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発見!カレーの基地。行くぞ嵐の急降下。「ゼロワンカレー」(谷町四丁目)
category - カレー&スパイス・大阪府
2015/
10/
26関西で今一番アツいカレー激戦区といえば、裏谷町四丁目、通称「裏谷四」。
スパイスカレーの名店・個性店が犇めくこの地でも、特に異彩を放っているのがこのお店。

「ゼロワンカレー」
半分機械なシュールなロゴ、そして石ノ森書体・・・勘の良い人はお気づきでしょう。
そう、あのゼロワンで間違いありませんよ。
仁王像を中から砕く気分でさあ、入店してみましょう。


壁にはびっしり、光渦巻く稲妻回路。
ゼロワンボディ!!
こちらの料理はカテゴリで言えば「南インド料理」。
長きに渡り、南インド料理が全く流行らなかった大阪の地ですが、こちらのお店はまず間借り営業でファンを獲得した後、実店舗オープンという「カラピンチャ」と同じ流れで人気店に。
実は私もこのお店、「カラピンチャ」の濱田さんに勧められての訪問なんです。
「カラピンチャ」と共通するのは、アカデミックな異国料理を理屈で提供するのではなく、
「美味しい日常食としてのカレー」として南インドやスリランカをピックアップしているところ。
カウンター前には「ご安心ください。ただの『定食』です」と書かれているあたりにもそのスタンスが見えますね。

★本日の南インド定食 ¥1200
・カレイのマサラ
・鶏もも肉のビネガー煮込み(チキンビンダルー)
・ムング豆のカレー
・オクラとポテトのカレー
・茄子と枝豆の和え物
・南瓜とグリーンレーズンの漬物
・大根の漬物
うぉぉ、素晴らしいですね!
まず注目したいのが、特別なマニア知識がなくとも判るメニュー表記。
そして食材のチョイス。
日本でその季節美味しい食材を巧く取り入れています。

「日本人に合わせてアレンジ」するというより、「日本で一番美味しく提供するチューニング」。
そもそもインド料理だって(宮廷料理やホテル料理は別として)、その地方地方お美味しい食材を用いるのがベスト。
そう考えれば、大阪で南インド料理を提供するのに、カレイやハモを用いるってのはごく素直なことに思えます。

実際このカレイのカレー、なかなか旨みが濃厚。
実は私、昔から大阪人はカレーに旨みとコクを強く求めると思っていて、
スリランカカレーが流行ったのはカツオの旨みがあるから、南インド料理が定着しないのは旨みがないから、
と思っていたのですが、実にあっさりと解決してくれていますね(笑)
デロッとゲル状の濃密豆カレーも印象的ですよ。

一品一品味わったあとは、ライスの上で混ぜていきましょう。
関西人、昔から混ぜるのには抵抗全然なしです。

夢中で食べて、チャイで〆。
面白いのは、南インド料理食った!って印象よりも、大阪のカレー食った!って印象が強いってこと。
それだけ、大阪の日常にシックリきているということなんでしょうね。
お店のマークも、内装も、店主マルちゃんの出で立ちも、サイケデリックでエキセントリックな印象のこのお店。
それだけにこの「定食」としての南インドカレーがなおさら、優しくフレンドリーな味わいに感じたのでした。
ちなみに営業時間はいちおう20時30分までとなっていますが、週末は夕方には売り切れ御免となること多し。
店主マルちゃんがTwitter:@zero_one_curryでお店の状況をマメに報告してくれているので、訪問前にチェックをお勧めします。
●「カレー細胞」Facebookページもチェック。
https://www.facebook.com/CurryCell
⇩ランキング参加中⇩ 一日一回クリックおねがいします。





スパイスカレーの名店・個性店が犇めくこの地でも、特に異彩を放っているのがこのお店。

「ゼロワンカレー」
半分機械なシュールなロゴ、そして石ノ森書体・・・勘の良い人はお気づきでしょう。
そう、あのゼロワンで間違いありませんよ。
仁王像を中から砕く気分でさあ、入店してみましょう。


壁にはびっしり、光渦巻く稲妻回路。
ゼロワンボディ!!
こちらの料理はカテゴリで言えば「南インド料理」。
長きに渡り、南インド料理が全く流行らなかった大阪の地ですが、こちらのお店はまず間借り営業でファンを獲得した後、実店舗オープンという「カラピンチャ」と同じ流れで人気店に。
実は私もこのお店、「カラピンチャ」の濱田さんに勧められての訪問なんです。
「カラピンチャ」と共通するのは、アカデミックな異国料理を理屈で提供するのではなく、
「美味しい日常食としてのカレー」として南インドやスリランカをピックアップしているところ。
カウンター前には「ご安心ください。ただの『定食』です」と書かれているあたりにもそのスタンスが見えますね。

★本日の南インド定食 ¥1200
・カレイのマサラ
・鶏もも肉のビネガー煮込み(チキンビンダルー)
・ムング豆のカレー
・オクラとポテトのカレー
・茄子と枝豆の和え物
・南瓜とグリーンレーズンの漬物
・大根の漬物
うぉぉ、素晴らしいですね!
まず注目したいのが、特別なマニア知識がなくとも判るメニュー表記。
そして食材のチョイス。
日本でその季節美味しい食材を巧く取り入れています。

「日本人に合わせてアレンジ」するというより、「日本で一番美味しく提供するチューニング」。
そもそもインド料理だって(宮廷料理やホテル料理は別として)、その地方地方お美味しい食材を用いるのがベスト。
そう考えれば、大阪で南インド料理を提供するのに、カレイやハモを用いるってのはごく素直なことに思えます。

実際このカレイのカレー、なかなか旨みが濃厚。
実は私、昔から大阪人はカレーに旨みとコクを強く求めると思っていて、
スリランカカレーが流行ったのはカツオの旨みがあるから、南インド料理が定着しないのは旨みがないから、
と思っていたのですが、実にあっさりと解決してくれていますね(笑)
デロッとゲル状の濃密豆カレーも印象的ですよ。

一品一品味わったあとは、ライスの上で混ぜていきましょう。
関西人、昔から混ぜるのには抵抗全然なしです。

夢中で食べて、チャイで〆。
面白いのは、南インド料理食った!って印象よりも、大阪のカレー食った!って印象が強いってこと。
それだけ、大阪の日常にシックリきているということなんでしょうね。
お店のマークも、内装も、店主マルちゃんの出で立ちも、サイケデリックでエキセントリックな印象のこのお店。
それだけにこの「定食」としての南インドカレーがなおさら、優しくフレンドリーな味わいに感じたのでした。
ちなみに営業時間はいちおう20時30分までとなっていますが、週末は夕方には売り切れ御免となること多し。
店主マルちゃんがTwitter:@zero_one_curryでお店の状況をマメに報告してくれているので、訪問前にチェックをお勧めします。
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