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カレー細胞 -The Curry Cell-

あらゆるカレーを紹介し続けるプロジェクト。 時々、珍生物記事もアップするのでマニアは要チェック! 【禁無断転載】写真、文章を転載希望の方はコメント欄などでご連絡ください。

待ちに待った真打ち始動!週替わりのスパイスマジック!「インド亜大陸食堂 Kalpasi」(浅草)

待ちに待った、ホント待ちに待ったお店がついに始動!

銀座線浅草駅直結、浅草地下街。

「インド亜大陸食堂 Kalpasi」(カルパシ)

2015年10月7日オープン。

店を持たず、イベント等で縦横無尽なカレーを提供、
コアなカレーファンや南アジア料理マニアから絶大な支持をうけていた、
関東インディーズカレー界の超人気者、Be Spicy KURO氏のお店です。

今年6月、鎌倉で行った「カレー細胞」プロデュースのイベント、
「【鎌倉マサラブラック×バラッツ for ネパール】 ~鎌倉食材で作るカレーとスパイス料理の宴~」でもメインシェフとして活躍してくれたKUROちゃん、スリランカやインドに修業の旅をしたり、大阪のカレーシーンに身を浸してそのパワーを体得したりと、全てはこのお店をオープンするための準備。

そしていよいよ、待望のお店がオープン、しかも場所が「あの」浅草地下街ってんですから、これは大大大事件なわけです。

カタチとしては、日本酒BAR「コメジルシ」の、平日ランチ時の間借り営業、さらに売り切れ御免の完全関西方式(笑)。
関西を中心に増加する、いわゆる「間借りカレー」または「ヤドカリカレー」なんですよね。
関西の話題店の多くが平日昼間のみ営業で「難易度高けぇ~!」と歯痒く思っていたので、これは逆にムフフな感じですよ。

L字カウンターのみの小さな店内。
メニューは週替わりで、インド亜大陸まわりのいろんなカレーを提供するとのこと。
南インド各州、スリランカ、ネパール、バングラデシュ・・・・etc・・・・実にワクワクします。

そしてオープン週、堂々の第一弾テーマは「スリランカ南部地方」!!

料理の詳細は写真をクリック&拡大してご覧いただくとして・・・

ドッヒャーとしか言いようがありません(笑)


★スリランカプレート ¥1200
・ベルワラククルマスカリヤ(南部の港町ペルワラのチキンカレー)
・ピッタラキリホディ(うずら卵のココナッツカレー)
・煮干しパリップ(煮干し出し汁を使ったレンズ豆のカレー)
・ポルサンボル(ココナッツのふりかけ)
・コラサンボル(三つ葉のふりかけ)
・キャベツと小エビのマッルン(野菜とココナッツの炒めもの)
・パプリカのテルダーラ(野菜のスパイシーな炒めもの)
・切り干し大根のアッチャル(酸味があるお漬け物)
・パパダム(スリランカの豆粉せんべい)
・ライス(バスマティライスと日本米のブレンド)
・キリテー(食後のミルクティー)
★カトレット(鯖と黒胡椒のスパイシーコロッケ) ¥100
★ルヌミリス(赤唐辛子とドライフィッシュの辛い薬味) ¥100



いやもうなんというか、今関西では空前のスリランカブームなわけですが、浅草の地下でこれ、もう夢のようですよ。


一品一品味見した後は、手でしっかりと混ぜながら味の変化を楽しんでいくのですが・・・・・

素直に美味い!!

まずは南部の港町ベルワラのチキンカレー。
ガツッと効いたクローブ&カルダモンに加え、ベルワラで直接仕入れてきたというディープローストのトゥナパハ(ローストカレーパウダー)を使用、香りが強いのにチョコレートのような深いコクがあって激ウマ。

そしてルヌミリス!これが最高だった。
モルディブフィッシュに鯖を加え、バキバキの旨味とパンチの利いた辛さ。
そして、混ぜて食べてもアクセントとなるジャリジャリの食感。
ウルトラハードな鰹ふりかけってな味わいもあり、これは良い!

その他、パリップに煮干しを用いたり、アチャールに切り干し大根を用いたりと、
和食材とのさり気ない融合も実に素晴らしいものがありました。

私がKUROちゃんのカレーを好きなのは、もちろんコアでディープな仕立てもあるのですがそれ以上に、
素直にビシッときて、素直に味が濃くて、素直に驚きがあって、素直に美味い、そして意外に爽やか、ってところ。
言い換えればマニアじゃなくとも、知識がなくとも、カレー好きなら皆「うわっ、美味しい!」って思えるところへちゃんと持っていってるわけですね。

今回のスリランカプレートも、日本人にとってスリランカ料理が素直に美味いと思える大きな理由、コクと旨みの部分をかなり意識的に増幅する一方で、スリランカ料理を食べたことのない人にとって驚きの部分である独特の香り、そして日本のカレーライスとは対極にある、食べた後のスッキリさも満たしてくれる素晴らしいもの。

流石だなぁ、と言わざるを得ません。


食後のキリテー(ミルクティー)は現地茶葉使用。

「日本人の舌にあわせた」という言い訳で日和ったモノを出す、というのとは違って、「日本だからこそ作れる美味しいモノ」を追求する姿勢。

それがスリランカ料理であれインド料理であれネパール料理であれ、本来は「その土地の食材をいちばん美味しくいただく」ための料理なのであって、日本でそれらを作るなら、日本の上質な食材を組み合わせたほうが美味しくなるはず、という考え方に、私は大賛成。

その上でちゃんと、異国料理を楽しむ喜びとして、現地の珍しいスパイスなんかも使っていたりして、そのバランスと駆け引きがとにかく心地よいんですね。
しかも、続けて通われる客のために、味のバランスは毎日少しづつ変えているそう。

このスリランカプレートは10/9でいったん終了。
次週はネパールのダルバートを提供する予定とのこと。

その後も南インド料理やバングラデシュ料理とめくるめくスパイスマジックの世界が控えているようで、目が離せません。

もちろん、またスリランカ料理のターンも巡ってくるでしょうが、探究心旺盛なKUROちゃんのこと。
次はどんな手を使ってくるか、実に楽しみなのであります。


(余談ですが、「インド亜大陸食堂」という名乗り方が実に巧いです。日本のネパール料理店やバングラデシュ料理店の多くが「インド料理」を名乗るのは、「ネパール料理」という看板だけだと入ってくる客が限られるから。多くの日本人、知らないものには手を出さないですからね。けれど「インド亜大陸」なら、インド料理をしっかり想起させつつ、ネパールやバングラデシュの料理も堂々と出せる。実に巧いやり方を考えましたね。)

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カルパシ

昼総合点★★★★ 4.7



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