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恵比寿インド料理ランチのクオリティは果たして。「ヴィナーヤ 恵比寿店」(恵比寿)
category - [恵比寿,代官山エリア]
2015/
05/
23恵比寿「サムラート」が閉店した跡地に登場したのは、同じインド料理店のこちら。

「ヴィナーヤ恵比寿店」
鮮烈なスパイスマジックを操る伝説のシェフ兄弟を擁し、鳴り物入りでオープンした西麻布「ヴィナーヤ」ですが、その後シェフ兄弟は退陣、御徒町、恵比寿、鶴見とチェーン展開する方針へと舵を切りました。
西麻布本店はシェフ交代後も一定のレベルを保っており、一クラス上のインド料理の地位を保っているのですが、鶴見店にはその面影もなく、御徒町店は早々に店じまいと、若干クオリティ管理への不安がチラホラ。
未訪であったここ恵比寿店についても、その場所が元々高級インド料理店でありながら、チェーン展開による劇的な質の低下で衰退した「サムラート」跡地であるだけに、その二の轍を踏む事になってないか、いささか心配だったのでした。
この日はランチ訪問。

メニューはベーシックなカレーが並ぶセット構成。特に驚くような部分はありません。
カレー一種の一番シンプルなセットで950円という価格は、ネパール人経営の大衆インド料理店などと比べればかなり高めの設定。
西麻布本店グレードの本格インド料理店と捉えれば、妥当な値付けであるといえるのですが・・・果たして。

★ランチ Bセット ¥1100
カレー2種類、サラダ、タンドリーチキン、ナン又はライス食べ放題、ソフトドリンクのセット。
カレーはマトンとチキンを選択しました。

マトンカレーはカルダモン強め、辛さもいい感じ。
特に激しくとがった部分があるわけではないのですが、充分に満足できる味わいです。
チキンカレーはクリーミーで、ほぼほぼバターチキンな感じなのですが、バターチキンは別にあるんですよね。
そちらはもっとクリーミーで甘めなのかな?
メティの葉がたっぷり入っており、こちらもランチカレーとしてはなかなか真面目な作りという印象ですね。
タンドリーチキンも、炭焼きの香ばしさがしっかり感じられ上々の出来です。
が、この日一番心に残ったのはこちらのライス。
日本米ながら、高価なサフランをたっぷり用いた贅沢仕様なんです!

ターメリックで黄色く染めたのとは違う、米粒の仄かな色合いに加え、サフランの赤い花びら自体もしっかり見て取れるこのライス、結構原価かかっていますね!
もちろん香りはバッチリで、同じカレーでも普通の米と合わせるのとではまったく満足度が変わりますよ。
しかもこのライス、おかわり自由という太っ腹。
ターメリックライスとサフランライスの違いに感動する人がどれほどいるのかはわかりませんが、そのこだわりに西麻布本店譲りの矜持を感じ、ほっとしてしまいました。
人員のシフトなど、その日の状況・コンディションによって変わる部分はあるのかもしれませんが、少なくとも私が訪問したこの日に関していえば、クオリティは充分。
西麻布本店よりは幾分カジュアルな感はありますが、ちゃんとしたインド料理がいただける店という印象でした。
このまま、無理に店舗数を増やすのではなく、眼の行き届く範囲でしっかりしたクオリティを保ち続けてくれれば嬉しいですね。
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「ヴィナーヤ恵比寿店」
鮮烈なスパイスマジックを操る伝説のシェフ兄弟を擁し、鳴り物入りでオープンした西麻布「ヴィナーヤ」ですが、その後シェフ兄弟は退陣、御徒町、恵比寿、鶴見とチェーン展開する方針へと舵を切りました。
西麻布本店はシェフ交代後も一定のレベルを保っており、一クラス上のインド料理の地位を保っているのですが、鶴見店にはその面影もなく、御徒町店は早々に店じまいと、若干クオリティ管理への不安がチラホラ。
未訪であったここ恵比寿店についても、その場所が元々高級インド料理店でありながら、チェーン展開による劇的な質の低下で衰退した「サムラート」跡地であるだけに、その二の轍を踏む事になってないか、いささか心配だったのでした。
この日はランチ訪問。

メニューはベーシックなカレーが並ぶセット構成。特に驚くような部分はありません。
カレー一種の一番シンプルなセットで950円という価格は、ネパール人経営の大衆インド料理店などと比べればかなり高めの設定。
西麻布本店グレードの本格インド料理店と捉えれば、妥当な値付けであるといえるのですが・・・果たして。

★ランチ Bセット ¥1100
カレー2種類、サラダ、タンドリーチキン、ナン又はライス食べ放題、ソフトドリンクのセット。
カレーはマトンとチキンを選択しました。

マトンカレーはカルダモン強め、辛さもいい感じ。
特に激しくとがった部分があるわけではないのですが、充分に満足できる味わいです。
チキンカレーはクリーミーで、ほぼほぼバターチキンな感じなのですが、バターチキンは別にあるんですよね。
そちらはもっとクリーミーで甘めなのかな?
メティの葉がたっぷり入っており、こちらもランチカレーとしてはなかなか真面目な作りという印象ですね。
タンドリーチキンも、炭焼きの香ばしさがしっかり感じられ上々の出来です。
が、この日一番心に残ったのはこちらのライス。
日本米ながら、高価なサフランをたっぷり用いた贅沢仕様なんです!

ターメリックで黄色く染めたのとは違う、米粒の仄かな色合いに加え、サフランの赤い花びら自体もしっかり見て取れるこのライス、結構原価かかっていますね!
もちろん香りはバッチリで、同じカレーでも普通の米と合わせるのとではまったく満足度が変わりますよ。
しかもこのライス、おかわり自由という太っ腹。
ターメリックライスとサフランライスの違いに感動する人がどれほどいるのかはわかりませんが、そのこだわりに西麻布本店譲りの矜持を感じ、ほっとしてしまいました。
人員のシフトなど、その日の状況・コンディションによって変わる部分はあるのかもしれませんが、少なくとも私が訪問したこの日に関していえば、クオリティは充分。
西麻布本店よりは幾分カジュアルな感はありますが、ちゃんとしたインド料理がいただける店という印象でした。
このまま、無理に店舗数を増やすのではなく、眼の行き届く範囲でしっかりしたクオリティを保ち続けてくれれば嬉しいですね。
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コメント
おおー
それもずいぶん使っているようですね、サフラン。
2015-05-23 10:06 Shira URL 編集