常磐線をひたすらひたすら、ガタゴトガタゴト。
駅からひたすら、テクテクテクテク。
到着したのはこちら。

「バナナリーフ」
2013年11月に駅の反対側から現在の場所へ移転し、駅から徒歩15分と少し遠くなったようです。

この日は日曜ランチでの訪問。
目当てはスリランカ料理食べ放題のランチバイキング。
以前は土日980円だったこのランチバイキングですが、
2014年4月からは日曜限定でメニュー数を増やし、そのぶん値上げしたようですね。



この日のラインナップは、
・ポーク
・チキン
・とまと
・だいこん
・まめ
・じゃがいも
・パパダム
・ミントチャトニ
・白米(日本米)
・ターメリックライス(インディカ米)
・サラダ
・ゆで卵
盛って盛って、盛りつけて、スリランカ式のワンプレートに・・・完成!!

★ランチバイキング ¥1200
バイキングといいつつもカレー、特にポークはブラックペッパーガツン!!
なかなかしっかりした味付けですね。
パリップ(豆カレー)もまろやかでありつつ塩とニンニクが効いており、
先日クローズした「ディラーニさんのスリランカカレー」を思い出しました。
このレベルのスリランカ料理がこんなところ(失礼)でいただけるなんて、実に素晴らしいですね。
食後、スリランカ人のオーナーシェフにお話を聞けば、なるほどなるほど、そういうことかぁ!!
実は彼、私が生まれて初めてスリランカ料理を食べたお店、神戸「コートロッジ」にいたそう。
「コートロッジ」といえば関西正統スリランカ料理を牽引してきた名店。
また「新宿店」「中野店」は東京でも屈指の品格を誇るスリランカ料理店として名声を馳せてきたわけですが、日本の不景気と中国経済の台頭にあわせ徐々にビジネスの舞台を中国へとシフト。
「神戸店」「新宿店」は閉店し、新たにできた「羽田空港第二ビル店」も今年春クローズ。
スリランカ要人向けのスペシャル店「中野店」を残すのみとなりました。
こちらのオーナーシェフは「コートロッジ神戸店」ののち「新宿店」を経て独立、2012年に荒川沖「バナナリーフ」をオープンするわけですが、なぜ茨城かというのは意外にこの辺、スリランカ人コミュニティが多いんですよね。
一見サッと作ったようなバイキング料理にもツボを押さえたメリハリと、ほのかな品位を感じたのは、彼ら地元のスリランカ人向けの味付けであることに加え、流石は「コートロッジ」の血というべきでしょうか。

★アイスクリーム ¥300
キトゥルハニーをかけたリッチなバニラアイス。
ここに慣れ親しんだ「コートロッジ」の面影が。

★ロイヤルミルクティー ¥350
スリランカの〆はやっぱりこれですね。

店内にはスリランカ食材の販売も。
周囲ににぎやかな街もなく、人通りもまばらなこの場所ですが、
この腕を持ってすれば充分足を運んでくる客が絶えないのではないでしょうか。
なぜか僻地に多いスリランカの名店たち。
「バナナリーフ」もその一角を担っているようですね。
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