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2013/05/01

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アットホームなH.R.ギーガーを試してみた。「タワン・タイ」(高田馬場)

category - [目白,早稲田,高田馬場]
2013/ 05/ 01
                 
高田馬場、「ノングインレイ」と並ぶ貴重なシャン族料理のお店だった「マイソンカー」が閉店後、その跡地に登場したのはタイ料理屋さん。

「タワン・タイ」

タイ料理店自体は高田馬場に何軒かあるのですが、
どれもそこそこのレベルでありながら、頭抜けたところがないというちょっと中途半端な状態。
今回のお店は果たして・・・??

レーザー光線バチバチの店内。
身内と思われるタイ人家族のリラックスした姿。そして・・・

ガッツリ王様&仏壇完備。
この雰囲気はなかなか期待できそう・・・


ドリンクメニューにはタイ語読みカタカナ表記。
アサヒ生ビールは「ビア ソット」
麦焼酎ボトルは「ショーチュー マン クゥアット」
ってな具合。
勉強になりますね。

★スパイ デン/カオ 各¥630

庶民派タイの定番ワインクーラー。
ちなみにデンは赤、カオは白ですよ。

お食事のメニューを見れば、あら!なかなか現地的。
特に内臓系メニューが充実しているのは、タイ人相手の本格派である証ですよ。

★ヤム・サイタン ¥900

豚の盲腸サラダ。
これで何匹分なんだろ・・・
コリッとした食感とナイスな辛さがたまらない一品です。


★プラーヌンオーントーッドグロップ ¥1200

タイの白身魚揚げ・・・と表記されているのですがこの魚、
アクアリウム界でいうところのコモンシート(Kryptopterus apogon)ですね!
コモンシートは最大80cmになる遊泳性ナマズの仲間で、水面近くでの採餌に適した大きな口が特徴。
同じく東南アジアに生息するパンガシウス同様、成長が早いので食用の養殖にも適していると思われます。
・・・ちなみに観賞魚として熱帯魚店で購入すると一匹5000円くらいしますよ(笑)

顔つきをよ~く見れば・・・
まさにH.R.ギーガーの描いた「ネクロノミコン」!
いや、そこから想を得た映画「エイリアン」のチェストバスターにも見えますね。
そんなグロな見た目とは裏腹に、淡白な白身の味わいは非常に家庭的。
いっぱいカルシウムとって、強い子に育とう!!


★トム・ヤム・カイ・オーン ¥1150

あら?玉子の黄身が浮かんでお月見スープかしら?
・・・いやいや違うんです。なんとこれ、鶏の卵巣スープ!
卵巣ですよ。体内から取り出したほうの。

お玉で掬えばあら驚きの具沢山。
保険の授業で見たような、人体模型パズルで組み立てたようなカタチのパーツがたっぷりぎっしり。
でもね、このスープが驚きの美味さなんです。
コリコリの部分と、肉肉しい部分、そして栗のような食感の黄色い玉部分・・・癖になります。
正体知らなくていいから、食してほしいなぁ。

カオニャオともよく合いますよ。

しかしこのアットホームな空気の中で、盲腸に卵巣にチェストバスターなんて、タイの日常はなんて魅力的なんだ!!

このギーガー的濃さとアットホームさ、ユルさ、そしてもちろん美味しさ。
新店にして私的高田馬場タイ料理No1の称号を贈らせていただきます!

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タワン・タイ

夜総合点★★★★ 4.0



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