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ハサンマジック炸裂!悶絶おまかせコースの夜。「ガラムマサラ」(経堂)
category - [世田谷エリア]
2015/
11/
24インド料理店でありながらも、インドだけでない様々な国のスパイス料理の「面白いところ」を抽出し、
「ハサンマジック」と呼ばれる独自のアレンジで提供する、奇妙で最高に面白いお店。
経堂「ガラムマサラ」。
昨年の第1回Japanese Curry Awards受賞店でもあるこのお店、久々の訪問となりました。
店主ハサンさんは数年前にこっそり宣言していた通り、最近は頻繁に海外や日本各地を漫遊。
決してただ遊びに行っているわけではなく(いや、ただ遊びに行っているのかな?)、
旅に行くごと刺激を受けて帰ってきて、料理がぐんぐん進化していくのですから、面白いったらありゃしません。
この日もハサンさんの帰還日に合わせてお店を予約。
コスプレイヤーであり、干し芋アイドルであり、看護師であり、「パンチラ展」首謀者でもあるナマダさんを交えた食事会を企画してみましたよ。
料理はいつも通り、一品を除いてハサンさんにお任せ。
「とにかく楽しませてください!」
ってな感じで。
この日もハサンマジック炸裂。
読者の皆様も、指をくわえて(インド的には右手のね)ご覧くださいませ!!

★マサラパパド
スターターはインド人大好きなおつまみから。
けれど他店のと違うのは、パクチーたっぷり乗せてくれてるところ!

★大根サラダ
シンプルなネーミングとビジュアルのギャップがスゲェ。
飲み干したいが無理。

★パクチー秋刀魚
おっときました旬の食材。
前菜チックにサラリと出てきましたが、秋刀魚の風味が出まくってメタクソ旨いです。
こういう和食材使わせたらやっぱりハサンさん凄いなぁ・・・
日本人の季節感とインド人のスパイス感を両方持ってるから敵なしです。

★パクチー牡蠣
いやもう見ただけで悶絶な一品。
食べたらさらに悶絶です。
一同身をくねらせながらいただきましたよ!
しっかしパクチーで繋げつつ、季節は秋の秋刀魚から冬の牡蠣へ。
この辺の流れも巧いですね。

★パクチーラム
まだまだパクチーなお題が続きます。
パクチー風味のスパイシージンギスカン、なんて言ったらチンギスハーンが戸惑うでしょうか。
ラムとパクチーは特に「ガラムマサラ」らしい食材といえます。
あ、そして「ガラムマサラ」と言ったらこちらの肉も忘れてはいけませんね!

★パクチー和牛ステーキ
なんと、インド料理に和牛ですよ!
いや、もはやインド料理と呼んでいいのかわからなくなりますが、ハサンさんはコルカタのムスリム出身。
宗教的には牛OKなんです。
いやいやそんなこと以上に、和牛からジュワッと滴る肉汁にパクチーの風味がブレンドされたこのアレな感じ、
口福ここに極まれり!
と、極まったところでパクチー尽くしな前菜終了。
(これが前菜ですよ、奥さん!)
一旦サラダを挟みます。

★コンビーフのサラダ
ほら、やっぱり普通のサラダじゃなかった。
コンビーフとか、サバ缶とか、他のインド料理店が絶対手を出さないネタを面白がって使ってくるのがとても楽しいです。

★ラムチョップ
これ!「ガラムマサラ」定番名物。
このジュワジュワッとした感じ、ここでしか食べられないんだよなぁ・・・ってことで、「ガラムマサラ」でこれ食べない日はないです。

★土鍋ムール貝
土鍋だよおっかさん!ムールだよおとっつぁん!
次何来るのか全く予想ができないです。

★地鶏のスパイシー鉄板焼き
なんかですね、インドとか東南アジアとかで鶏肉食べると、筋肉のハリと歯ごたえがあってしっかり旨みがあるんですわ。
どうしても日本だと「やわらかい若鶏」が人気ですけど、それって飼育期間短い方が原価安上がりだからって仕組まれたイメージコントロールですから。
日本人は「若くて柔らかい」イメージ好きだしね。
ってことでこちらの料理は筋肉感もあってスパイスも効いたオトナのチキン。
ウズラの卵も入ってキジ目同士の豪華共演!

★秋刀魚と山葵のビリヤニ
キター!!
これが今回唯一お願いしていたメニュー「山葵のビリヤニ」。
しかしまさか秋刀魚と組み合わせてくれるとは!!

コレハウマイデスヨ!!!
食レポとしては禁じ手な言葉ですが・・・
美味い!!!
まぁこのミラクルな味は、体験してもらわねばわかりませんよねぇ・・・
さぁ、どこまで続くこのコース。
そろそろカレーの時間ですよ。
カレーですよ。
それでは行ってみましょう!!

★ビーフキーマカレー
ニンニクの芽たっぷり。
ガーリック&ブルで今夜は寝られないです。

★梅チキンカレー
UMEEEEE!!!
レモンチキンも美味しいけど、この梅チキンも凄い。
やっぱり酸っぱいカレー好きだなぁ。
オトナになると妊娠してなくても酸っぱいものや苦いものを美味いと感じるようになるのです。
これはリピだな。

★納豆カレー
NATTOOOOOO!!
ナマダさんも大好きな納豆がグツグツと鍋カレーになりました。
グツグツネットリジュワッと、これはかなりエロスな美味さですね。
これもリピだな。

★プレーンナン
ガラムマサラはナンが美味いです。
一般に洗脳されている「フックラフワフワのでっかいナン」じゃないですよ。
あれは量あたりの原価を下げるためのイメージコントロール。
こちらのナンはシンプルで口どけよく、胃にもたまらずカレーを引き立てるナン。
しかも円型なんですが、タンドリー窯の内側に張り付けて焼くとき、しずく型より円型のほうが技術が要るんです。

★ガーリックナン
普通の店と違ってニンニクの芽たっぷりのガーリックナン。
もちろん「ガラムマサラ」オリジナル。

★シナモンナン
こちらも「ガラムマサラ」オリジナル。
この辺は他では食べられない味なので、頼んでおいて損はないですよ。
この他、写真には上げていないですが、お酒も結構飲みました。
あらゆる種類のお酒を。
来るたび新しい驚きを用意してくれるこのお店の満足感、決して他では味わえないです。
牡蠣、和牛、地鶏、納豆、梅、コンビーフ・・・
およそインド人には思いつかないようなことをやってのけるインド人、ハサンさん。
最近は「葉山」(はさん)と名乗ってたりします。
こうなったらもう、国籍とかどうでも良くて、
とにかく世界中ここでしか食べられないスパイス料理とカレーをこれからも生み出していってください!
ご馳走さマサラでした!!!
⇒ナマダさんの記事『ガラムマサラ』
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「ハサンマジック」と呼ばれる独自のアレンジで提供する、奇妙で最高に面白いお店。
経堂「ガラムマサラ」。
昨年の第1回Japanese Curry Awards受賞店でもあるこのお店、久々の訪問となりました。
店主ハサンさんは数年前にこっそり宣言していた通り、最近は頻繁に海外や日本各地を漫遊。
決してただ遊びに行っているわけではなく(いや、ただ遊びに行っているのかな?)、
旅に行くごと刺激を受けて帰ってきて、料理がぐんぐん進化していくのですから、面白いったらありゃしません。
この日もハサンさんの帰還日に合わせてお店を予約。
コスプレイヤーであり、干し芋アイドルであり、看護師であり、「パンチラ展」首謀者でもあるナマダさんを交えた食事会を企画してみましたよ。
料理はいつも通り、一品を除いてハサンさんにお任せ。
「とにかく楽しませてください!」
ってな感じで。
この日もハサンマジック炸裂。
読者の皆様も、指をくわえて(インド的には右手のね)ご覧くださいませ!!

★マサラパパド
スターターはインド人大好きなおつまみから。
けれど他店のと違うのは、パクチーたっぷり乗せてくれてるところ!

★大根サラダ
シンプルなネーミングとビジュアルのギャップがスゲェ。
飲み干したいが無理。

★パクチー秋刀魚
おっときました旬の食材。
前菜チックにサラリと出てきましたが、秋刀魚の風味が出まくってメタクソ旨いです。
こういう和食材使わせたらやっぱりハサンさん凄いなぁ・・・
日本人の季節感とインド人のスパイス感を両方持ってるから敵なしです。

★パクチー牡蠣
いやもう見ただけで悶絶な一品。
食べたらさらに悶絶です。
一同身をくねらせながらいただきましたよ!
しっかしパクチーで繋げつつ、季節は秋の秋刀魚から冬の牡蠣へ。
この辺の流れも巧いですね。

★パクチーラム
まだまだパクチーなお題が続きます。
パクチー風味のスパイシージンギスカン、なんて言ったらチンギスハーンが戸惑うでしょうか。
ラムとパクチーは特に「ガラムマサラ」らしい食材といえます。
あ、そして「ガラムマサラ」と言ったらこちらの肉も忘れてはいけませんね!

★パクチー和牛ステーキ
なんと、インド料理に和牛ですよ!
いや、もはやインド料理と呼んでいいのかわからなくなりますが、ハサンさんはコルカタのムスリム出身。
宗教的には牛OKなんです。
いやいやそんなこと以上に、和牛からジュワッと滴る肉汁にパクチーの風味がブレンドされたこのアレな感じ、
口福ここに極まれり!
と、極まったところでパクチー尽くしな前菜終了。
(これが前菜ですよ、奥さん!)
一旦サラダを挟みます。

★コンビーフのサラダ
ほら、やっぱり普通のサラダじゃなかった。
コンビーフとか、サバ缶とか、他のインド料理店が絶対手を出さないネタを面白がって使ってくるのがとても楽しいです。

★ラムチョップ
これ!「ガラムマサラ」定番名物。
このジュワジュワッとした感じ、ここでしか食べられないんだよなぁ・・・ってことで、「ガラムマサラ」でこれ食べない日はないです。

★土鍋ムール貝
土鍋だよおっかさん!ムールだよおとっつぁん!
次何来るのか全く予想ができないです。

★地鶏のスパイシー鉄板焼き
なんかですね、インドとか東南アジアとかで鶏肉食べると、筋肉のハリと歯ごたえがあってしっかり旨みがあるんですわ。
どうしても日本だと「やわらかい若鶏」が人気ですけど、それって飼育期間短い方が原価安上がりだからって仕組まれたイメージコントロールですから。
日本人は「若くて柔らかい」イメージ好きだしね。
ってことでこちらの料理は筋肉感もあってスパイスも効いたオトナのチキン。
ウズラの卵も入ってキジ目同士の豪華共演!

★秋刀魚と山葵のビリヤニ
キター!!
これが今回唯一お願いしていたメニュー「山葵のビリヤニ」。
しかしまさか秋刀魚と組み合わせてくれるとは!!

コレハウマイデスヨ!!!
食レポとしては禁じ手な言葉ですが・・・
美味い!!!
まぁこのミラクルな味は、体験してもらわねばわかりませんよねぇ・・・
さぁ、どこまで続くこのコース。
そろそろカレーの時間ですよ。
カレーですよ。
それでは行ってみましょう!!

★ビーフキーマカレー
ニンニクの芽たっぷり。
ガーリック&ブルで今夜は寝られないです。

★梅チキンカレー
UMEEEEE!!!
レモンチキンも美味しいけど、この梅チキンも凄い。
やっぱり酸っぱいカレー好きだなぁ。
オトナになると妊娠してなくても酸っぱいものや苦いものを美味いと感じるようになるのです。
これはリピだな。

★納豆カレー
NATTOOOOOO!!
ナマダさんも大好きな納豆がグツグツと鍋カレーになりました。
グツグツネットリジュワッと、これはかなりエロスな美味さですね。
これもリピだな。

★プレーンナン
ガラムマサラはナンが美味いです。
一般に洗脳されている「フックラフワフワのでっかいナン」じゃないですよ。
あれは量あたりの原価を下げるためのイメージコントロール。
こちらのナンはシンプルで口どけよく、胃にもたまらずカレーを引き立てるナン。
しかも円型なんですが、タンドリー窯の内側に張り付けて焼くとき、しずく型より円型のほうが技術が要るんです。

★ガーリックナン
普通の店と違ってニンニクの芽たっぷりのガーリックナン。
もちろん「ガラムマサラ」オリジナル。

★シナモンナン
こちらも「ガラムマサラ」オリジナル。
この辺は他では食べられない味なので、頼んでおいて損はないですよ。
この他、写真には上げていないですが、お酒も結構飲みました。
あらゆる種類のお酒を。
来るたび新しい驚きを用意してくれるこのお店の満足感、決して他では味わえないです。
牡蠣、和牛、地鶏、納豆、梅、コンビーフ・・・
およそインド人には思いつかないようなことをやってのけるインド人、ハサンさん。
最近は「葉山」(はさん)と名乗ってたりします。
こうなったらもう、国籍とかどうでも良くて、
とにかく世界中ここでしか食べられないスパイス料理とカレーをこれからも生み出していってください!
ご馳走さマサラでした!!!
⇒ナマダさんの記事『ガラムマサラ』
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