Post
ファン感涙。瀬島シェフ待望の新店誕生!「オリエンタルビストロ 桃の実」
category - [本郷,根津エリア]
2014/
07/
04これは大ニュース!ついに・・・ついに!!
日本インド料理界の若きスタア、瀬島徳人シェフが自分のお店をオープン!!!

「オリエンタルビストロ 桃の実」
およそインド料理店らしからぬ外観、そして店名。
そりゃぁそうでしょう、なんてったって「あの」瀬島さんのお店なのですから。
ここで簡単に瀬島徳人シェフの経歴を紹介しましょう。
瀬島さんが料理人としての修業を積んだのは、南インド・ケララ州コーチン。
遥か昔から欧州からの船舶の中継港として栄え、フランスなどからのリゾート客も多いこの町でも、最上級の料理を出すといわれる「Brunton Boatyard」が瀬島さんの修業先でした。
そこで伝統的な南インド・ケララのレシピと本格フレンチの技巧を用いた料理を習得し、1年余りの修業を経て帰国。
その後、日本インド料理界の「偉大なるアマチュア」だった沼尻氏が新たに立ち上げた、大森「ケララの風」の料理長に就任した瀬島さん。
:昼は沼尻さんスタイルの大衆的なミールスを安価提供、夜は打って変わって瀬島料理長得意のエレガントなインド料理の世界を繰り広げた「ケララの風」でしたが、2011年5月に閉店。
その後沼尻さんは「ケララの風Ⅱ」としてお店を再開、大衆的ミールス専門店として順調なスタートを切るのですが・・・
あの頃「ケララの風」でしかいただくことができなかった、瀬島シェフの独特の料理世界は一旦、伝説となっていたのです・・・・
そしてこの2014年6月24日、3年間の沈黙を破り、瀬島シェフと彼の店「桃の実」が始動。
この朗報を、涙を流し喜ぶファンがあちらにも、こちらにも。
もちろん私も早速、5人での訪問をしてきましたよ。

玄関にはインド料理研究家、香取先生からのお花が。
これだけでこのお店がいかに間違いないか、わかる人にはわかるはず。

真新しい、かなりこじんまりとした店内。
そうそう、これ以上の広さは必要ないですよね。
やってくる皆は、料理人と近い距離にいたいわけですから。
メニューブック、ワインリストはまだ無く(というか、作る必要がないのかも)、料理は黒板のみ。

瀬島シェフの経歴、そしてオリエンタルビストロの名の通り、インド料理店というよりはビストロのラインナップ。
しかしインド料理マニアもうなるエッセンスが随所にちりばめられていますね。

瀬島シェフ直々にワインをセレクトしていただきました。

ワインには、やはりチーズが必要ですね。

★フランス産チーズの盛り合わせ \1200
東京の普通のインド料理店ではこうはいかないでしょう。

★ゴア風ソーセージ ¥600/一本
ゴアはかつてポルトガル領だったインドの港町で、ポルトガルの影響を受けたスパイス料理が有名。
練り込まれたスパイスが刺激的かつジューシーな自家製ソーセージに、敷き詰められたレンズ豆・・・
これは絶品ソーセージです。

★キッシュロレーヌ ¥900
これほどまでに味が濃く、しかしエレガントなキッシュロレーヌにはそうそう出会えるものではありません。
もちろん、インド料理店で遭遇できる可能性など、0.001%にも満たないはず。

さて、この料理は一体なんでしょう???
テーブルに登場するや否や、強烈に魅惑的なスパイスの香りが充満したのですが・・・早速紐解いてみましょう。

★スズキのバナナ葉包焼き ¥1800
うわぁ!!これですよ!!これ!!
日本で一番食べたかったケララ料理は!!!
かつて私がケララ州を訪問した時、バックウォーターの自然の中のホテル「Coconuts Lagoon」でいただいた「Karimeen Pollichathu」(カリミーン=ダイヤモンドクロマイドのバナナリーフ蒸し焼き)。
(その時の記事⇒ケララ名物!カリミーン料理に舌鼓。「Coconut Lagoon」)
そのあまりの美味さに、もう一度食べたいと思っていたのですが、いかんせんカリミーンという魚はケララ特産の淡水魚、日本でいただけるはずもなく。
もし日本で再現するならば、スズキ、メジナ、ティラピア、スズメダイのいずれかだろうと思っていたのですが、流石の瀬島さん、スズキを持ってきましたか!!
ケララらしいタマリンドの酸味も抜群で、そうそうこれです、この味ですよ!!という感激。
それもそのはず、瀬島さんが修業した「Brunton Boatyard」と私が訪問した「Coconuts Lagoon」は同系列のホテルなのですから!!
とにかく間違いなく、これは今、日本でいただける最高のポリチャトゥ!!

★ラムローガンジョシュ ¥1800
ここでうって変って中東由来の羊カレーを。
ラム肉、非常に柔らかいです。
まさに高級店の羊カレーといった感じ。

★プラオ
ローガンジョシュのお供にさらっといただきました。

★ホンビノス貝のハーブワイン蒸し ¥800/2ヶ
「アメリカのハマグリ」ことホンビノス貝。
ワイン蒸しとして秀逸なうえに、カレーリーフやレモングラスで香りが強調されたオリエンタル仕様。
まさに瀬島さんらしいエレガントさ!!

★ダム・チキンビリヤニ ¥2600/2人前
ビストロらしい、非常に、非常に繊細な、香り重視のビリヤニ。
チャパティで蓋をするのでなく、パイ生地をリングのように用いているのが面白いですね。
どれもこれも一筋縄ではいかない、一般的なインド料理の範疇に収めることのできない、独創的でありながらもちゃんと文化背景のある料理。
十二分に堪能させていただきました。
一流料理としてのインド料理としては青山「シターラ」が代表として挙げられますが、ここはまた違った方向へと突き抜けたお店。
素材、調理法への拘り、南インド・コーチンの一流ホテルの味が東京で楽しめる。
その贅沢な世界観のプレゼンテーションとして、この本郷三丁目という場所は確かに、最良の立地なのかもしれないな、そう思いました。
新たなる瀬島伝説の始まり、東京にいるなら是非見届けるべきですよ。
●「カレー細胞」Facebookページもチェック。
https://www.facebook.com/CurryCell
⇩ランキング参加中⇩ 一日一回クリックおねがいします。




日本インド料理界の若きスタア、瀬島徳人シェフが自分のお店をオープン!!!

「オリエンタルビストロ 桃の実」
およそインド料理店らしからぬ外観、そして店名。
そりゃぁそうでしょう、なんてったって「あの」瀬島さんのお店なのですから。
ここで簡単に瀬島徳人シェフの経歴を紹介しましょう。
瀬島さんが料理人としての修業を積んだのは、南インド・ケララ州コーチン。
遥か昔から欧州からの船舶の中継港として栄え、フランスなどからのリゾート客も多いこの町でも、最上級の料理を出すといわれる「Brunton Boatyard」が瀬島さんの修業先でした。
そこで伝統的な南インド・ケララのレシピと本格フレンチの技巧を用いた料理を習得し、1年余りの修業を経て帰国。
その後、日本インド料理界の「偉大なるアマチュア」だった沼尻氏が新たに立ち上げた、大森「ケララの風」の料理長に就任した瀬島さん。
:昼は沼尻さんスタイルの大衆的なミールスを安価提供、夜は打って変わって瀬島料理長得意のエレガントなインド料理の世界を繰り広げた「ケララの風」でしたが、2011年5月に閉店。
その後沼尻さんは「ケララの風Ⅱ」としてお店を再開、大衆的ミールス専門店として順調なスタートを切るのですが・・・
あの頃「ケララの風」でしかいただくことができなかった、瀬島シェフの独特の料理世界は一旦、伝説となっていたのです・・・・
そしてこの2014年6月24日、3年間の沈黙を破り、瀬島シェフと彼の店「桃の実」が始動。
この朗報を、涙を流し喜ぶファンがあちらにも、こちらにも。
もちろん私も早速、5人での訪問をしてきましたよ。

玄関にはインド料理研究家、香取先生からのお花が。
これだけでこのお店がいかに間違いないか、わかる人にはわかるはず。

真新しい、かなりこじんまりとした店内。
そうそう、これ以上の広さは必要ないですよね。
やってくる皆は、料理人と近い距離にいたいわけですから。
メニューブック、ワインリストはまだ無く(というか、作る必要がないのかも)、料理は黒板のみ。

瀬島シェフの経歴、そしてオリエンタルビストロの名の通り、インド料理店というよりはビストロのラインナップ。
しかしインド料理マニアもうなるエッセンスが随所にちりばめられていますね。

瀬島シェフ直々にワインをセレクトしていただきました。

ワインには、やはりチーズが必要ですね。

★フランス産チーズの盛り合わせ \1200
東京の普通のインド料理店ではこうはいかないでしょう。

★ゴア風ソーセージ ¥600/一本
ゴアはかつてポルトガル領だったインドの港町で、ポルトガルの影響を受けたスパイス料理が有名。
練り込まれたスパイスが刺激的かつジューシーな自家製ソーセージに、敷き詰められたレンズ豆・・・
これは絶品ソーセージです。

★キッシュロレーヌ ¥900
これほどまでに味が濃く、しかしエレガントなキッシュロレーヌにはそうそう出会えるものではありません。
もちろん、インド料理店で遭遇できる可能性など、0.001%にも満たないはず。

さて、この料理は一体なんでしょう???
テーブルに登場するや否や、強烈に魅惑的なスパイスの香りが充満したのですが・・・早速紐解いてみましょう。

★スズキのバナナ葉包焼き ¥1800
うわぁ!!これですよ!!これ!!
日本で一番食べたかったケララ料理は!!!
かつて私がケララ州を訪問した時、バックウォーターの自然の中のホテル「Coconuts Lagoon」でいただいた「Karimeen Pollichathu」(カリミーン=ダイヤモンドクロマイドのバナナリーフ蒸し焼き)。
(その時の記事⇒ケララ名物!カリミーン料理に舌鼓。「Coconut Lagoon」)
そのあまりの美味さに、もう一度食べたいと思っていたのですが、いかんせんカリミーンという魚はケララ特産の淡水魚、日本でいただけるはずもなく。
もし日本で再現するならば、スズキ、メジナ、ティラピア、スズメダイのいずれかだろうと思っていたのですが、流石の瀬島さん、スズキを持ってきましたか!!
ケララらしいタマリンドの酸味も抜群で、そうそうこれです、この味ですよ!!という感激。
それもそのはず、瀬島さんが修業した「Brunton Boatyard」と私が訪問した「Coconuts Lagoon」は同系列のホテルなのですから!!
とにかく間違いなく、これは今、日本でいただける最高のポリチャトゥ!!

★ラムローガンジョシュ ¥1800
ここでうって変って中東由来の羊カレーを。
ラム肉、非常に柔らかいです。
まさに高級店の羊カレーといった感じ。

★プラオ
ローガンジョシュのお供にさらっといただきました。

★ホンビノス貝のハーブワイン蒸し ¥800/2ヶ
「アメリカのハマグリ」ことホンビノス貝。
ワイン蒸しとして秀逸なうえに、カレーリーフやレモングラスで香りが強調されたオリエンタル仕様。
まさに瀬島さんらしいエレガントさ!!

★ダム・チキンビリヤニ ¥2600/2人前
ビストロらしい、非常に、非常に繊細な、香り重視のビリヤニ。
チャパティで蓋をするのでなく、パイ生地をリングのように用いているのが面白いですね。
どれもこれも一筋縄ではいかない、一般的なインド料理の範疇に収めることのできない、独創的でありながらもちゃんと文化背景のある料理。
十二分に堪能させていただきました。
一流料理としてのインド料理としては青山「シターラ」が代表として挙げられますが、ここはまた違った方向へと突き抜けたお店。
素材、調理法への拘り、南インド・コーチンの一流ホテルの味が東京で楽しめる。
その贅沢な世界観のプレゼンテーションとして、この本郷三丁目という場所は確かに、最良の立地なのかもしれないな、そう思いました。
新たなる瀬島伝説の始まり、東京にいるなら是非見届けるべきですよ。
●「カレー細胞」Facebookページもチェック。
https://www.facebook.com/CurryCell
⇩ランキング参加中⇩ 一日一回クリックおねがいします。




関連ランキング:ビストロ | 本郷三丁目駅、水道橋駅、湯島駅
- 関連記事
-
-
創業350年!?超老舗の金魚卸問屋でカレーを食べてみた。「金魚坂」(本郷三丁目) 2015/06/02
-
ファン感涙。瀬島シェフ待望の新店誕生!「オリエンタルビストロ 桃の実」 2014/07/04
-
シャバシャバカレーとオハヨー州。「万定フルーツパーラー」(東大前/本郷三丁目) 2012/01/23
-
コメント