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待望!本格ラオス料理のお店遂に登場!「サバイディー」(阿佐ヶ谷)
category - [中央線 阿佐ヶ谷~西荻窪]
2015/
05/
06近年、都内でも東南アジア料理のお店が随分増えました。
やはり人気なのはタイ料理、ベトナム料理、続いてインドネシア料理。
高田馬場&大塚で局地的に盛り上がっているのはミャンマー料理。
マレーシア料理もぐんぐん盛り上がってきましたね。
フィリピン料理は夜のお仕事のイメージが強くネット上ではあまり表に出てきませんが、
意外にレストランもそこそこあります。
カンボジア料理はマニアックな扱いながら、人気を誇るお店が数軒。
で、残るはラオス料理。これが無いんですよ・・・
唯一ラオス料理のお店と言えるのは吉祥寺の「ランサーン」だけ。
しかしこの店でもメニューはタイ料理が中心で、ラオス料理は限られた数だけだったんですよね。
ところが・・・
2014年末、阿佐ヶ谷にラオス料理のお店がオープンとの報が!!
好き者たちで連れ添って早速行ってきましたよ。

「サバイディー」
はためくのはタイ国旗。
しかし看板にはラオスの国旗もしっかり見えますね。

こちらのお店の女性店長はラオス人、シェフはタイ・イサーン地方ナコーンラーチャシーマー(コラート)出身とのこと。
実はタイ東北イサーン地方はかつてラオスと同じラーンサーン王朝の領土であり、タイに編入されたのは18世紀。
その歴史的文化的背景により、イサーン料理とラオス料理というのは非常に似通った点が多いのです。
故に日本ではより集客が見込めるタイ料理に集約してしまうわけなのですが、こちらのお店が素晴らしいのはなんと、
同じカテゴリ、ジャンルの料理でもイサーン式とラオス式の両方をラインナップしているんです!
なるほどそうして食べ比べれば、ラオス料理のアイデンティティもより良くわかるというものですね!


しかも・・・驚くべきはその価格設定。
ほとんど全ての料理が580円から680円!!
爆安現地式タイ料理でおなじみ「あろいなたべた」と同等、場合によってはそれより安いなんて・・・大丈夫でしょうか?

お酒もタイ、ラオス両方を広くラインナップ。
でもラオスを楽しむならやはりこれでしょう。

★ビアラオダーク
ラオスのダークビール。
黒ビール系だとスリランカのライオンスタウトと並んで好きなビールです。
すっかりラオス気分になったところで、さぁ、ラオス料理のオンパレードと行きますか!!

★モックガイ ¥680
「ラオス鳥バナナ葉包み蒸し」。
マレーシアのオタオタに見た目がそっくりですがこちらは鶏肉。
バナナ葉の香りが良いですね。

★ピンタッブ ¥580
「レバー焼きトマトディップ付き」。
しっかり火が通ったレバーをつけダレでいただきます。
タレはイサーンでガイヤーンなんかにつけるナムチムジェオみたいなのかと思ったら、結構違ってビックリ。
トマトの酸味とパラー(魚の発酵ダレ)の香り、辛さは程ほどと、タイ料理にありそでなさそな独自の味わいでした。

★オムガイ ¥680
「ラオス野菜と鶏肉スープ」。
イサーン料理でいうところのゲーンオム・ガイ。
たっぷり入ったパクチーラオ(ディル)の爽やかな香りがたまりません。
ゲーンオム自体、お店によって味はさまざまなのですが、こちらのはラオス式とか抜きにして絶品と呼べる美味さ!
必ず頼むべし!!

★ビアラオラガー
ノーマルタイプのビアラオも置いてますよ。

★ラオス式ラープ・ムー ¥580
イサーン料理といえばこれ、のラープ。
ラオスでも同じく名物料理となっています。
香りづけはミントで。
逆にパクチーの香りは控えめとなっていますが、これはこれで美味い!
煎り米のジャクジャクした食感もナイスです。

★ミーカティ ¥680
「ラオスココナッツミルク混ぜ麺」。
別添えの生野菜をぶち込み混ぜ混ぜしていただきます。

ほほー!これはタイのカオソーイよりもむしろ、ミャンマーのオンノカウスエ(ココナッツ麺)に近い味わいですね!
もちろん、カオソーイもカウスエも語源は共通でしょうから、当然ラオス料理ともつながりがあるはず。
あまりココナッツミルクを用いないイサーン地方には見られない、面白い麺料理だと思います。

★SPYゴールド
タイ屋台定番のワインクーラーも常備。

★ピンガイ ¥680
「ラオス焼き鳥」。
イサーンのガイヤーンとは異なり、ターメリックを用いた鮮やかな色彩。
ピンタッブ同様、トマト&パラーだれでいただきます。
引き締まった肉質がたまらない美味さで、「これでも680円?」と目を疑ってしまいます。
デザートは一律320円。

★サークー(上)
★カノムトゥイ(右)
★ナムワーントゥアダム(左)
少なくとも今まで、これほどまでに多種多様なラオス料理をいただけるお店がなかっただけでなく、
一品一品がリーズナブルなこともあり、かなーり色々な料理を一度に堪能することができました。
しかも味付けがなかなかナイス。
普段タイ料理を食べなれている方でも充分満足できる本格派のお店です。
駅からのアクセスも良く、これは良い店ができた!という印象。
ここはしっかりファンが根付いて、長く続けてほしいところですね。
みなさんも是非!未知なるラオス料理を食べに阿佐ヶ谷へ行ってみてください!
●「カレー細胞」Facebookページもチェック。
https://www.facebook.com/CurryCell
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やはり人気なのはタイ料理、ベトナム料理、続いてインドネシア料理。
高田馬場&大塚で局地的に盛り上がっているのはミャンマー料理。
マレーシア料理もぐんぐん盛り上がってきましたね。
フィリピン料理は夜のお仕事のイメージが強くネット上ではあまり表に出てきませんが、
意外にレストランもそこそこあります。
カンボジア料理はマニアックな扱いながら、人気を誇るお店が数軒。
で、残るはラオス料理。これが無いんですよ・・・
唯一ラオス料理のお店と言えるのは吉祥寺の「ランサーン」だけ。
しかしこの店でもメニューはタイ料理が中心で、ラオス料理は限られた数だけだったんですよね。
ところが・・・
2014年末、阿佐ヶ谷にラオス料理のお店がオープンとの報が!!
好き者たちで連れ添って早速行ってきましたよ。

「サバイディー」
はためくのはタイ国旗。
しかし看板にはラオスの国旗もしっかり見えますね。

こちらのお店の女性店長はラオス人、シェフはタイ・イサーン地方ナコーンラーチャシーマー(コラート)出身とのこと。
実はタイ東北イサーン地方はかつてラオスと同じラーンサーン王朝の領土であり、タイに編入されたのは18世紀。
その歴史的文化的背景により、イサーン料理とラオス料理というのは非常に似通った点が多いのです。
故に日本ではより集客が見込めるタイ料理に集約してしまうわけなのですが、こちらのお店が素晴らしいのはなんと、
同じカテゴリ、ジャンルの料理でもイサーン式とラオス式の両方をラインナップしているんです!
なるほどそうして食べ比べれば、ラオス料理のアイデンティティもより良くわかるというものですね!


しかも・・・驚くべきはその価格設定。
ほとんど全ての料理が580円から680円!!
爆安現地式タイ料理でおなじみ「あろいなたべた」と同等、場合によってはそれより安いなんて・・・大丈夫でしょうか?

お酒もタイ、ラオス両方を広くラインナップ。
でもラオスを楽しむならやはりこれでしょう。

★ビアラオダーク
ラオスのダークビール。
黒ビール系だとスリランカのライオンスタウトと並んで好きなビールです。
すっかりラオス気分になったところで、さぁ、ラオス料理のオンパレードと行きますか!!

★モックガイ ¥680
「ラオス鳥バナナ葉包み蒸し」。
マレーシアのオタオタに見た目がそっくりですがこちらは鶏肉。
バナナ葉の香りが良いですね。

★ピンタッブ ¥580
「レバー焼きトマトディップ付き」。
しっかり火が通ったレバーをつけダレでいただきます。
タレはイサーンでガイヤーンなんかにつけるナムチムジェオみたいなのかと思ったら、結構違ってビックリ。
トマトの酸味とパラー(魚の発酵ダレ)の香り、辛さは程ほどと、タイ料理にありそでなさそな独自の味わいでした。

★オムガイ ¥680
「ラオス野菜と鶏肉スープ」。
イサーン料理でいうところのゲーンオム・ガイ。
たっぷり入ったパクチーラオ(ディル)の爽やかな香りがたまりません。
ゲーンオム自体、お店によって味はさまざまなのですが、こちらのはラオス式とか抜きにして絶品と呼べる美味さ!
必ず頼むべし!!

★ビアラオラガー
ノーマルタイプのビアラオも置いてますよ。

★ラオス式ラープ・ムー ¥580
イサーン料理といえばこれ、のラープ。
ラオスでも同じく名物料理となっています。
香りづけはミントで。
逆にパクチーの香りは控えめとなっていますが、これはこれで美味い!
煎り米のジャクジャクした食感もナイスです。

★ミーカティ ¥680
「ラオスココナッツミルク混ぜ麺」。
別添えの生野菜をぶち込み混ぜ混ぜしていただきます。

ほほー!これはタイのカオソーイよりもむしろ、ミャンマーのオンノカウスエ(ココナッツ麺)に近い味わいですね!
もちろん、カオソーイもカウスエも語源は共通でしょうから、当然ラオス料理ともつながりがあるはず。
あまりココナッツミルクを用いないイサーン地方には見られない、面白い麺料理だと思います。

★SPYゴールド
タイ屋台定番のワインクーラーも常備。

★ピンガイ ¥680
「ラオス焼き鳥」。
イサーンのガイヤーンとは異なり、ターメリックを用いた鮮やかな色彩。
ピンタッブ同様、トマト&パラーだれでいただきます。
引き締まった肉質がたまらない美味さで、「これでも680円?」と目を疑ってしまいます。
デザートは一律320円。

★サークー(上)
★カノムトゥイ(右)
★ナムワーントゥアダム(左)
少なくとも今まで、これほどまでに多種多様なラオス料理をいただけるお店がなかっただけでなく、
一品一品がリーズナブルなこともあり、かなーり色々な料理を一度に堪能することができました。
しかも味付けがなかなかナイス。
普段タイ料理を食べなれている方でも充分満足できる本格派のお店です。
駅からのアクセスも良く、これは良い店ができた!という印象。
ここはしっかりファンが根付いて、長く続けてほしいところですね。
みなさんも是非!未知なるラオス料理を食べに阿佐ヶ谷へ行ってみてください!
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