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2013/11/30

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マダガスカルNo1モード系。~スタンディングヒルヤモリ

category - 爬虫類
2013/ 11/ 30
                 

緑のアタマにグレーの体、スカイブルーの尻尾に、絶妙にあしらわれたネットワーク模様。

こんなオシャレなヤモリ、世界中探したって他にはいない!!


スタンディングヒルヤモリ
学名:Phelsuma standingi
別名:スタンディンギーヒルヤモリ
英名:Standing's day gecko
最大長:33.5cm
原産地:マダガスカル南西部


グランディスヒルヤモリと並ぶヒルヤモリの最大種。
マダガスカル南西部の固有種です。


ド派手なエメラルドグリーンの他のヒルヤモリとは全く異なり、実に洗練されたヨーロピアン・モードなカラーリングです。

いわゆる「壁チョロ系」ヤモリであり、立体活動が主体なため、ケージの高さは必須。
狭いケージはストレスの原因だそうです。

現地では、一本の木にオスメス1ペアが住んでいるらしく、オス同士、メス同士は結構闘争するみたい。


見るからに素早そうなスタイルどおり、動きの速さはかなりのもの。
ジャンプして反対側の壁に飛び移ったりも・・・脱走にはくれぐれも注意ですね。


餌のメインはコオロギ。
動く虫を見ると加速装置が入ったように一瞬で接近しパクリ。
恐るべき反射速度。

ヒルヤモリの仲間は果実なども食べるとよく聞きますが、この種に関しては結構動物食性が強い様子。

いわゆる「人馴れ」というか、餌が来ると思って寄ってくる様は、ペットとしての魅力たっぷりですね。


他のヒルヤモリ同様、基本的には昼行性。
夜行性ヤモリのような開閉する瞳孔が見受けられない黒い瞳が魅力的です。


飼育温度は28度前後。
しかし比較的寒暖適応性は高い様子。
他のヒルヤモリと比べると乾燥にも強いようです。

また、昼行性であることから紫外線は必須と思われるのですが、
案外紫外線なしで飼育できている例もあるようで・・・
いずれにせよカルシウム不足を防ぐため、餌のコオロギにカルシウムパウダーの添加は重要。


可愛くオシャレで飼いやすい、良いこと尽くめのこのヤモリ、実はもうひとつのお楽しみが。
この特徴的な体色が成長につれ変化するんです。

歳を重ねるにつれ、アタマの緑、尻尾のブルーは薄まり、グレーのグラデーションへと変化。
オトナっぽい落ち着いた色合いへと変わっていくのだそう。

寿命は10年ほどということですが、果たしてどんなオトナになるのやら??

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