
ゲオファーガス・スタインダックネリー
学名:Geophagus steindachneri
英名:Redhump eartheater
体長:20cm
原産地:コロンビア、ベネズエラ
赤いたんこぶのように出っ張ったおでこ、間延びした顔、ぶ厚い唇・・・
ユーモラスすぎる姿かたちながら、ピンクがかった地色にライトブルーのメタリックな粉をまぶした独特な色彩は、他にない上品な美しさです。

属名のGeophagusとは「地球を食む」という意で、その名の通り頻繁に底砂を突き頬張る仕草を見せます。
砂中の餌を漉しとって食べる習性なのでしょう。
英名もRedhump eartheater。赤い瘤を持った、地球を食む者という意味ですね。

シクリッドとしては性格は温和・・・といいたいところですが、そうでもなく。
オスはとにかく他魚を突っつきます。
同種のメスにさえ攻撃を仕掛け、相手が弱るとしつこく目や鰭を食むので注意。
ゲオファーガス属の中では気性は荒いほうではないでしょうか。

繁殖形態はマウスブルーダー。
一度メスが基質に産卵したのち、オスが咥え保護するようです。
最大20cmほどになるのですが、繁殖自体は6㎝くらいから可能という話も。
とにかく綺麗で奇妙なこの魚、見ていて飽きないことは間違いありませんよ。
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