FC2ブログ

カレー細胞 -The Curry Cell-

あらゆるカレーを紹介し続けるプロジェクト。 時々、珍生物記事もアップするのでマニアは要チェック! 【禁無断転載】写真、文章を転載希望の方はコメント欄などでご連絡ください。

魅惑の地味ナマズ。 ~ バタシオキャット ~

エンゼルフィッシュ、ネオンテトラ、グッピー、クラウンローチ、etc...
人気の熱帯魚というのは、人気があるだけあって、キャッチーな色、わかりやすいカタチのものが多く、
それはそれで魅力的なことを否定するわけではないのですが・・・

捉えどころのないカタチ、地味な色、でもあまり見たことのない奇妙なバランス・・・
マイナー熱帯魚のそんなトコロに強烈に惹かれる私みたいな人間もいるわけで。

絶対に人気が出る要素のない、しかしなんとも魅力的なお魚を今宵もご紹介。


・・・ほら、なんともいえない姿でしょう。

しかしこれほどまでに、なんともいえなさに溢れた魚もちょっとないのでは?
ここまで地味な魚もちょっとないのでは?・・・と思わせる微妙なツボ。

でコイツ、一体何者なのかと言えば・・・

バタシオキャットの一種
学名:Batasio cf.tigrinus
全長:6cm
原産地:タイ(?)


ワンスポットバタシオキャットの名で入荷。

バタシオキャットは東南アジアから南アジアに分布する小型のギギの仲間。
「バター塩」を連想させ非常に食欲をそそる名前ですが、満腹度はかなり低いと思われます。
ちなみに属名の由来はベンガルでこの仲間がbatasio もしくは batashi と呼ばれていることから。

ワンスポットバタシオキャットという名前で入荷する魚は別名「イミテーターミスタス」とも呼ばれ、学名:Batasio tengana と紹介されることが多い・・・というかほぼ100%そういうことになっているのですが、どうも海外の情報サイトでも写真などを見るにつけ、「こいつ絶対違うよな」と思うのです。


特にこの個体、茶色の発色が良すぎるだけかも知れませんが、もはやどこにもワンスポットはなく、むしろ数本の太バンドが目立つ色合い。

個人的にはBatasio tigrinus ではなかろうかと思うのですが・・・

ギギの仲間でありながら、性質は温和も温和。
普段は水草の下や岩の陰に隠れてじっとしており、華やかさはゼロ。
口に入るサイズの魚は食べてしまう可能性がある・・・と言っても小さいカラダなうえ、結構おちょぼ口なので、グッピーの稚魚くらいのサイズでなければ何も気にすることはないと思われます。

流石に単独飼育では水槽が寂しいかと思いますので、水草水槽の隠れキャラとして楽しむのが良いでしょう。

ところでこのバタシオキャット、体型も性質も、南米のブラキラムディア属のナマズに非常に似ています。
ブラキラムディアはピメロドゥス科ですから分類的には離れているのですが、いわゆる収斂進化というやつでしょうか。
ピメロドゥス科とギギ科の収斂進化では、マウスフィンキャットとアフリカンマウスフィンキャットの例もあり、非常に興味深いポイントですね。

●「カレー細胞」Facebookページもチェック。
https://www.facebook.com/CurryCell

⇩ランキング参加中⇩ 一日一回クリックおねがいします。
にほんブログ村 グルメブログ カレーへブロぐるめ! 食べ歩きポータル
関連記事

テーマ:熱帯魚 - ジャンル:ペット

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
https://currycell.blog.fc2.com/tb.php/2075-4f3da307
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)