エチオピア、ブータン、パラグアイ、ベラルーシ・・・・
しかし食文化はなにも国境だけで区分けされているわけではありません。

「チベットレストラン&カフェ タシデレ」
都内でも珍しい、チベット民族料理のお店。
ご店主はネパールに亡命したチベット系二世の方。

(写真はご店主ではありません)

この日本の地で、チベットの味を忠実に再現しているとのことです。

★白ワイン デキャンタ ¥850
ワインはデキャンタがお得。
かなりお得です。

★ベジチーズモモ 3P ¥600
ネパール料理にもあるモモ。
こちらはチベット式ですから、より中華寄りのカタチですね。
モッチモチムチムチの皮の中に野菜とチーズ、どことなくブータン料理を彷彿とさせますね。

★ラブシャ ¥900
羊肉と大根を炒めて煮込んだチベットのスープ。
大根に羊の旨みがしっかりと沁み込んでいて、どこか日本の郷土料理のような風情も。

★ティンモ ¥250
中国のマントウにも似た、チベットのパン。
ラブシャをつけていただきます。

★ツァンパセット ¥700
「ツァンパ」は、はったい粉に似た麦の粉で、チベット人の主食だそう。
携帯でき保存できるため、遊牧生活に適しているのでしょう。

ジャ(バター茶)を加え、練り団子を作るようにコネコネします。

ちょっと楽しい。

出来た!
粒状の硬いチーズ「チュラ」をつけたり、「ラブシャ」に浸したり、食べ方はいろいろ。
ちょっと、ネパールのディードを柔らかくしたような食感です。
あっちは蕎麦粉ですけどね。

★シャプタ(ラム) ¥1150
薄切りの羊肉と野菜のスパイス炒め。
中華料理のようで中華料理でない、南アジア料理のようで、やっぱりそうでもない、
独特の味付けは、結構日本人好みじゃないでしょうか。

★ツァンパケーキ ¥450
ハチミツ豆乳アイス添え +¥100
★ルンティー ¥500
ツァンパから作ったケーキは、密度あるパウンドケーキタイプ。
ドイツ菓子のようですね。
ルンティーは抗ストレス・不眠に効果があるハーブティーとのことで、東京では需要が多そうです。
どの料理も決して辛すぎず、油っこすぎず、けれど味つけはしっかり
「日本の地方郷土料理だよ」と言われたら信じてしまいそうな親しみある美味しさに溢れています。
メニューにはわかりやすいインドカレーもある一方、チベットのご馳走鍋「ギャコック」なんかもあったりして、なかなか多彩。
ゆとりある広さの店内では、チベット関連のイベントやワークショップなども積極的に行われているようです。
知られざるチベット文化に触れるには、まずここを訪れるのがベスト。
そう思わせてくれる素敵なお店です。
再訪必至!
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