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こんなトコロにあのインドカリーの系譜!しかも・・・あなご乗せるんですか?「洋食カトー」(北参道)
category - [代々木,原宿,表参道]
2015/
04/
12いやもう今日も個性的なお店のご紹介です。
「洋食カトー」
カンフーマニアなら「ケィトォー」と読みたくなりますね。
東京メトロ北参道駅から路地をちょろちょろっと奥へ。
鄙びた「カレーライス」の幟、必要以上に大きな赤いひさし・・・そして、お分かりになるでしょうか?

お店の左右に赤いパトランプがぐるぐる回転してるんです!!
これが回っていたら「営業中」、止まっていたら「準備中」とのこと・・・

入口をふさぐように置かれているのは深緑の衣装ケースと、明治の牛乳ポスト。
そして、必要以上に大きく見えたひさしの裏は物置になっているんですね。
それでは入店してみましょう。

店内あらゆる場所に無造作に散りばめられたプロップ類。
この雰囲気はどんなに優秀な美術デザイナーでも再現困難でしょう。
巨大な魚拓あり、熱帯魚水槽ありで魚マニア的にも魅惑的。
************************************
この「洋食カトー」のオープンは1977年。
初代店主、加藤勇さんはなんと日本インドカレーの祖、「新宿中村屋」出身なのです。
お店にも「中村屋」勤務時代の表彰状が飾られているのですが、日付が昭和43年。
その賞状の文面に「勤続十二年」と書かれているんですから、ざっと計算すると初代「ゴジラ」公開の二年後、つまり「空の大怪獣ラドン」公開の年にはもう「中村屋」にいらしたわけですね。
・・・わかりにくくてすみません。
現在お店は奥様と、息子さんが継がれて営業されています。
さて、メニュー。

「カレー」ではなく「カリー」と表記するあたりに、「中村屋」のDNAを感じますね。
洋食屋らしく、カツカレー・・・もといカツカリーやビーフカリーも良いですが、やはりまずこれを頼まねばいけません。

★あなごカリー ¥820
ひらがなで「あなご」と書くほのぼの昭和感と、「カリー」と書くコンチネンタルモダンな雰囲気のギャップが良いですね。
溢れんばかりに(というかちょっと溢れてる)盛られたカレーに、庶民派の愛情も感じ取れます。
それでは、頂いてみましょう・・・・・
あ・・・
おっ!!
おお~っ!!!
これはただの鄙びた町の食堂でいただくレベルのカレーじゃありませんね!
見た目からは想像もつかないスパイシーさ、しっかりとした辛さ。
顔つきは日本の「カレーライス」ながら、味わいは「中村屋」の、いやひょっとするとさらに辛口な「カリー」じゃないですか!!
そして驚くべきは具材の「あなご」。
なんと、カリッとした衣付きの「あなごカツ」になってるんですよ!
ひゃぁ、こりゃ美味いなぁ~
にもかかわらずご飯の炊き方はモチッとした日本風なあたりも、独特なバランスで和みますね。
ちなみに「大盛り」を頼むと、とんでもない「日本昔話盛り」になるそうですので、
デブリシャスな志向の方は是非トライを。
店内には映えある「キタナシュラン」の人形が。

「キタナトラン」じゃないですよ、「キタナシュラン」。
つまりとある理由(笑)で改名する前、初代の人形なわけです。

しかもペレ(ノリさん)からは三ツ星のお墨付き。
これはかなり貴重です。
当時は店頭の赤いひさしもボロボロで、もっと凄まじかったとか・・・・
この独特な店構えに興味持ってくるもよし、でも意外なカレーの美味さに驚いて帰ると、なお良しですよ。
さ、今日はパトランプ回ってるかな?
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https://www.facebook.com/CurryCell
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「洋食カトー」
カンフーマニアなら「ケィトォー」と読みたくなりますね。
東京メトロ北参道駅から路地をちょろちょろっと奥へ。
鄙びた「カレーライス」の幟、必要以上に大きな赤いひさし・・・そして、お分かりになるでしょうか?

お店の左右に赤いパトランプがぐるぐる回転してるんです!!
これが回っていたら「営業中」、止まっていたら「準備中」とのこと・・・

入口をふさぐように置かれているのは深緑の衣装ケースと、明治の牛乳ポスト。
そして、必要以上に大きく見えたひさしの裏は物置になっているんですね。
それでは入店してみましょう。

店内あらゆる場所に無造作に散りばめられたプロップ類。
この雰囲気はどんなに優秀な美術デザイナーでも再現困難でしょう。
巨大な魚拓あり、熱帯魚水槽ありで魚マニア的にも魅惑的。
************************************
この「洋食カトー」のオープンは1977年。
初代店主、加藤勇さんはなんと日本インドカレーの祖、「新宿中村屋」出身なのです。
お店にも「中村屋」勤務時代の表彰状が飾られているのですが、日付が昭和43年。
その賞状の文面に「勤続十二年」と書かれているんですから、ざっと計算すると初代「ゴジラ」公開の二年後、つまり「空の大怪獣ラドン」公開の年にはもう「中村屋」にいらしたわけですね。
・・・わかりにくくてすみません。
現在お店は奥様と、息子さんが継がれて営業されています。
さて、メニュー。

「カレー」ではなく「カリー」と表記するあたりに、「中村屋」のDNAを感じますね。
洋食屋らしく、カツカレー・・・もといカツカリーやビーフカリーも良いですが、やはりまずこれを頼まねばいけません。

★あなごカリー ¥820
ひらがなで「あなご」と書くほのぼの昭和感と、「カリー」と書くコンチネンタルモダンな雰囲気のギャップが良いですね。
溢れんばかりに(というかちょっと溢れてる)盛られたカレーに、庶民派の愛情も感じ取れます。
それでは、頂いてみましょう・・・・・
あ・・・
おっ!!
おお~っ!!!
これはただの鄙びた町の食堂でいただくレベルのカレーじゃありませんね!
見た目からは想像もつかないスパイシーさ、しっかりとした辛さ。
顔つきは日本の「カレーライス」ながら、味わいは「中村屋」の、いやひょっとするとさらに辛口な「カリー」じゃないですか!!
そして驚くべきは具材の「あなご」。
なんと、カリッとした衣付きの「あなごカツ」になってるんですよ!
ひゃぁ、こりゃ美味いなぁ~
にもかかわらずご飯の炊き方はモチッとした日本風なあたりも、独特なバランスで和みますね。
ちなみに「大盛り」を頼むと、とんでもない「日本昔話盛り」になるそうですので、
デブリシャスな志向の方は是非トライを。
店内には映えある「キタナシュラン」の人形が。

「キタナトラン」じゃないですよ、「キタナシュラン」。
つまりとある理由(笑)で改名する前、初代の人形なわけです。

しかもペレ(ノリさん)からは三ツ星のお墨付き。
これはかなり貴重です。
当時は店頭の赤いひさしもボロボロで、もっと凄まじかったとか・・・・
この独特な店構えに興味持ってくるもよし、でも意外なカレーの美味さに驚いて帰ると、なお良しですよ。
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