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カレー細胞 -The Curry Cell-

あらゆるカレーを紹介し続けるプロジェクト。 時々、珍生物記事もアップするのでマニアは要チェック! 【禁無断転載】写真、文章を転載希望の方はコメント欄などでご連絡ください。

チートにパタン、ここにしかない強烈な旨さ。「第一亭」(日ノ出町)

最近、というかここんとこずっと、「グローバリゼーション」という言葉がとてもいいことのように喧伝され、「グローバリゼーション」しない、できないものがダメなやつ扱いされていく風潮に悪寒を覚える。

湖に放たれたブルーギルのように地域の固有性を駆逐し、統一性を迫る「グローバリゼーション」って実は、
共通のルールと価値観を世界中に浸透させることで一極的なコントロール・・・
もっというなら支配を盤石にするための「しくみづくり」であるわけで。

まあ飲食でいえばマクドナルドが最たるもの、ネット界ではGoogleが最たるもの、少なくとも広告宣伝費を使って「世界共通価値観」を訴求し続けるクライアントは「いかに世界をコントロール下に置くか」しか考えていないかもしれないわけで、そんな中で「消費者」という烙印を押された我々が、やれグローバリゼーションだの、国際化だの、自らの不利益になる事案の片棒を担ぐ義理は全くないわけであります。

・・・とまぁ、前置きが長くなりましたが、いったい何が言いたいのかといえば、
ここは呑兵衛天国、野毛ですよ野毛。ということ。

固有の地域性がある街ってのは、言い換えれば「アンチグローバリゼーション」なのであって、
電車を乗り継いでわざわざ野毛に来た者が、何の理由があってマクドナルドに入るのか、ということ。

グルメな諸君が向かうべきは「グローバリゼーション」ではなく、「ローカリゼーション」なのです。
今こそ、そうなのです。間違いない。

で、長い時を経て、美しきローカリゼーションの完成形を見せてくれるような傑物居酒屋がこちら。

「第一亭」

ジャンルとしては台湾料理。
でも世界観は完全なる昭和の場末居酒屋。


看板に並ぶ、豚豚豚豚豚の文字。

只者のような、只者ではないような。


これで出てくるものが普通のチェーン居酒屋と変わらなければ、それだけのお店なんですが、
全くそれだけではないというか、やっぱり只者ではないことは一品注文すればわかること。


★チート ¥600

豚の胃の生姜炒め。
柔らかいようでいてしっかり噛みごたえもあるという、絶妙なバランス。
生姜の効かせ方がちょっと振り切った感じで、「台湾料理」というカテゴリに入れることすら違和感のある感じ。


★パタン ¥600

ゆで冷ました中華麺をニンニク醤油で和え冷やしたもの。
とにかくニンニクの量が尋常ではありません。
巷ではこれを「野毛ペペロンチーノ」と呼ぶんだとか・・・なるほど。

ちなみにまな板に皮をむいたニンニクを並べ、
中華包丁を用いてパタンパタンとニンニクを叩き潰すのが料理名の由来。

元々はまかない料理だったそうで、今も裏メニューであるにもかかわらず、ほとんどの客が注文するという人気の品。

実際これが、イケナイ感じの魅惑的なうまさ。
でもこれ、何料理なんだろ?台湾料理?いえいえ・・・この完成度、あきらかに「野毛料理」。

完璧に洗練された、完成度の高い「ローカリゼーション」。
ごくごく普通のようで、全然普通じゃない。
だからこそ、ここにしかない味、ここにしかない世界観をもとめて人々が集まってくるわけです。

そこが重要。

しかし・・・ニンニク、生姜、塩の容赦ない攻めっぷりがどうしようもなく心地よいこのお店、
気が付けば「おじいちゃんお口くさーい」的な憂き目にあうので要注意ではありますよ。。

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第一亭

夜総合点★★★★ 4.0



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