
「カオマンガイキッチン」
ピンクのカオマンガイこと「ガイトーン東京」の登場以来、認知度アップしたカオマンガイ。
けれど、ホントは並んで食べるというよりも、サッと立ち寄りパッといただく手軽な労働者メシ、
といった位置づけがふさわしい食べ物なんですよね。
そういう意味でも駅ナカという立地は実にナイス。
見た瞬間、「これはアリだ!」と思ってしまいましたよ。

カラフルでポップながら、どこか屋台を思わせる内装。

メニューにはカオマンガイの他、各種麺類、ガパオ、グリーンカレーなど。
夜メニューには酒のアテとなるヤムウンセンなどもありました。

★ダブルカオマンガイ ¥815
なんと!蒸し鶏タイプの「カオマンガイ」と、揚げ鶏タイプの「カオマンガイトード」のダブル盛り!
これはワクワクしますね。

ボリューム自体は食事としてはちょい控えめ。
けど、その感じがタイの屋台っぽくていいんです。
添えられた鶏ガラスープには、プルプルな骨付き鶏足(もみじではない)が入っています。

さて、肝心の鶏をいただいてみましょう。
蒸しも揚げも、水分脂分がいい具合に抜けた締まり具合。
ライスも一見パサッとしているように感じますが・・・それでいいのです。
何故なら・・・
鶏肉と並ぶカオマンガイの生命線ともいえる、漬けダレ各種。
これが実に良かった!

用意されているのは、
・ジンジャーソース
・スイートソイソース
・タオチオソース
・スパイシーサワーソース
の4種。
磨り下ろし感が爽やかなジンジャー、ネットリ甘いスイートソイ、
味噌をピリっとさせたタオチオ、癖のある変化球のスパイシーサワー。
その振り幅が実に良い!!結構攻めてますよ。

小皿はないので、皿の脇にちょっとずつ取って、パレットのように混ぜてゆきます。
あら、これは十二分に美味いですよ。
タレによる味の変化と、蒸し・揚げ両タイプの食感の違い、最後まで飽きることなくいただけました。
実はこのお店、「マンゴツリー」や「コカレストラン」と同じ経営母体。
「なんだ、チェーン系か」と思ってしまう向きもあるかと思いますが、このソツのなさと程よきユルさを駅ナカで実現するには、
母体がしっかりしていないと無理。
実際、カオマンガイ屋台という業態と駅ナカ立地がこんなに合うとは!と感心してしまいます。
味も割と攻めているし、これはヒットと言ってよいのではないでしょうか。
朝は7時からタイの雑炊「カオトム」を390円で振る舞っています。
大宮駅が羨ましい!
⇩ランキング参加中⇩ 一日一回クリックおねがいします。




- 関連記事
-
- 「質」という名のネパール系新店。「クオリティー」(みずほ台) (2016/08/16)
- これは良いかも。駅ナカカオマンガイ。「カオマンガイキッチン」(大宮) (2016/04/24)
- 上尾駅前に魅惑のタイ料理店。「バーンソングタイ」(上尾) (2016/03/29)