
「カナカナ」
秋田駅からバスで10分ほど。
赤沼入口停留所で降りると目の前にあります。
秋田は完全にクルマ社会で、どこ行くにもタクシーかバスかレンタカー使わなきゃいけないのですが、
バスの便数も決して多くはないんです。

この日は秋田空港から東京へと帰る直前の訪問。
飛行機に遅れないよう、ディナー開始の18時に予約をしたのですが、
お店の方が気を利かせてくれてオープン時間を早めてくれたり、
帰りのバスの時間を調べていてくれたりと至れり尽くせり。
南インド料理店ですが、北国の人情をヒシヒシと感じあったかい気分に。

お店の方はみな日本人。
店内もエスニックエスニックした飾りつけではなく、居心地の良いカフェといった感じです。

★水曜日のネコ ¥400
とにかくインド料理に合うとマニア界隈で評判のビール、置いているのは流石。
サービスでインドスナックが付いてきました。

★ディナーターリー 2種盛(マトンカレー+レッドチキン)¥1550
★マサラエッグ +¥150
いやぁ、美しいですね!

秋田でまさかここまで端正な南インドターリーと対面できるなんて!!

・レッドチキンカレー
その正体はチキンビンダルー。
ポルトガルの植民地だった南インド・ゴアの名物料理で、ビネガーの酸味が特徴。
「カナカナ」では一番辛口のカレーのようです。

・マトンカレー
こちらもビンダルーっぽいけどサラッとした舌触りのマトンカレー。
肉の旨味重視でこれは完成度高いですね。


・ポテトウプカリ
ジャガイモのスパイス炒め。
シャキッとした仕上がりで、ゴマたっぷりの面白い味わい。

・カボチャとムングダルのポリヤル
こちらもホックリ食べやすい。
日本人シェフらしくどれも彩り鮮やかで楽しいですね。

・パッパル
・ライス
なんとお米は新潟産インディカ米!!
インディカ米特有の香りと、仄かな粘り気。
これはちょっと貴重ですよ。

・青唐辛子のピクル
付け合わせも面白いです。
青唐辛子の辛さもさることながら、マスタードオイルがガンガンに効いた超個性派ピクル。
シェフは以前南インド・ゴアに滞在時、知り合った方からレシピを教わったそうで、
必然的にゴア風のカレーがメインになったとのこと。
他にも一部ケララのカレーがあったりで、東北地方に数店しかない南インド料理店として非常に頑張られています。
地元のお客さんは当然、南インド料理初挑戦!ってな方がほとんどでしょうし、
そんななか3年間お店を続けているのはひとえに、ジャンルを超えた丁寧な美味しさあってのことなのでしょう。
しかも・・・・月一回ほどのペースで行われている「ミールスの集い」ってのが凄くて・・・・

なんと、秋田でバナナリーフミールスやってんですか!!
ちょっと凄すぎます。
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