カレーマニアにとってハイチといえばやっぱりドライカレーです。

「カフェハイチ2号店」
固めたご飯の上に濃厚なキーマを敷き詰める独特のスタイルで定番的人気を誇る「ハイチ」のドライカレー。
現在ではいろんなお店で見られるものの、30年以上前からこのスタイルを貫いてきた「ハイチ」が一つのオリジンであるのは間違いないでしょう。
(ニュー新橋ビルに昔あった「いづつ」がオリジンという説もあり)

なお、新宿西口にあった「本店」は2011年すでにクローズ。
こちらは「2号店」という看板を残してはいるものの、HPなどでは実質本店となっているようです。
(他にFC店として「新宿サブナード店」「新宿センタービル店」「川崎ルフロン店」が現在営業中。)

★ドライカレー(コーヒー付き) \980
サービスセット(スープ・オードブル) +\270
半熟卵トッピング +\80
いやぁ、このスタイル。やはり風格がありますね。
サービスセットは14時から。
半熟玉子トッピングは昔なかったように記憶するのですが、「MOKUBAZA」などに刺激されたのでしょうか。

玉子を切り崩し、ワシャワシャといただきます。
煮詰めたように濃厚なドライカレー、ショウガが効いた独特の風味は、時折無性に食べたくなる魔性の味。
どうしてもカレー部分を多めに食べ進んでしまう私としては、いつも後半ライスが余り気味になってしまっていたのですが、半熟玉子で味に振り幅を持たせることでバランスよくいただくことができました。
なお、誤解なきように説明すると、このドライカレーはハイチ料理ではなくこの店オリジナル。
ほかにハイチ料理もラインナップされているのですが、どうしてもドライカレーに食指が動くんですよね。

食後はこれまた名物ハイチコーヒー。
こちらは正真正銘ハイチの豆を用いています。
熱が良く伝わり手が熱くなる独特の陶器カップ、ブランデーを数滴入れていただく独自のスタイル。
アフターカレーのコーヒーとしては、ひとつの素晴らしき到達点であると言わざるを得ません。
実に素晴らしい。
「2号店」という名前が残っているだけに、今はなき本店に思いを馳せながらいただくカレーとコーヒー。
この余韻はずっとずっと続いていってほしいものです。

なお、この「2号店」では限定でフレンチコースもやっており、本店にはなかった新しい楽しみを展開中。
こちらにも期待ですね。
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