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関西スリラン化計画 -その2-「ロッダグループ」・・・グループ企業じゃないよ。(ドーム前千代崎/九条)
category - カレー&スパイス・大阪府
2013/
08/
11今、関西のスリランカ料理が熱い。
2011年から2013年にかけて「ロッダグループ」「ラサハラ」「デッカオ」「セイロンカリー」「カラピンチャ」など、スリランカ人経営、日本人経営ともに本格的な実力派スリランカ料理店が続々オープン。
2011年に閉店した神戸北野の名店「コートロッジ」の穴を埋めるどころか、「スリランカ料理食べるならとりあえず大阪行け」というくらいの盛り上がりを見せています。
まさに「関西スリラン化計画」!!
・・・と前口上は共通に、訪問したる二軒目はこちら。

「ロッダグループ」
知らない人の95%は勘違いするのですが、ここはグループ企業でもチェーン店でもありません。
スリランカ人のロドリゴ兄弟による、れっきとした個人店です。

店長のロドリゴ兄は元行政書士で、日本のサスペンス番組が大好き。
特に好きなのは「赤かぶ検事」シリーズだそうで、日本語をそこから学んだのだそう・・・

★ライオンスタウト
スリランカ料理には欠かせない黒ビール。
世界一美味しい黒ビールかもしれませんね。
この日は金曜日。
金曜夜はいろんな特別メニューが用意されているとのことで、メニューブックにはない品をいろいろ出していただきました。ラッキー!!

★ワデ
南インドではワダ、スリランカではワデ。
ブラックペッパーがガッツリ効いて、ガッチリした食感の男らしい「マサラワダ」です。
ビシッとしたチリチャトニもこれまたGOOD!

★ナンコツ&ズリ
要するに軟骨と砂ずり・・・なのですが、カルダモンやカラピンチャ、シナモンなどが効きまくったビシバシ仕様。
特に軟骨は歯ごたえも充分で、日本人離れした仕上がり(そりゃそうだ)が楽しめます。
そしてメインディッシュはこちら。

★ギャミラサセット ¥1200
「ギャミラサ」とは、郷土料理とか家庭料理とかそんなニュアンス。
ロドリゴ兄弟の出身地キャンディの家庭の味がワンプレートで楽しめます。
ポルサンボル、青菜サンボル、ビーツ、パパドゥ、パリップ、チキンカレーに加え、この日はマンゴーカリーがジョイント。
・・・で、これが興奮モノの美味さなんです!!
どうしても「アーユルヴェーダのカラダに優しい料理」って方向に行きがちなスリランカ料理なのですが、こちらのギャミラサは、辛い!甘い!酸っぱい!全てのベクトルが完全に振り切っている。
その刺激が脳内モルヒネを過剰に分泌させ、なんともいえない心地よさ・・・
ヘルシーといいつつ中途半端な味でモヤモヤするよりは、ここまで振り切った快感の方が健康に良いに決まってる!!
素晴らしく満足な一皿でした。
だって調理中、スパイスを炒める煙で、客もお店の人も全員むせ返っちゃうほどの強烈さですからね(笑)。
こんなの「バンブルビー」以来だ。
食後にもう一杯。

★ホワイトアラック
スリランカ焼酎アラックのクリアバージョンがあったのでトライしてみました。
爽やかな中にもアラック独特の強い香り。美味いです。
群雄割拠の関西スリランカ料理シーンの中、みな口を揃えて「とりあえずあそこは行っとけ」というだけあって、
おそろしくハイなお店。
あとで考えたら、ギャミラサに付いてたはずのミルクティーが出てなかったり、会計が意外にイッチャってたり、「ブリヤニ」を日本人にわかりやすくしようと「ナシゴレン」と呼んで余計解りにくくなっていたりと、突っ込みどころはあれこれあるのですが・・・なにせ料理が美味すぎる!!
私もこれから「大阪のスリランカ料理店、どこ行ったらいい?」と聞かれた時には、
「とりあえずあそこは行っとけ」と、言ってしまうに違いない名店なのでした。
・・・さてさてさて、次の訪問先は「ラサハラ」。
「ロッダグループ」がスリランカ兄弟のお店なら、「ラサハラ」は日本人兄弟のお店なんですよ。
乞うご期待!!
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2011年から2013年にかけて「ロッダグループ」「ラサハラ」「デッカオ」「セイロンカリー」「カラピンチャ」など、スリランカ人経営、日本人経営ともに本格的な実力派スリランカ料理店が続々オープン。
2011年に閉店した神戸北野の名店「コートロッジ」の穴を埋めるどころか、「スリランカ料理食べるならとりあえず大阪行け」というくらいの盛り上がりを見せています。
まさに「関西スリラン化計画」!!
・・・と前口上は共通に、訪問したる二軒目はこちら。

「ロッダグループ」
知らない人の95%は勘違いするのですが、ここはグループ企業でもチェーン店でもありません。
スリランカ人のロドリゴ兄弟による、れっきとした個人店です。

店長のロドリゴ兄は元行政書士で、日本のサスペンス番組が大好き。
特に好きなのは「赤かぶ検事」シリーズだそうで、日本語をそこから学んだのだそう・・・

★ライオンスタウト
スリランカ料理には欠かせない黒ビール。
世界一美味しい黒ビールかもしれませんね。
この日は金曜日。
金曜夜はいろんな特別メニューが用意されているとのことで、メニューブックにはない品をいろいろ出していただきました。ラッキー!!

★ワデ
南インドではワダ、スリランカではワデ。
ブラックペッパーがガッツリ効いて、ガッチリした食感の男らしい「マサラワダ」です。
ビシッとしたチリチャトニもこれまたGOOD!

★ナンコツ&ズリ
要するに軟骨と砂ずり・・・なのですが、カルダモンやカラピンチャ、シナモンなどが効きまくったビシバシ仕様。
特に軟骨は歯ごたえも充分で、日本人離れした仕上がり(そりゃそうだ)が楽しめます。
そしてメインディッシュはこちら。

★ギャミラサセット ¥1200
「ギャミラサ」とは、郷土料理とか家庭料理とかそんなニュアンス。
ロドリゴ兄弟の出身地キャンディの家庭の味がワンプレートで楽しめます。
ポルサンボル、青菜サンボル、ビーツ、パパドゥ、パリップ、チキンカレーに加え、この日はマンゴーカリーがジョイント。
・・・で、これが興奮モノの美味さなんです!!
どうしても「アーユルヴェーダのカラダに優しい料理」って方向に行きがちなスリランカ料理なのですが、こちらのギャミラサは、辛い!甘い!酸っぱい!全てのベクトルが完全に振り切っている。
その刺激が脳内モルヒネを過剰に分泌させ、なんともいえない心地よさ・・・
ヘルシーといいつつ中途半端な味でモヤモヤするよりは、ここまで振り切った快感の方が健康に良いに決まってる!!
素晴らしく満足な一皿でした。
だって調理中、スパイスを炒める煙で、客もお店の人も全員むせ返っちゃうほどの強烈さですからね(笑)。
こんなの「バンブルビー」以来だ。
食後にもう一杯。

★ホワイトアラック
スリランカ焼酎アラックのクリアバージョンがあったのでトライしてみました。
爽やかな中にもアラック独特の強い香り。美味いです。
群雄割拠の関西スリランカ料理シーンの中、みな口を揃えて「とりあえずあそこは行っとけ」というだけあって、
おそろしくハイなお店。
あとで考えたら、ギャミラサに付いてたはずのミルクティーが出てなかったり、会計が意外にイッチャってたり、「ブリヤニ」を日本人にわかりやすくしようと「ナシゴレン」と呼んで余計解りにくくなっていたりと、突っ込みどころはあれこれあるのですが・・・なにせ料理が美味すぎる!!
私もこれから「大阪のスリランカ料理店、どこ行ったらいい?」と聞かれた時には、
「とりあえずあそこは行っとけ」と、言ってしまうに違いない名店なのでした。
・・・さてさてさて、次の訪問先は「ラサハラ」。
「ロッダグループ」がスリランカ兄弟のお店なら、「ラサハラ」は日本人兄弟のお店なんですよ。
乞うご期待!!
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