
イガグリガニ
学名:Paralomis hystrix
最大長:甲長約15cm
原産地:東京湾~土佐湾、ニュージーランド 水深300~600mの深海
名前の由来は・・・いうまでもないですね。
全身を覆うトゲ、まさにイガグリです。
カニという名がついてはいますが、
タラバガニなどと同様ヤドカリに近い仲間。
外見上ハサミ脚と歩脚で4対8本しか見えないのがポイントです。

タラバガニ科だけあって食べると美味なようですが、
実際にはあまり食用とされていません。
何故かって?
理由は簡単。

タラバガニを食べるように殻を手でバキッと割るところを想像してみてください。
殻が割れる前に自分の手が血まみれです・・・

小さな目がチャーミング。
オレンジの色彩は明るいところでは派手ですが、
暗い海の中では目立たなくなります。
深海生物に赤やオレンジが多いのはそのせい。

いっぱいいると、なんだかハムスターのようです。
結構可愛い。
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