
その帰り、スパイス摂らずに帰るのもアレなので、ちょっと歩いてこちらのお店にピットイン。

「ジャイネパール」
海浜幕張から徒歩12分の場所にある、チベット・ネパール料理のお店。

入店するといきなり待っているのはマニ車。

店内は完全にネパール・・・というよりチベット。


こりゃあなかなか凄いですな。


ナンやタンドーリ料理はなく、料理のメインはあくまでチベット・ネパール料理。
モモやチョエラ、チャウメンといったポピュラーどころだけでなく、チベッタン プーリーやシャクパ、ディロなどもありますよ。
(ディロはネパール地震の後)

★チャン ¥500
まさか海浜幕張でネパールどぶろくがいただけるとは!
しかもチベットの豪華なカップでの提供が嬉しいです。

★ダルバート タルカリ ¥2000
(ネパールティー付)
まさか海浜幕張でダルバートがいただけるとは!
・ダルスープ
・ククラコマス(チキンカレー)
・野菜のタルカリ
・切り干し大根のアチャール
・ライス
と品数は少なめですが、主要な役者は揃っています。

まず、ダルスープ。
マスコダル(黒ウラドダル)をふんだんに用い、ジンブー強めのしっかりとした味わい。
塩気はちょい控えめですが、なかなか美味いダルスープです。

ククラコマスは大ぶりカットの鶏肉たっぷり。
骨は取り除かれています。
野菜のタルカリもよく味が染みて美味。
そして、一番美味かったのが、切り干し大根のアチャール。
香ばしい切り干し大根にほどよい辛さと酸味が加わって、素朴ながら強い印象でした。

食後にはネパールティー。
クローブにブラックペッパーたっぷり。
丁寧ですね。
それにしても海浜幕張の、しかも駅からから徒歩12分の場所に何故ここまで本格的なチベット・ネパール料理店が??
千葉はおろか東京でもチベット・ネパール料理という括りで言えば、「レッサムフィリリ」や「クンビラ」など数えるほどだと言うのに・・・
実は「ジャイネパール」の女将、セティマヤさんは、日本で40年以上もの間ネパール料理店を経営している家族の一員。
そして恵比寿「クンビラ」はセティマヤさんのお姉さん、「レッサムフィリリ」は弟さんのお店なんだそう。
なるほど納得。
セティマヤさんの生まれ故郷はネパール、富士山と同じくらいの標高にあるナムジェバザール。
別名「シェルパの里」と呼ばれるヒマラヤ登山の入り口であり、チベット系シェルパ族が多く住む場所。
なるほど、チベット・ネパール料理店という業態はそこに由来するのですね。
海浜幕張だけでなく、千葉県全体でみても貴重なお店。
幕張メッセにご用の際は、インド料理なら「デュワン」、チベット・ネパール料理なら「ジャイネパール」と覚えておきましょう。
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