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東北で貴重なネパール料理店、津波から復活。そして・・・「イエティ」(南気仙沼)
category - カレー&スパイス・宮城県
2016/
02/
18宮城から岩手にかけての沿岸部でほぼ唯一のネパール料理店「Yeti」が震災・津波に見舞われたのは今から5年前。
1.3mの津波で泥だらけになった店内、去っていったスタッフ・・・
万難を乗り越え、約半年後に復活オープン。
震災から5年経った今でも仮設住宅が並び、被災した建物の取り壊しも終わらない気仙沼の街で、多くの飲食店が廃業していく中、頑張ってフル営業されています。

「ネパール・インド料理レストラン Yeti」(イエティ)
なんと、ネパール料理、インド料理だけじゃなく、アウトドアショップも併設。
実はここのオーナーは小野さんという日本人の方で、山登りなどでお世話になったネパールに思いを馳せ、恩返しの意味もあってこの「Yeti」を経営されているとのこと。

この日は小野さん不在でしたが、震災後再び戻ってきたネパール人スタッフの方々でお店は切り盛りされていましたよ。

★エベレストビール ¥600
ネパールビールもしっかりあります。

★モモ ¥800
ネパール料理の定番と言えば、のモモ。
手作りテイスト抜群のモチモチの皮が素敵で、餃子好きにもオススメできる一品。
漬けダレのゴルベラアチャールの香りも秀逸です。

★チョウメン ¥800
ネパール焼きそば。
やはりネパール料理ってのは、日本の居酒屋的な使い方が楽しいですよね。
こちらはピリ辛で香り高く、焼きそば好きにもオススメできる一品ですよ。

★レッドチベット風チキン ¥1300
なんと!このお店、ネパール料理だけでなく、チベット料理も充実しているんです。
中でもこれは超おススメ!!
胡椒が効いて、体の芯から暖まるチキンスープです。

★エビチリ ¥900
ここまでくればもう、チベットを通り越してほぼ中華料理ですね。
けど、ピリ辛なスパイス使いはバッチリです。

★ククリラム ¥400
私の好きな、ネパールの香り高いラム酒。
ホントはラムコークでいただきたかったのだけど、コークもソーダもないとのことで、ロックにていただきました。
やっぱり濃くて美味いし、お値段も手ごろ。これを飲まなきゃはじまりませんね。
さて、ここまで居酒屋使いでガッツリ楽しませていただいたのですが・・・・第二ラウンド。
実はここ、東北地方ではほとんどお目にかかれないネパール定食「ダルバート」がレギュラーメニューにあるんです!!

★ネパールダルバードセット ¥2000
綴りは「Dalbhat」ですから、「ダルバート」と表記するのが妥当かと思われるのですが、メニュー名は「ダルバード」。
ま、濁音と撥音が曖昧なのはアジア各地であることですから、気にしない気にしない。

ダルスープは緩めのシャバシャバ仕様。
ジンブーは用いられていつつも、塩&ニンニクは控えめで素朴な味わい。

ご飯の上で混ぜ混ぜしながらいただきます。
お米は国産米。
ククラコマス=鶏肉のネパールカレーに、アルサデコ=ジャガイモのスパイス和えに、ブテコサグ=青菜の炒め物に・・・
どれもホッコリ素朴な味わいです。
ゴルベラアチャールの酸味が良いアクセントになりますね。

辛味ペーストも用意されています。
全体的に料理が控えめな味付けなだけに、私は結構使っちゃいましたよ。

ダルバート(ダルバード)にはチヤ=ネパールのチャイが付いてきます。
ふぅ、もう、お腹いっぱい。

店内には、ネパール大地震の支援活動を行った際の写真も飾られていました。
東北で被災を味わっているだけに、スタッフたちの祖国ネパールの震災も見過ごせなかったのでしょう。
震災に負けず立ち上がる逞しさと、ともに支え合う優しさ。
東北で珍しいネパール料理店が、ここまで愛され、人気なのには、
国籍を超えたその心意気に皆が心動かされるからに他なりません。
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1.3mの津波で泥だらけになった店内、去っていったスタッフ・・・
万難を乗り越え、約半年後に復活オープン。
震災から5年経った今でも仮設住宅が並び、被災した建物の取り壊しも終わらない気仙沼の街で、多くの飲食店が廃業していく中、頑張ってフル営業されています。

「ネパール・インド料理レストラン Yeti」(イエティ)
なんと、ネパール料理、インド料理だけじゃなく、アウトドアショップも併設。
実はここのオーナーは小野さんという日本人の方で、山登りなどでお世話になったネパールに思いを馳せ、恩返しの意味もあってこの「Yeti」を経営されているとのこと。

この日は小野さん不在でしたが、震災後再び戻ってきたネパール人スタッフの方々でお店は切り盛りされていましたよ。

★エベレストビール ¥600
ネパールビールもしっかりあります。

★モモ ¥800
ネパール料理の定番と言えば、のモモ。
手作りテイスト抜群のモチモチの皮が素敵で、餃子好きにもオススメできる一品。
漬けダレのゴルベラアチャールの香りも秀逸です。

★チョウメン ¥800
ネパール焼きそば。
やはりネパール料理ってのは、日本の居酒屋的な使い方が楽しいですよね。
こちらはピリ辛で香り高く、焼きそば好きにもオススメできる一品ですよ。

★レッドチベット風チキン ¥1300
なんと!このお店、ネパール料理だけでなく、チベット料理も充実しているんです。
中でもこれは超おススメ!!
胡椒が効いて、体の芯から暖まるチキンスープです。

★エビチリ ¥900
ここまでくればもう、チベットを通り越してほぼ中華料理ですね。
けど、ピリ辛なスパイス使いはバッチリです。

★ククリラム ¥400
私の好きな、ネパールの香り高いラム酒。
ホントはラムコークでいただきたかったのだけど、コークもソーダもないとのことで、ロックにていただきました。
やっぱり濃くて美味いし、お値段も手ごろ。これを飲まなきゃはじまりませんね。
さて、ここまで居酒屋使いでガッツリ楽しませていただいたのですが・・・・第二ラウンド。
実はここ、東北地方ではほとんどお目にかかれないネパール定食「ダルバート」がレギュラーメニューにあるんです!!

★ネパールダルバードセット ¥2000
綴りは「Dalbhat」ですから、「ダルバート」と表記するのが妥当かと思われるのですが、メニュー名は「ダルバード」。
ま、濁音と撥音が曖昧なのはアジア各地であることですから、気にしない気にしない。

ダルスープは緩めのシャバシャバ仕様。
ジンブーは用いられていつつも、塩&ニンニクは控えめで素朴な味わい。

ご飯の上で混ぜ混ぜしながらいただきます。
お米は国産米。
ククラコマス=鶏肉のネパールカレーに、アルサデコ=ジャガイモのスパイス和えに、ブテコサグ=青菜の炒め物に・・・
どれもホッコリ素朴な味わいです。
ゴルベラアチャールの酸味が良いアクセントになりますね。

辛味ペーストも用意されています。
全体的に料理が控えめな味付けなだけに、私は結構使っちゃいましたよ。

ダルバート(ダルバード)にはチヤ=ネパールのチャイが付いてきます。
ふぅ、もう、お腹いっぱい。

店内には、ネパール大地震の支援活動を行った際の写真も飾られていました。
東北で被災を味わっているだけに、スタッフたちの祖国ネパールの震災も見過ごせなかったのでしょう。
震災に負けず立ち上がる逞しさと、ともに支え合う優しさ。
東北で珍しいネパール料理店が、ここまで愛され、人気なのには、
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