道中呻きながら転がるホームレスの群れ。
ここは日本のアジア、いや、これこそアジアの中の日本の真の姿。
さて、ゆるりと到着。
「シヤー・トムヤムクン・ポーチャナー」
「さぁ、友山君! 放置な!」
・・・友山君って誰だ?
飾り過ぎず、淋しすぎずな店内。
モニター越しに光る草間彌生の眼。
カウンター越しに響くシェフの陽気な声。
メニューをみれば、うむ、やるな。
雷魚に鯰にティラピアに、タカテンつまりバッタまで。
リオ ¥600
メニューにリオと書いてあったので、リオといったらレオと聞きかえされ。
冷た過ぎずが本場風。
ガイヤーン ¥980
焼き上がりは柔らかめ。
兎に角タレがこりゃ凄い。
最強クラスのガイヤーンタレだと即認定。
ゲーン・バー ヌア ¥1050
カオ ニャオ ¥350
並みいる候補を押しのけて、やはり頼んじまった、この料理。
ゲーンパー改めゲーン・バーなこのお店。
ココナッツミルク使わぬストレートな辛さに、今日も快感ノックアウト。
いや、まてよ。
こちらも並のゲーンパーじゃないぞ。
ゴボウに見えてゴボウじゃないこの御坊はクラチャイ(白ウコン)ではないか。
バジルは正しくホーラパー。
キノコはフクロタケでもシメジでもなく、オーリンギーつまりエリンギ使用。
中々ないぞこの仕様。
これはツボだ。
トムヤムクンだけに壺だ。
ねぇ、友山君。
ねぇ、友山君!!
聞いているのか?
↓一日一回。クリックはこちら




シヤー・トムヤムクン・ポーチャナー (タイ料理 / 京成上野駅、上野駅、上野御徒町駅)
夜総合点★★★★☆ 4.0
- 関連記事
-
- 地下街の小さな宝箱。「ベトナム料理ビストロ オーセンティック」(浅草) (2013/02/17)
- 亜細亜の友山君へ。「シヤー・トムヤムクン・ポーチャナー」(上野) (2012/09/30)
- アメ横ガード下インド料理。「アーグラー」(御徒町/上野) (2012/08/31)