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カレー細胞 -The Curry Cell-

あらゆるカレーを紹介し続けるプロジェクト。 時々、珍生物記事もアップするのでマニアは要チェック! 【禁無断転載】写真、文章を転載希望の方はコメント欄などでご連絡ください。

タミル料理、変幻自在のワンダーランド。「なんどり」-2-(荒川遊園前/尾久)

スリランカフェスティバルの興奮も冷めやらぬまま、
名古屋からのういろうさん、富山からのrikirohさん含む6名はポーク海峡を渡り、南インドへ。

「ina's indian kitchen なんどり」

「なんどり」といえば、『Hanako FOR MEN Vol.8 カレー万歳! 』の紙面で私が紹介させていただいたお店。

インド料理マニアで知らなきゃモグリといわれるinaさんによる、超絶マニアック&手加減なしのタミル料理がいただける楽園なのです。(前回の記事はこちら)


タケダワーラーこと武田尋善氏による店内。
来店したお客さんの写真や映画のポスター、チラシなども増え、さらに賑やかさを増しています。

この日はspicecherryさんの予約による「おまかせコース」。

並のインド料理店で「おまかせ」を頼んだら、サラダにタンドリーチキンにチキンティカにシークケバブにバターチキンと食べ放題ナンが出てこようものですが、「なんどり」でそれはありえない。

というか、「日本一マニアックなインド料理店」「日本中から集まったインド料理マニア集団」「おまかせコース」を頼んだら、一体どのようなことになるのか・・・・とくとご覧くださいませ(笑)


じゃん!
さてさて、この中で知っているメニューがどれくらいありますか?

ほとんどのメニュー表記がタミル語をアルファベット表記したもの。
あまりにマニアックなので、奥様のむんむんさんがカタカナを書いてくれましたよ。


一品目。
はて、バスマティ米?レモンライス?いや、違うんです。
顔を近づけてよ~く見てみましょう。

★Elumichai Sevai(エルミチャイ セヴァイ)

米粒のように見えたのは、米粉から作る麺「Sevai」を細かく切ったもの。
バスマティライスをはるかに超えるふんわり軽い食感が印象的です。
マスタードシード、ウラドダル、カレーリーフに赤唐辛子の辛さが加わり、
これとお酒だけでもいけちゃう美味さ。


★Masala Vadai(マサラワダ)

揚げたてでアツアツホクホクのワダ。
表面硬く、中に行くにつれ柔らかい食感は絶妙ですね。


ワダには二種のチャトニをつけていただきます。
手作りにこだわるこのお店、普通のお店より一手間も二手間も三手間もかけるプライドは、このチャトニにも。


★Uppu Kari(ウプ カリ)

物凄い迫力!!
ズババババッ!とカットされた羊肉に、貴重な南インドの太短い唐辛子「グンドゥチリ」がこれでもかと。
汁ッ気なしの超ドライな仕上がりで、肉の旨味、唐辛子の辛さ、ニンニクのパンチがストレートに繰り出される、
サム・ペキンパー的一品。

こりゃスゴイや。


★Murungaikai Sambar(ムルンゲッカイ サンバル)

日本では入手できない「Murungaikai」=「ドラムスティック」を用いたサンバル。
つまり普通にこれ食べようと思ったら、飛行機代がかかるわけです(笑)

「なんどり」のもうひとつの魅力はお酒。
これまたマニアックなお酒が、リーズナブルな価格でいただけちゃうんです。


ジンジャーエールなどの炭酸は、厨房で充填するというこだわりよう。
料理同様シャープな切れ味が楽しめちゃいますよ。

客によってそれぞれ異なるコースターの色。
今回は私のテーマカラー、グリーンでした。さすが!!

さて、料理の続き。

★Milagu Kuzhambu(ミラグ コロンブ)

「Milagu」とはブラックペッパー。
ブラックペッパーが異様に効いた、南インドの古式カレー「コロンブ」です。
今はなき某店の、ブラックペッパーが効いたカレーが好きでカレーに嵌った私としては嬉しい一品!

(日本ではコザンブと表記されることも多いようですが、正しい読みはコロンブ。入試に出ますよ)


★Vatral Kuzahambu(ワッタル コロンブ)

「Vatal」とは乾燥野菜とのこと。
とはいえネパールのグンドゥリュクスープなどとはまったく違って、
辛い!酸っぱい!しょっぱい!の振り幅が凄い、強烈な味。
どれくらい凄い振り幅かって・・・伊藤智仁のスライダーくらい凄い角度ですよ(わかんないか)。

これ、超絶好みの味です。


★Morocco Beans Kari(モロッコビーンズ カリ)

ここまでのメニューが超攻撃モードだっただけに、モロッコインゲンの食感とココナッツの香りが安らぎを感じさせてくれます。

つまりこれ、普通のお店ならサラダにあたる位置づけなのでしょうか?(笑)
やっぱりマニアックだなぁ。


★Takkari Rasam(タッカリ ラッサム)

「Takkari」とはトマト、つまりトマトラッサム。
一見普通のようだが、逆に「なんどり」でトマトラッサムを出すことはあまりないとのこと。
先ほどのコランブ二連発とは対照的に、スッキリゴクゴクと飲める仕上がり。
なるほど!「ラッサムは味噌汁のようなもの」とよく言われる意味がよ~くわかりました。
要は全体のバランスなのですね。

注文一人あたり3~4点ほどの普段、他のラッサムを出す意味もなんとなく。

・・・と、ゆったりした気分になりかけたその時、最後に凄いのが来ましたよ。
映画「キャリー」でいうところの、墓場から手が出てくるシーンのような盛り上がり。

★Kariveppilai Kozhi(カリベッペライ コリ)

「Kariveppilai」はカレーリーフ。
なんとこれ、貴重な生のカレーリーフを大量に用いたドライチキンカレー。
カレーリーフの香りがむわんと鼻を付く、「札束で焚き火するような贅沢さ」に包まれた一品。
これもむちゃくちゃ美味いけど、流石になかなか食べることは出来ないだろうなぁ・・・(遠い目)

〆はこの一品。

★Chai(チャイ)

ミルクたっぷり、砂糖たっぷりながら、お茶の香ばしさがしっかりしていると思ったら、
なんと茶葉は「セイロンドロップ」で仕入れているそう・・・流石です!!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

人間というものは(おおきく出た!)、まだ見ぬものに惹かれ、未だかつてない体験に感動することで脳が活性化・進化し、明日への目標を見出していくもの(カレーレビューに似合わない言葉)。

この「なんどり」は、訪問するたびそんな新鮮な驚きを与えてくれる、実に素敵なお店なんです。
インド料理の世界の底知れぬ深さ、そしてinaさんの変幻自在の引き出しに感動!!

『これはもう5をつけるしか!!』(某所から拝借)


遅くまでおもてなししてくださった、inaさん、むんむんさん、本当にありがとうございました!

●rikirohさんの記事⇒『なんどり』

●spicecherryさんの記事⇒『東京でイチバン濃いインド料理店「なんどり」@荒川区西尾久』

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なんどり

夜総合点★★★★★ 5.0


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