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妄想炸裂的高円寺印度化計画。「妄想インドカレー by ネグラ」(高円寺)
category - [中央線 中野~高円寺]
2016/
03/
12筋肉少女帯的に「日本のインド」と呼ばれてきた高円寺の街で、
またちょっと斜めから切り込んできた面白いインドを発見。
その名も・・・

「妄想インドカレー」
2016年1月12日オープン。
「ネグラ」という屋号でカレーのケータリングを続けてきたご夫妻によるお店です。
気になる店名は「インドに行ったことがない店主ご夫婦が妄想で作るインドカレー」とのこと。
いやぁ、良いですね〜
ここはインドじゃなくて「日本のインド高円寺」ですから。
ちなみにお店が入った建物は今年7月いっぱいで取り壊しが決まっているため、
この場所での営業はそれまでの期間限定。
8月以降は、どこか続けられる物件を探すそうです。
店内の作りがちょっと面白くて、厨房と客側の間にショーケースとなったカウンターが。

いや、半ばカウンター席でありつつ、半ば厨房でありつつ・・・

なんと調理もそのショーケースカウンターの上で行なっちゃうんですから、距離の近さが半端ではありません。

まるで料理教室(笑)
チェーン店では絶対あり得ないこの親近感が、カレー変態にはたまらない魅力です。
さて、カレーは日替わり・・・というか、昼と夜とでも変えたりと変幻自在。
なにせ「妄想のなかのインドカレー」ですから、定型はなくフリーダム。
インド料理のセオリーに縛られず独自のカレーを繰り出していく「大阪スパイスカレー」文化とも、
非常に親和性が高いですね。
この日訪問時のカレーはこちらの合いがけ。

★豚軟骨と香酢のビンダルー
★ハマグリとワカメのカレー
いややややぁ、これは美しい盛りつけですね。
スピリットだけでなくてビジュアルも、大阪スパイスカレーを彷彿とさせます。

こちら側が「豚軟骨と香酢のビンダルー」
ビンダルーはもともとポルトガル領だったゴアの名物料理で、
ワインビネガーを用いた独特の酸味あるカレー。
しかし、「妄想インド」では中国の香醋が用いられているんですね。
酸味がショワッと際立っています。
柔らかく煮込まれた豚軟骨の食感も面白いですよ。

そしてこちらが「ハマグリとワカメのカレー」
インド料理には用いられることのない海草、完全なる和食材が面白いですね。
魚介の旨みが出ているあたり、ちょっとベンガル料理っぽいような、そうでないような。
皿のセンターにはクローブ&クミンたっぷりのスパイスライス。
さらにその上には数種の付け合わせ、人参のクミン炒めやら、赤キャベツやら、トルコのスマックやら・・・
刻み青唐辛子もオンしていただけて、変幻自在の味変三昧!!
これは面白いですね~
この日は夜もメニュー構成がかわり、ホタルイカのカレーが登場するようでした。

食後はチャイを。
クローブがしっかり効いたビリビリタイプです。
しかもこの写真、目を細めて見てみれば・・・ほら。
フットライトが効いてカップの艶がまるで、新海さんのアニメみたい。
・・・これでしめて1300円、十二分に楽しませていただきましたよ。
パウダースパイスを用いずザックザックのホールスパイスで攻めたり、
ワンプレートのあいがけだったり、旬の和食材を積極的に用いたりと、
妄想の中のインドを自在にアレンジするそのスタイルはやはり「スパイスカレー」としか言いようがない。
けれど、特に大阪で修業したとかそういうことはないわけですから、
ニッポンカレーの必然がなせる並行進化とでも言うべきか。
「ピワン」「カレーノトリコ」そしてこの「妄想インドカレー」・・・
「東京スパイスカレー」とでも呼ぶべきジャンルが生まれつつあるのかもしれませんね。
これからの動向が見逃せないお店です。
・・・・あ、トイレのサイケっぷりも見逃せませんよ。
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またちょっと斜めから切り込んできた面白いインドを発見。
その名も・・・

「妄想インドカレー」
2016年1月12日オープン。
「ネグラ」という屋号でカレーのケータリングを続けてきたご夫妻によるお店です。
気になる店名は「インドに行ったことがない店主ご夫婦が妄想で作るインドカレー」とのこと。
いやぁ、良いですね〜
ここはインドじゃなくて「日本のインド高円寺」ですから。
ちなみにお店が入った建物は今年7月いっぱいで取り壊しが決まっているため、
この場所での営業はそれまでの期間限定。
8月以降は、どこか続けられる物件を探すそうです。
店内の作りがちょっと面白くて、厨房と客側の間にショーケースとなったカウンターが。

いや、半ばカウンター席でありつつ、半ば厨房でありつつ・・・

なんと調理もそのショーケースカウンターの上で行なっちゃうんですから、距離の近さが半端ではありません。

まるで料理教室(笑)
チェーン店では絶対あり得ないこの親近感が、カレー変態にはたまらない魅力です。
さて、カレーは日替わり・・・というか、昼と夜とでも変えたりと変幻自在。
なにせ「妄想のなかのインドカレー」ですから、定型はなくフリーダム。
インド料理のセオリーに縛られず独自のカレーを繰り出していく「大阪スパイスカレー」文化とも、
非常に親和性が高いですね。
この日訪問時のカレーはこちらの合いがけ。

★豚軟骨と香酢のビンダルー
★ハマグリとワカメのカレー
いややややぁ、これは美しい盛りつけですね。
スピリットだけでなくてビジュアルも、大阪スパイスカレーを彷彿とさせます。

こちら側が「豚軟骨と香酢のビンダルー」
ビンダルーはもともとポルトガル領だったゴアの名物料理で、
ワインビネガーを用いた独特の酸味あるカレー。
しかし、「妄想インド」では中国の香醋が用いられているんですね。
酸味がショワッと際立っています。
柔らかく煮込まれた豚軟骨の食感も面白いですよ。

そしてこちらが「ハマグリとワカメのカレー」
インド料理には用いられることのない海草、完全なる和食材が面白いですね。
魚介の旨みが出ているあたり、ちょっとベンガル料理っぽいような、そうでないような。
皿のセンターにはクローブ&クミンたっぷりのスパイスライス。
さらにその上には数種の付け合わせ、人参のクミン炒めやら、赤キャベツやら、トルコのスマックやら・・・
刻み青唐辛子もオンしていただけて、変幻自在の味変三昧!!
これは面白いですね~
この日は夜もメニュー構成がかわり、ホタルイカのカレーが登場するようでした。

食後はチャイを。
クローブがしっかり効いたビリビリタイプです。
しかもこの写真、目を細めて見てみれば・・・ほら。
フットライトが効いてカップの艶がまるで、新海さんのアニメみたい。
・・・これでしめて1300円、十二分に楽しませていただきましたよ。
パウダースパイスを用いずザックザックのホールスパイスで攻めたり、
ワンプレートのあいがけだったり、旬の和食材を積極的に用いたりと、
妄想の中のインドを自在にアレンジするそのスタイルはやはり「スパイスカレー」としか言いようがない。
けれど、特に大阪で修業したとかそういうことはないわけですから、
ニッポンカレーの必然がなせる並行進化とでも言うべきか。
「ピワン」「カレーノトリコ」そしてこの「妄想インドカレー」・・・
「東京スパイスカレー」とでも呼ぶべきジャンルが生まれつつあるのかもしれませんね。
これからの動向が見逃せないお店です。
・・・・あ、トイレのサイケっぷりも見逃せませんよ。
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