大阪伝説のカレーを復活させた「シギリヤ」のみならず、魅力的なカレー屋が続々オープン。
なかでも駅に近く、既に人気を博しているのがこちら。

「レインボウスパイス」
ものすご~く独特な発光看板、実はこれ飛行機のキャノピーなんです!!
そう、立川といえば戦時中、軍用機を生産していた街ですからね。
ご当地カレー店としてナイスすぎるアイデアです。

カウンタースタイルの小さな店内。

★ボス ¥550
インドビールのセレクトもなかなかマニアック。
料理は「カレーライス」でも「インド料理」でもなく、その両方をミックスしたような「インドカリー」がメイン。
17時以降はカレーを二品選べる「ダブルカリー」が選択可能です。

★ダブルカリー ¥990
料理がやってくる前から立ち込める、芳しきスパイス香。
ちゃんと手抜きなしのインドカレーを作っている証です。
ライスは面白いことに日本米でもインド米でもタイ米でもなく、カリフォルニアの中粒米「カルローズ」。
ジャポニカ米系のお米ですが、日本米ほどモチッとせず、少し芯があるような食感が特長。
小麦粉を使わないインドカレーによく合いますよ。
つけあわせとしてジャガイモのサブジが添えられているのも丁寧。
さて、一つ一つのカレーを見ていきましょう。

★季節の野菜マサラカリー
ココナッツミルクで仕上げた南インドテイストのカレー。
野菜がたっぷり煮込まれています。

★チキンマサラカリー
ホールスパイスをふんだんに使った北インド風のカレー。
中には鶏モモ肉が入っています。

★チキンバターマサラカリー
トマト、バター、生クリームをふんだんに使ったバターチキン。

★夏野菜のキーママサラカリー
8月の限定カリー。
北インド式キーマカリーをベースにナス、ミニトマト、青唐辛子、パプリカを加えたもの。

こうして並べてみると壮観ですね!
どのカレーもちゃんと、スパイスが立っていて、並大抵のインド料理店では太刀打ちできない美味さ。
しかも野菜や肉の味わいがしっかり活きているあたり、日本人ならではの繊細な感覚が光っています。
やはりレインボウだけに、インドの山奥で修業したレベルの美味さというわけでしょうか。

このアチャールもまた美味い!手抜きなし!!
食後にはこちらをいただきました。

★パパド&クルフィー ¥300
お、これは新発想!!
インドのアイス、クルフィーにパパドを組み合わせただけでなく、ピンクペッパーをトッピング。
クルフィーのミルキーな甘さとパパドのパリッとした食感、そして塩コショウのピリッと感が絶妙なバランス!
これは相当美味い!
そして確信しました。
カレーもクルフィーもそうですが、こちらのシェフは、スパイスや食材それぞれの香り、食感、旨みを内に向かうベクトルで融合調和させるのではなく、四方八方外に向かうベクトルで引っ張り合い、料理に立体的な緊張感をもたらすことにひたすら注力しているのだと。
そのダイナミズムがあるからこそ、さりげなく見える一品一品が不思議と美味いのだと。
繊細さと大胆さ、とても好きな方向性です。
立川に来る理由がまた一つ、増えましたよ。
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