今も「妖怪ストリート」と呼ばれる知る人ぞ知る名所です。
そこにひょいっと東京から、カレー妖怪がやってきましたよ。
お目当ては、こちらのお店。
前々から行きたくて、ずっと行くタイミングが無かったお店なんです。

「ヌーラーニ/NOORANI」
コルカタ出身、インドやドバイのホテルで修業した経歴を持つオーナーシェフ、ヌルールさんが手掛ける3つのインド料理店、「ヌーラーニ/NOORANI」「ナヤ インディア ヌール/NAYA INDIA NOOR」「ソネラ キッチン/SONAHRA KITCHEN」の本店にあたるお店です。(もう一店の「グラーブ ダイニング/GULAB Dining」は2014年に閉店)
ヌルール氏のこだわりにより各店それぞれメニュー構成は異なっており、いずれも個性的なお店となっています。

現在ヌルール氏は「ナヤ インディア ヌール」にいることが多いようで、
かわりにこちらの本店には、インディアンチャイニーズを得意とするシェフが常駐しているとのこと。
それはそれで楽しみですね!
メニューを見れば、実に多種多彩な料理が。
まさに・・・
カレー百鬼夜行!!

★チキン65 ¥560
言ってみれば、「インド風・鳥のマサラ唐揚げ」。
何故65なのかは現地でも諸説あり・・・というか、何故なのか誰も気にしていないのがインドらしいのです。
「チキン65」といってもいろいろで、チリソースで炒めた酢豚的なモノや、ガッツリとグレービーに漬けたものまであるのですが、
こちらのお店のは、スパイシーナゲットといった感じのもの。
スターターにピッタリですね。

★ダルモート ¥650
魔法使いの名前みたいですが、こちらは発芽緑豆のスパイシーサラダ。
辛口の玉ねぎアチャールと和えられている感じで、結構辛いのがナイスです。

★インディアン・オムレツ ¥1080
平焼きのオムレツなのですが、グリーンチリがたっぷり入っています。
地味に好きな味(笑)

★タンドリーチキン ¥735
こちら肉質も良く、スパイス浸み浸みなハイクオリティタンドリーチキン。
系列の「ナヤ インディア ヌール」はタンドリー窯を設置していない(かわりに他の魅惑的なメニューがあるのですが)ので、タンドリーチキン食べたいならこちら「ヌーラーニ」ですね。

★タワチーズカバブ ¥850
タワ=鉄板にモッツァレラチーズを敷いて、チキンティッカとチキンシークカバブを乗せ、ジュウジュウトロ~リさせた一品。
想像通りの美味さです。

★オイスターペッパーフライ ¥1650
こちらは期間限定かな?
ブラックペッパーが効いた牡蠣カレーで、「シンガポール式」とのこと。
見た目ほどクリーミィではなく、割とサラッとした食べ心地が印象的。

★ゴーシュトサフラーニ ¥1350
ヌルール氏がドバイのレストランで提供していたレシピ、とのこと。
ムガールなクリーミィさが魅力の羊カレーです。

★プディナ パラタ
ミント香るパラタ。
いろいろ気が利いていて楽しいですね。
・・・と、ここまででも充分満足満腹なディナーなのですが、
この日はさらに、嬉しい+αがありました。
駆けつけてくれたこのお店の大常連dekoさんの交渉で、このお店の必殺裏メニューの登場です!!

★チリチキン
名前は普通!
けど、味は普通じゃない!!
中華の海老チリの海老をチキンに置き換えたもの・・・のように見えてその実、
ブラックペッパー&グリーンチリ&ガーリックのパワフルな刺激がズン!!!
チキンも豆粉と思われる衣で揚げられており、そこにコリアンダー&生姜のヌケ感が加わって、
まさにインド中華「インディアンチャイニーズ」の神髄を感じさせてくれます。
これは、癖になりますね!!

★チャイ
食後はスッキリめのチャイで。
確かにタンドール料理もカレーも美味いし、独創的なメニューもたくさん。
全く飽きることのない良店なのですが、やはり最後にいただいたチリチキンの破壊力は素晴らしかったですね!!
次回訪問の際も、そこは事前予約で押さえておくべきでしょう!
ナビしていただいたdekoさん、どうもありがとうございました。
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