島随一の素敵ホテル、マンタレイリゾートを出て幹線道路を左へ数分歩けば、
スーパーマーケットや銀行、レンタルビデオ屋が入ったショッピングセンター(そう呼ばせて下さい)があります。



かつて日本軍の基地島だった痕跡がここにも。

スーパーマーケットには缶詰がズラリ。
日本、アメリカ、フィリピンのものが多いですね。

テレビ局がないヤップ、テレビはもっぱらDVDを見るもの。
このショッピングセンターにもレンタルビデオ屋がありました。


メインはやっぱりハリウッド映画です。

・・・あ、なんとビートルナッツがレンタルビデオ屋で売ってるんですね。
ビートルナッツはビンロウという名でも知られる「原始麻薬」。
ヤップ島のものは特にキマると評判なんですが・・・・なるほど、映画見ながらキメるってわけだ。
カウチポテトならぬ、カウチナッツですな。
ワンパックでとんでもない量が入ってるんですけど、一日で消費しちゃうんだろうな。
一日100個とか、普通らしいし。
そして二階にはレストラン。

「Ganir Restaurant」
店構えを見るにハンバーガーやステーキ、シーフードなどアメリカンダイナーっぽいんですが、実はここフィリピン人のお店。

ヤップにはフィリピン人が結構出稼ぎに来ており、スーパーにもフィリピン食材がたくさん。
ホテルの厨房スタッフにもフィリピン人がいたりするんです。


営業は朝7時から午後3時まで。
始まりも終わりも早いのが、南の島ならでは。

メニューにはハンバーガーやステーキ、シーフードの他、日本式のラーメンやうどんもあります。
ヤップの外食といえば基本はその辺りの料理みたいですね。

卓上醤油は人気のYAMASAです。


そしてもちろんこの店にはフィリピン料理だってあります。
アドボやら、カルデレータやら。

さあ、ヤップ島でフィリピン料理ランチと洒落込んでみましょう。

★Beef Caldereta
代表的なフィリピン料理の一つ、カルデレータ。
かつての宗主国スペイン由来の料理です。
牛肉のトマトソース煮込みといった感じなのですが、ホールのブラックペッパーや、
ぶつ切りの生レッドチリが結構入っており、「なんだトマトソースか」と油断した頃いきなりスパイシーに(笑)
なかなかパンチあるじゃないの!!

食材は牛肉の他、ジャガイモ、ニンジン
グリーンピース、ネギ、玉ねぎ、パプリカ、そしてベイリーフなどなど。

★Lomi
こちら卵を溶いたあんかけスープに軟らかい平麺。
具材は鶏肉、牛肉、インゲン、ジャガイモ、海老、パプリカ、白菜、ネギ、玉ねぎ、キュウリ、謎の青菜。

味付けは驚くほどあっさりしています。
そして量が凄い(笑)
美味いのか不味いのかわからないけど、多分フィリピン人には懐かしい味。多分、きっと。

やっぱり知らない国では大衆食堂に踏み入れるのが楽しいなぁ。
同じ空気を吸うこと、これが大事ですよね。
ミクロネシアでフィリピン料理需要が高いなんて、知らなかったもんなぁ。

めちゃくちゃでっかいバルコニー席もあるので、
夜風にあたり海を眺めながらのディナーも素敵だと思いますよ!
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