マレー系に中華系、インド系にニョニャ系・・・どれもこれも食べようと思ったら一日三食では足りません。
そこで嬉しいのが、朝までやっている屋台や庶民派食堂の存在。

CGのような存在感を放つここKLCC。
その脇の通りJalan Ampangにも、インド系の大衆食堂がポツポツあるんですよ。

「Nasi Kandar Pelita(ナシカンダールペリタ)」
「Nasi Kandar(ナシカンダール)」とはマレーシア生まれのインド系ムスリムのワンプレート定食。
マレー系の「ナシレマ」や中華系の「経済飯」にあたる屋台メシです。

「Nasi Kandar Pelita(ナシカンダールペリタ)」はペナン、クアラルンプール、セランゴールなどに支店を構える人気のお店。
なんと、インドのチェンナイにも支店を出しているのだとか!逆輸入ってやつですね。
このJalan Ampangのお店は24時間営業で、意外なほど大きな店構えです。



店内はフードコートのようにいくつかのコーナーに分かれていますが、注文は一か所でまとめてOK。




席数は驚異の480席!!!
ま、とにかくだだっ広いので、ちゃんと注文が間違わずやってくるのか心配なわけですが・・・
店員さんも案外多く、オペレーションは意外にしっかりとしていました。

★TEH (RM1.80)
まずはしっかりと泡立ったテタレ。
日本で飲めばきっと甘すぎるのですが、常夏の国ではこれがちょうどいい感じ。

★ROTI CHANAI (RM1.00)
やわらかいパロタをブツ切りにしたような、人気の軽食。
サンバルとカレー(具は一切なし)がついてたったの1リンギ=約30円ですよ。

しかもこれが美味いのなんのって!
絶妙に軽い、クレープのような味わい。
東京、とくに青山あたりではエッグベネディクトやらパンケーキやら西洋の朝食が流行っておりますが、
次はロティチャナイが来てくれることを祈願しておきましょうか。

★TANDOORI AYAM KAMPUNG (RM7.50)
アヤムは鶏肉ですから、つまりはタンドリーチキン。
ロティチャナイとの価格差をみればやはり、これはご馳走なのだなぁという感じ。
身が引き締まった鶏肉が日本との嗜好の差を感じさせて面白いですね。

★NASI KANDAR TAMBAH (RM1.40)
でましたこれがナシカンダール。
インディカ米のライスの上に、シャバシャバカレーと甘辛醤油だれ的なモノが無造作にドバッ!
揚げた鶏もも肉とピクルス的野菜がセットになって約42円。
お世辞にも見た目が良いとは言えないのですが、これがまぁなんというか、
流石の庶民派B級グルメといいますか、がっついてしまう美味さなんですよね。

手食する客のために洗面台がちゃんとお店の真ん中にあります。
付近に宿泊の際はとことん便利。
何度でも寄ってしまいそうな良いお店でしたよ。
Nasi Kandar Pelita Ampang
住所:No. 149, Jalan Ampang, Kuala Lumpur 50450, Malaysia
電話:603-2162 5532
席数:480席(エアコン完備、ファミリールーム有り)
公式HP:http://www.pelita.com.my/
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