というのはカタギの方々の意見であり、カレーキ◯ガイ達の間で高幡不動といえば・・・
「アンジュナ」
で決まり。
というか、高幡不動まで行ってアンジュナに行かないのは、ユニバーサルシティ駅まで行ってUSJに入らないのと同じこと。
「何しに行ったの?」と言われてもしょうがないのです。
そんな「アンジュナ」を敢えて素通りし、隣にあるお店に入ってみたらどうなるか?

「多国籍居酒屋 となりのチャッポラ」

居酒屋のような、ダイニングバーのような独特な雰囲気の店内。
そしてなんとこの店、中で「アンジュナ」と繋がっている!
実はここ、2010年2月に「アンジュナ」が改装した時、空いた隣の物件をブチ抜き繋げた姉妹店。
「アンジュナ」のインド料理メニューも自由に注文できるんです。
(但し「となりのチャッポラ」は居酒屋なのでチャージが必要。
「アンジュナ」側からも「となりのチャッポラ」メニューは注文可ですが、その際はワンドリンクオーダーとチャージがかかります。)
結局、高幡不動に来たら「アンジュナ」に辿り着く運命ってわけですね。

まずは居酒屋的にワンドリンクオーダーしてみましょう。

★ティフィンジンジャー辛口 ¥600
紅茶リキュールにジンジャーを加えた一杯。
いきなりこれが感動的!
流石はスパイス料理店、とにかく濃くて辛い!最高です。
単にバーとしてみても、これは結構なレベル。

★アフリカのギョウザ ¥460
チュニジアのブリックですね。
カレー関係では日比谷の「ひつじや」でも提供している料理ですが、ここのはとにかくデカイ!

★とり唐揚 ~トムヤム味 ¥650
片栗粉を使った中華な感じの唐揚げに、甘辛ダレをつけていただきます。

★イカの正油タンドール焼き ¥480
タンドーリ料理なのですが、これはもう完全和風居酒屋な味わいですね。

★モスコミュール辛口 ¥530
やっぱり生姜がガツンと効いたインパクト系。
これほど攻撃的なモスコミュールを出すバーは、都内でも1、2軒しか知りません。
・・・と、ここでせっかくなので、「アンジュナ」メニューも注文。

★マトンカレー 小盛り ¥930
★ナン +¥100
「アンジュナ」オーナーシェフの藤井さんは九段「アジャンタ」出身。
同じく「アジャンタ」出身の日本人シェフたちが開いた、いわゆる「アジャンタ系」のお店の中でも一目置かれるだけあって、
確かな技術と確かなセンスによる、しっかりとしたマトンカレーです。
ブラックペッパーしっかり、クローブバッチリで好みの味!
さらにスパイス居酒屋ならではのデザートも見逃せません。

★リキュールアイス(カカオ&ティフィン) ¥460
アイスクリームに好きなリキュールをかけて愉しむという趣向。
カカオリキュールと紅茶リキュールを半々でお願いしちゃいました。
オトナの味わい、ちょっと堪らないものがありますね。
近頃東京では、スパイス料理をお酒とともに愉しむ「スパイス居酒屋&バー」という業態が大きなトレンドとなっていますが、この「となりのチャッポラ」もまさにそう。
東京インド料理の黎明期を支えた大御所「アジャンタ」と、東京ならではの「スパイス居酒屋&バー」、
その二つの点を線で結ぶ、かなり面白い存在と言えるのではないでしょうか。

とにかく酒が美味いんで、酒飲みカレー好きには超オススメですよ!!
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