリュームでもしっかり均一に蒸されており、かなり上質。
間違いない感じ。

海南チキンライス(海南鶏飯)の要ともいえる三種ソース、ダークソイソース、ジンジャーソース、チリソースもしっかり。
おススメの食べ方を教えてくれますから、初心者でも安心していただけます。

肉質、タレ、ライスいずれも申し分なし。
全体にバランスよく、実に綺麗にまとまっています。
あ、これはシンガポール愛があるな、という感じ。
そして「お」と思ったのがパクチー。
昨今、ちょっと独特なブーム感があるパクチーですが、
個人的には「いっぱい盛りゃあいいってもんじゃないぞ」と思ってるわけです。
そこにきてここのパクチー、量はそこそこながら茎の付け根の部分も用いており、味と香りがなんとも濃い!
どうやら有機パクチーを用いているようですが・・・そうそう、こうだよね。こうなのよ。

★コピ ¥300
食後のコーヒーもコンデンスミルク入りのシンガポールスタイル。
こういうディテール感がお店の良し悪しを分ける気がします。

グランドメニューを覗けば、レンダンやキャロットケーキなどそそられるメニューも。
お酒もワインがかなりたくさん揃っているのに加え、ラッフルズスタイルのシンガポールスリングなど、
これまた「呑まなきゃ」と思わせる品揃えです。
まだまだ東京でも認知度が低いシンガポール料理。
中華的テイスト、マレー的テイスト、インド的テイストと多彩な美味さがミクスチャーされたその魅力は、
もっともっと人気が出ていいはず。
三茶梯子の一軒に是非加えてみてください。
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