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カレー細胞 -The Curry Cell-

あらゆるカレーを紹介し続けるプロジェクト。 時々、珍生物記事もアップするのでマニアは要チェック! 【禁無断転載】写真、文章を転載希望の方はコメント欄などでご連絡ください。

アメ村牡丹灯篭、またはセイロンライス。「ニューライト」(難波/心斎橋)

お札を家中の窓に貼り巡らし、幽霊お露の侵入を阻んだのは怪談『牡丹灯篭』ですが、
大阪・アメリカ村にそれを髣髴とさせる怪しいカレー屋さんがあるのです。

外観を埋め尽くすポスター&ステッカー。

一見廃屋??営業してないのかしら??
戸惑い入ることの出来ない客も多数。

まさにカレー牡丹灯篭とでも呼ぶべきこのお店・・・実は大阪っ子の間ではなかなか有名なんです。

「ニューライト」

創業昭和34年(1959年)。
キューバで革命が起こり、シンガポールが独立し、NHK教育の放送が始まり、
美智子妃殿下が皇室に入り、王貞治がプロ入り第一号ホームランを放ったその年に開業した超老舗洋食店。

この界隈が「アメリカ村」と呼ばれるようになる前から存在する、まさに歴史の生き証人です。


現在お店は、蔦の絡まる余地がないほどおびただしい数のステッカー、ポスター、チラシで覆われており、
老舗の風格というよりは大阪の大衆文化、ストリートカルチャーが入り混じった独特の「やさぐれ感」たっぷり。


いちおう食品サンプルも飾ってあるのですが、ほぼ見えません・・・


店内にはこれまた夥しい数のサイン色紙。
場所柄、吉本系の芸能人が多いのですが、見れば見るほど歴史を感じます。


私自身、このお店を訪問するのはざっと20年ぶり。

・・・しかしまぁ、相も変わらずなやさぐれ感だこと。

いちおう洋食喫茶ということでメニューにはいろいろあるのですが、
カレー好きがこの店に来て注文するメニューはひとつ。


★セイロンライス

「ニューライト」不動の名物である雑炊式カレー。
「セイロン」といえばスリランカのことですが、別にスリランカ式のレシピであるわけではなく、
ただ小麦粉を用いた和式カレーライス全盛の時代に珍しい、
シャバシャバのカレーをセイロン式と呼んだということでしょう。


何の飾り気も色気もないそのルックス。
しかし楕円の銀の皿、そして中央に鎮座する生卵に、大阪独自のカレー文化が息づいています。
ディス・イズ・カレーという感じのレトロな味わいは、
牛スジを三日煮込んだソースに鶏がら、豚骨のスープを加え炊き込んだ独自のレシピ。

ピリッとスパイシーながらも、お茶漬けのようにサラサラサラッと掻きこめちゃいます。

今や大阪といえば、スリランカ料理のお店が次々に誕生する一大ムーブメントの真っ最中。
しかしスリランカ料理が大阪で受け入れられた背景には、
この店に代表される庶民派シャバシャバカレー文化が根付いていたことも忘れてはいけませんね。

さぁ、あなたも勇気を出して入ってみましょうか。

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ニューライト

昼総合点★★★☆☆ 3.5



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