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カレー細胞 -The Curry Cell-

あらゆるカレーを紹介し続けるプロジェクト。 時々、珍生物記事もアップするのでマニアは要チェック! 【禁無断転載】写真、文章を転載希望の方はコメント欄などでご連絡ください。

スパイスを、愉しみ尽くす。「スパイスレストラン ぶはら」(摂津本山)

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「スパイスレストラン ぶはら」

大手スパイス会社の社長だった松山氏が独立し、神戸北野にスパイス料理店を開いたのがこの店の始まり。
震災後、摂津本山へと場所を移し、現在は息子さんがお店を継いでいます。

インドだけでなく、シルクロード全般のスパイス料理を楽しめる稀有なレストランとして名を馳せているお店ですが、
個人的にはまぁ色々ありまして・・・

●初訪問時
事前に「ランチ何時までに伺えばよいですか?」と電話し、
「14時です」と聞いていたので重いトランクを引きずりながら13:50にお店に到着。
ところが「もうお店は閉めました。」との言葉。
「事前に電話した者ですが」「東京から来たのですが」と伝えたのですが、「もう閉めました」とドアをバタリ・・・

●二回目
正直、お昼かなり腹が立ったのですが、やはり訪問しておきたいと思いなおし、4時間ほど時間を潰してディナーに再訪。
今度は開いています。
お店の扉を開けると、奥のテーブルで8名ほどのパーティーが行われている模様。
店主が厨房からテーブル席へと料理を運ぶ際、入り口ドアの前を通るので、「こんばんは」と声掛け。
しかし店主、私の50cmほど前を左から右へと素通り。
「あぁ、今忙しいんだな」とこちらもちょっと待ちます。
様子を見計らって「すみません・・・」と声をかけるものの店主は50cm手前を右から左、左から右へと素通り・・・
いや、このシカトっぷりは尋常ではないぞ・・・・と、正直食事する気が失せ、お店をあとにしたのでした・・・・


ということで、「いくら料理が美味しくても、これはアカンだろ・・・」と、一生訪問しない気でいたのですが・・・

やはり時間が経つと言ってみたくなるんですよね、評判の料理を食べとかにゃアカンぞ、と。

で、今度はしっかり予約しての訪問です。


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お店の入り口にはスパイスのディスプレイ。
前2回はこれ眺めただけで終わったんだよな・・・と感慨ひとしお。

今回はちゃんと入店できました。
それだけで感涙モノです。



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まず驚いたのが店内至るところにあるインテリア。
世界中から集めたと思われるスパイス関連の調理器具、収納などが本当に見事。


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スパイス資料館さながらです。

ちなみにこのお店、「ぶはらハーブ園」という農園を所有しており、
そこで無農薬栽培したハーブを料理に使っているのだそう。
流石の本気ですね。



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★サフラン酒 ソーダ割 ¥1050

ちょっと値は張りますが、このお酒は凄い。
サフランの香りが凄いんです。
流石、スパイスを極めたお店!!!



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★チキンサモサ ¥630

普通のインド料理店のサモサとは違います。
中華の揚げ餃子のような皮のパリッと感に、チュニジアのプリックのような具の軟らかさ、
それでいてしっかりカルダモンなどのスパイスが効いているという・・・
これは食べておいて損の無い逸品ですね。
トマトチャトニとミントチャトニがついてきます。



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★仔羊の串焼き ¥2320

これまた溜息が出るようなビジュアル。
トマトの大きさを見ればわかるように、かなりの大きさです。
中東あたりのイメージでしょうか。

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見てください、この肉質。
まるで高級ステーキ。
肉にうるさい神戸のお客さん達もこれなら満足できるでしょう。



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スパイスレストランならではの愉しみ。
テーブルにはホールスパイス各種とすり鉢が。
好みのスパイスを好きなように調合して挽き、料理にかけることができるんです。


photo:10
これは実に楽しいですね~!!!
羊の串焼きにいろいろかけて楽しみつくしましたよ。

もちろん、カレーもあります。
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★若鶏のムルギーカリー ¥1350

ムルギー=若鶏では?というツッコミはさておき。
銅製の鍋での提供が旅情をそそって秀逸ですね。

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タマネギとヒヨコ豆の甘み、オクラのトロトロ感に加え、青唐辛子の辛さが立体的な味わいを醸し出しています。
スパイスの香りが良いのはもちろん、肉などの食材も確実に良いものを使っていますね。

ライスは「本物の」サフランライス。その香りが素晴らしいのは言うまでもなく。

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食後にはチャイ。
どうです、この贅沢なシナモン使い。

まさにスパイスを愉しみつくすためのお店。
見目麗しく美味しい料理の数々は、その評判も納得な仕上がりでした。

一方接客はといえば・・・この日はとっても頑張ってくれていました。
スパイスに対する真剣さも感じました。
ただよくわかったのですが・・・ちょっとコミュニケーションが不器用なのですね。
以前あったようなことも、全く悪気はなかったのだと、この日強く感じました。

他の方の記事などを見ていても時折、その辺りのネガが書かれていたりするのですが、
先代が築いた名声に応えるべく、不器用ながらも必死で頑張っている二代目、
そのイッパイイッパイながらも懸命な姿を、温かく見守る姿勢がこちらには必要なのでしょう。

いずれにせよ、幾多のスパイス料理店がある神戸の中でも異彩を放つこのお店、
とても貴重な場所であることに間違いはなさそうです。

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ぶはら (アジア・エスニック料理(その他) / 摂津本山駅岡本駅

夜総合点★★★★ 4.1


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