よくこんなところに店を出したものです。
「南印度ダイニング 川口店」
中野の一号店、武蔵新田の二号店(こちら現在は「ポンディバワン」と改名し独自路線を進んでいます)に次ぐ、
三番目の南印度ダイニングです。
2011年10月のオープン直後は評判もまちまち。
あえて遠征する必要もないかな~と正直思っていたのですが、
最近オペレーションが安定してきたという話が聞こえ始めたため、今回思い切って訪問することに。
店内は薄暗く素朴で、まさにインドの街場の食堂といった感じ。
こういう雰囲気に慣れていない人はドキドキするかも。
チャクラビール ¥600
大好きなチェコ産インドビール。
暑い日に最適な喉越しなのですが、置いてある店自体少ないんです。
パパドとバナナチップスがついて来てお得感たっぷり。
ワダ ¥280
南インド料理のスターターといえばやっぱりこれ、マサラワダです。
スパイス量が多くザクザク感たっぷり。
これは良いですね。
サンバル ¥650
うわぁ、素敵な器!
・・・で、食べてビックリ。なんですか?この完成度は!?
酸味、辛さのどちらも強め。
作りたてのスパイス香が素晴らしく、ナスの香りも活きていて、極上の仕上がりとなっています。
これは大当たり!!
レモンライス ¥500
料理が到着するや否や香りたつレモンの香り。
で、スプーンを入れてまたビックリ!
バスマティ使用で、まるで羽毛ぶとんのようにフワフワな炊き上がり。
ウラド豆のザクザク感にカレーリーフの香り、単品でも充分楽しめる満足度の高い一品!
これまた大当たり!!
お店の奥には中野店のダスさんの奥様・・・つまりムットさんの妹さんの姿。
そして接客も担当するシェフの名前はアヤパンさん・・・ん?何処で聞いたことが・・・??
やっぱりそうでした。
日比谷シャンテ地下「おいしいカレー工房ひつじや」のシェフだった彼。
もちろん「ひつじや」元店長で現練馬「ケララバワン」の店長サッシーさん、シェフのラジューさん、
中野のダスさんに武蔵新田のアントニー、そして新宿「ムット」のムットさん・・・
南インド料理ファミリーの絆は深く固いのでした。
食後にはデザートのサービス。
林檎のムースといった感じのデザート。
アヤパンさんによれば、インドではこの手のデザートも「ジェリー」と呼んだりするのだそう。
他の北インド系料理はいざ知らず、
今回注文したような南インド料理に限って言えば、東京の並み居る名店と比べても全くひけをとらないレベル。
予想をよい意味で裏切る満足度でした。
遠くからはなかなか通いにくい場所ですが、埼玉近辺の皆様にはこの新たな名店を是非是非盛り上げていただきたい!
そう切に願うわけです。
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南印度ダイニング 川口店 (インド料理 / 東浦和駅)
昼総合点★★★★☆ 4.5
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