彼の経営する「炭火焼肉たむら」はその後レトルトを展開したり精力的にビジネス展開しているわけですが、
ここ新大阪駅の新幹線構内にも2011年、系列のカレー屋さんが誕生しました。

「炭火焼肉たむらのお肉が入ったカレー屋さん 大阪のれんめぐり店」
「道頓堀くくる」など、大阪を代表する飲食店が複数入ったフードコート内にあります。
カウンター席によるイートインと、テイクアウトという業態で、文字通り「たむら」の肉を用いたカレー屋さんです。
(ちなみに「炭火焼肉たむら」本店ではカレーの提供はないそうです)
注文してから50秒ほどで受け取ったカレーはこちら。

焼肉カレー ¥900
ねぎトッピング ¥100
しめて1000円。
まぁ、駅弁と思えば・・・
しかし、フタに赤いシールで書かれている注意書きを見てビックリ!!
「新幹線車内および駅構内でのお召し上がりはご遠慮願います。」
「空き容器は店内のくずもの入れにお捨て願います。」
・・・ありえへん(笑)
そもそもお店自体が駅構内やし、そこでテイクアウトするっていったらほとんどが新幹線内での食事を想定してのはず。
テイクアウト容器自体揺れてもこぼれないような構造になっているしねぇ。
実際、駅でも車内でも食えないってなったら、受け取ったこれどうすんねん?
しかもテイクアウトなのに容器を店内の屑物入れに捨てよとは・・・食ったら戻って来いってことかしらん?
この注意書き守るとしたら、
1.新幹線駅構内でカレーを購入、テイクアウト。
2.いったん改札を出る。
3.どこか場所を見つけて食べる。
4.再び新幹線駅構内に入る(必要なら切符を再購入)。
5.お店に戻り、容器を捨てる。
6.新幹線に乗る。
・・・うわぁ、駅構内にお店がある意味自体まったくねぇよ~!!!
これって、たむけんの突っ込み待ちギャグ?
まあ実際には、車内でカレーの匂いがどうとかトラブった時用のクレーム対策なんでしょうけど、
図らずともルールを犯さねばならない罪悪感を感じさせられます。
さて、カレー自体はこんな感じ。
やっぱりねぎトッピングするとグンと大阪色が強まっていいですね。
カレールゥは松屋にちょっと近い感じの美味しいもの。
肝心のお肉の質は、吉野家や松屋には及ばない・・・といった感じではありますが、
新幹線車内で焼肉カレーをいただけるというプレミアム感を考えれば、まぁ許容範囲でしょう。
・・・おっと、今のは聞かなかったことに(笑)
駅弁の選択肢と考えれば、悪くはないですよ。
わざわざ改札を出て食べて、切符を再購入する手間をかけてまで・・・といえばそりゃ無いよ、ですが。
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炭火焼肉たむらのお肉が入ったカレー屋さん (カレー / 新大阪駅、東淀川駅、西中島南方駅)
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