京都御所から烏丸通りを挟んだ場所にある護王神社、通称「イノシシ神社」の裏。
静かな住宅街で、朝から営業している喫茶店。

「喫茶 茶の間」
1966年の創業以来半世紀もの間、京都の人々に愛され続けてきたこの老舗の看板メニューは、カレー。
当時のバイトのスリランカ人が作るカレーからヒントを得たという名物カレーは、幾多の雑誌にも取り上げられてきました。

お店は母娘二代での切り盛り。

喫茶店なのに、毎朝スパイスを挽くところから始めるため、カレーの提供は11時から。
この日は10時30分頃お店に着いたので、カレーが出来上がるまでの間、先にセットのコーヒーを出していただき、ゆったり寛いでみました。


ぼちぼちと、お店に集まってくるご近所の常連さんたち。
川藤の選手時代についての、アツいトークに耳を傾けていると、ほどなく芳ばしいスパイスの香りが・・・
お待ちかねのカレーが登場です!

★バターコーンカレー・大辛 セット ¥1100
カレーは基本のビーフカレーながら、ライスの上にコーンのバター炒めが乗った魅惑の一品。
散りばめられたコーンフレークは、スリランカのパパダムの代わりだそうです。

スリランカカレーをヒントにしたというカレーは流石にシャバシャバ。
が、しっかりとした牛肉が入っており、欧風カレーとしての風合いもあるオリジナルっぷり。
コーンの香ばしさとのマッチングもまた素敵。

そして、選べる辛さをMaxの大辛にしたのですが、喫茶店カレーの範疇を超えるヒーヒーぶり!
やはり京都は唐辛子の産地ですからね!
とはいえ、殺人的辛さではないのでご安心を。
辛い旨い言いながらどんどん食べていると、ご飯があまりそうなペースに。
そしたらなんと、お母さんがやってきて、カレーを継ぎ足してくれました!

これは実に嬉しいですね!
老舗喫茶店の寛ぎと、激辛カレーの刺激。
そのオンリーワンなギャップも楽しく、喫茶店好き激辛好きなら是非、足を運んでいただきたいお店ですよ。
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