
「CAFE DE MOMO」
2015年9月17日新装オープン。
駅から離れた住宅地にあった旧店舗から、今度は「最寄り駅は市ヶ谷」と言って怒られないほどの駅近に。

隠れ家的ひっそり感からうって変わって、カジュアルポップな雰囲気です。
神宮前「カリーアップ」、京都「カマル」、新潟「vovo」など他の「GHEE系」カレーの店主が皆、かつての神宮前「GHEE」のスタッフだったのとは異なり、こちら「CAFE DE MOMO」は開店にあたり「GHEE」カレーの生みの親赤出川氏に料理監修を依頼したという流れ(・・・ですよね?)。
現在は赤出川氏ともども神宮前に復活した本家「GHEE」ですが、「CAFE DE MOMO」がオープンした2008年当時はまさに幻の名店。
オープン当初は赤出川氏自ら厨房に立つとのことで、かなりの話題となりましたが、それももう7年前。
赤出川氏自身「俺は教えただけ。あそこは彼の店」と言う通り、独自の道を歩み、7周年を機に移転した「CAFE DE MOMO」。

ピカピカのメニューが眩いですね。
カレーはいろいろ、どれにしようか迷いますが、ここはやはり「GHEE」譲りのコンビカレーで攻めるのが吉!

★コンビカレー(ビーフ+辛いキーマ)M ¥1200
ほらほら、やっぱり見た目も「GHEE」だ。

・ビーフ
「GHEE」のアイコンとでも言うべきビーフカレー。
本家のそれが激辛でありつつ過剰なほどのクローブ香を持ち味にするのに対し、
こちらは激辛の中に和風を感じさせる甘み・・・例えば甘露煮のような・・・があり、かなりオリジナルな味わい。
見た目こそ似ているものの、完全に「CAFE DE MOMO」独自のビーフカレーとなっています。

・辛いキーマ
定番キーマに加え、新たにラインナップ入りした「辛いキーマ」。
本家のキーマ同様、いやそれ以上にコーンがたっぷり。
タイ南部料理クワクリンを思わせる(余計わからないですよね)唐辛子のストレートな辛さが魅力です。
しかも、ビーフカレーよりこちらのほうがクローブを強く感じますね。
新メニューながら、より「GHEE」の血筋を感じるという不思議。
次回はこの「辛いキーマ」を軸に、野菜系のカレーと組み合わせるのも面白そうだなぁ。

★梅酒ソーダ ¥400
お酒は割にリーズナブル。
となれば夜中寄るのにちょうど良さそう・・・・と思ったのですが、ラストオーダーは21時と早め。
うーん残念。
間違いなく「GHEE」の流れを汲みつつも、完全に独自のカレーを出すお店となった感のある「CAFE DE MOMO」。
それは悪いことではない。
この立地ならばきっと、カレーマニア以外の色々な人に「発見」されることでしょう。
そうしてこの味が、市ヶ谷の名物となっていくのです。
「パク森」が閉店した今、市ヶ谷にはそういったカレー屋が必要とされているのです。
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