大阪の伝説のカレーを復活させた「シギリヤ」や、鮮烈なスパイス使いが魅力の「レインボウスパイス」など、魅力的なカレー屋さんが続々誕生。
そして・・・こちらのお店もその一つです。

「DS100%カレー」
かな~り印象的な店名ですが、DSとはDouble Screenの略・・・ではなくて、Devenir Sourireというフランス語から。
「100%」「笑顔になる」「カレー」というような意味のようです。
カウンターのみの小さな店内。
若き店主が鍋をゆっくりかき混ぜています。
そう、ここは欧風カレー屋さん。
しかし「ボンディ系」のお店などと比べるとずいぶん価格抑えめで、とってもカジュアルな感じがしますね。

カレーは種類によって辛さが違っています。
欧風カレーの場合、初訪から辛さのマイベストバランスを見極めるのが難しいもの。
ならばと、一番辛いのと、一番辛くないのを頼んでみることにしました(笑)
それで完璧。

★牛すじカレー ¥950
こちらが一番辛いの。
やはり関西出身としては、牛すじがあると頼んでしまいます。

柔らかく煮こまれた牛すじと、ごろんと贅沢なジャガイモ。
カレー自体は激辛というほどではなく、赤ワインを感じる品良き味わい。
なんか、じっくり誠実に作った良質な美味しさ、という感じです。

★カツカレー ¥1080
こちらは辛さ控えめなの。
もうカレーの色からして違います。
フルーティーな甘みを強く感じるカレーで、単に辛さの違いだけではなく、仕込みからして変えている気がします。
で、特筆すべきはカツ。
衣のサクサク感と肉の味わいが最高!
得てしてトンカツの店でカツカレーが不味いのは、トンカツ自体が油っこくカレーに溶け込むからであって、
ここのカツは油っこさが全くなくサクッとしており、カレーとの親和性も抜群。
これは美味いぞ!
ちょっとすてきだな、と思ったのが、2013年11月にオープンしたこのお店、
春の消費税増税のタイミングで価格改定、なんと値下げしたんだとか。
「みなさん大変でしょうから」というそのスタンス、ハートフルで漢気あるなぁ。
みんなを100%笑顔にしたいという心意気を感じます。
こういうお店は、しっかり続いて欲しいですね。
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